Tomorrow 陽はまたのぼる

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Tomorrow 陽はまたのぼる

医者を諦めた男と赤字30億円の市民病院に勤める看護師が、医療崩壊に立ち向かう姿を描いたヒューマンドラマ。主人公の外科医役に竹野内豊、看護師役を菅野美穂が演じる。

『Tomorrow 陽はまたのぼる』の動画一覧

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本編

#1 医療は人か金か!?

#1 医療は人か金か!?

  • 60分 
  • 2日間 330 pt 〜

森山航平(竹野内豊)は8年前に医師を辞め、今は西山室市という地方都市の役所の職員として働いている。面倒な仕事でも嫌がらずに対処する航平は街の人からの信頼も厚い。しかし、彼は心に傷を抱えていた。過去を封印したいあまりに、肝心なところで誰にも心を許せない人間になっていた。そんなある日、航平は妊婦の安田涼子(大沢あかね)が苦しんでいるところに出くわし、今まで避けていた病院に足を踏み入れることになる。その市民病院は30億円にもなる赤字を抱え、今にも倒産しそうな状態だった。当然、常勤の産婦人科医はおらず、他の病院へ行くようにと追い返される。一番近い病院までは1時間以上。看護師・田中愛子(菅野美穂)は何とか受け入れるようにと医師に願い出る。すると突然、「私が診るわ」と、遠藤紗綾(緒川たまき)が現れる。彼女は、市の「病院再建プロジェクト」の中核を担うべくこの病院に派遣されてきた凄腕の脳外科医。彼女は「命はお金で買うもの」という考えの持ち主で、今までいくつもの病院を再建してきたらしく…。その夜、漁港で行われた七夕祭りで爆発事故が発生。事故に巻き込まれた人々が次々と市民病院に運ばれてくるが…。
#2 命を金で買うとき

#2 命を金で買うとき

  • 46分 
  • 2日間 330 pt 〜

赤字を抱えた西山室市民病院を建て直すために動き出した“病院再建プロジェクト”。その中心となる紗綾(緒川たまき)は、利益の上がらない診療科を閉鎖し、セレブ専用の専門病院にしようと計画を立てる。納得できない愛子(菅野美穂)は紗綾に詰め寄るが、紗綾はそれを全く聞こうとしない。一方、航平(竹野内豊)も自分には関係ないといった様子で背を向けてしまう。そんなある日、帰省で戻っていた愛子の妹・七海(黒川智花)の脳に破裂する危険性のある動静脈奇形があることがわかる。「死にたくない」と不安になる七海を絶対に助けようと決意する愛子は、脳外科医のエキスパートである紗綾に専門病院を紹介して欲しいと願う。しかし、紹介された病院は愛子が嫌う「セレブ病院」だった。その後、複雑な気持ちを抱えたまま帰宅する愛子。するとそこには倒れている七海の姿があった…!
#3 暴かれた医療ミス‐そして、親子の絆

#3 暴かれた医療ミス‐そして、親子の絆

  • 46分 
  • 2日間 330 pt 〜

再び医師として市民病院の再建を手伝う決意をした航平(竹野内豊)。しかし、航平には医療ミスを犯した過去があることが蓮見洋治(陣内孝則)の調べで判明する。そんな中、航平は紗綾(緒川たまき)から新設する透析センターの担当になるよう告げられる。他にも別の診療科が必要な病院であるにも関わらず、儲かるという理由だけで透析センターが新設されることに、愛子(菅野美穂)は納得できないでいた。数日経ったある日、透析センターに航平が以前商店街で出会った村上伸介(ベンガル)という男がやってくる。検査の結果、村上の腎臓は透析に耐えられないほどボロボロの状態であることがわかる。残された最良の治療は血縁者からの腎移植しかないことを告げる航平。これを拒否する村上だが、何としてでも助けたいと思う愛子は、村上の息子だという真一(塩谷瞬)のもとを訪れる。しかし母親を捨て、家を出て行った村上のことが許せない真一は、それを全く聞き入れようとはしなかった。その後、ある事を知った航平は、真一に1枚のレントゲン写真を見せる。そこにはこれまで真一が知らなかった「ある事実」が隠されていた…。
#4 加害者と被害者‐人生最期の病院

#4 加害者と被害者‐人生最期の病院

  • 46分 
  • 2日間 330 pt 〜

紗綾(緒川たまき)の調べにより、航平(竹野内豊)が医療ミスによって死なせてしまったのは、愛子(菅野美穂)の母親であったことが明らかになる。そのことを愛子に言えない航平は、それを意識するあまり愛子の顔をまともに見ることが出来ないでいた。そんな中、金にならない長期入院患者を全員退院させると紗綾が言い出した。その中には、夫を亡くし他に介護してくれる家族のいない河原のぶ子(佐々木すみ江)も含まれていた。そんなある日、絶対に退院しないと言っていたのぶ子が突然退院すると言い出す。のぶ子は同じ長期入院患者で退院させられそうな小学生・マコト(沢木ルカ)の代わりに「自分が出ていくからマコトは病院にいさせてくれ」と紗綾に頼んでいたのだ。それを知り、心配する愛子はのぶ子の家に電話をしてみるが…。
#5 涙の告白‐医療ミスに封印された笑顔

#5 涙の告白‐医療ミスに封印された笑顔

  • 46分 
  • 2日間 330 pt 〜

ある日、紗綾(緒川たまき)がスカウトしたという脳外科医、安達裕也(袴田吉彦)が市民病院にやってくる。病院再建のためにやってきたという安達は、かつて同じ病院にいた航平(竹野内豊)の同僚であった。久し振りの再会に昔を懐かしむ2人。しかし、航平が知っている安達の面影はなくなってしまっていた。後日、愛子(菅野美穂)は病院で航平が医療ミスにより患者を死なせたという噂を耳にする。何と噂を流していたのは安達であった…。噂はすぐに病院に広がり、患者たちの間に不安の様子が浮かび始める。そのことを知った蓮見(陣内孝則)は、今病院の評判を下げる訳にはいかないと航平に病院を辞めて欲しいと告げる。それを聞き入れた航平は、病院を辞める決意をする。一方、安達もずっと隠していた右手の震えが止まらない症状を抱えていることを病院に知られてしまう。治療方法が不明な上、メスを握ることができないという医師にとっては致命的なものであった。そんなある日、航平は安達と愛子の目の前で大怪我を負ってしまう。航平は「お前がオペをしてくれ」と安達に頼むが…。
#6 訴えられた病院‐モンスターペイシェントの真実

#6 訴えられた病院‐モンスターペイシェントの真実

  • 46分 
  • 2日間 330 pt 〜

医師や看護師などが精神的に疲れ果て、病院から去ってしまうなどして医療崩壊の一因となっているモンスターペイシェント。ある日、市民病院にやってきた小説家・二階堂志保(杉田かおる)もその1人だった。初期の癌が見つかり、手術を受けることになっている志保は「こっちは客なんだからもっとサービスしろ」と言わんばかりに愛子(菅野美穂)のことをいいように使い、困らせていた。そして手術の日、志保の開腹をした航平(竹野内豊)の手が止まる。すでに癌は転移していて手遅れの状態になっていたのだ。血縁者がいない志保に、直接告知する航平。その航平から余命3ヵ月であることを聞いた志保は唖然となる。その日から、以前に増して愛子にきつく当たる志保。生きる気力を無くし、自分の人生はムダだったという志保の言葉に愛子は複雑な気持ちになる。そこで航平は志保に優しく声を掛けるのだが…。そんなある日、志保の容態が急変し、意識不明の状態になってしまう。その後の調べで、愛子の言葉を聞き間違えた加藤圭太(永田彬)が点滴の量を間違うという医療ミスを犯していたことが判明し…。
#7 見捨てられた患者‐涙の訳

#7 見捨てられた患者‐涙の訳

  • 46分 
  • 2日間 330 pt 〜

小児科や産婦人科の閉鎖、ついには医師不足による医療ミスまで引き起こし、もはや市民病院再建は絶望的かと思われた。そんな中、紗綾(緒川たまき)による“病院再建プロジェクト”は着々と動き出す。ある日、紗綾は病院に集まる航平(竹野内豊)たちに脳外科医・島谷哲(神尾佑)を紹介する。紗綾は島谷に、一般外来を閉鎖した後、新たにオープンする専門病院の中心になってもらおうと考えていた。さらに医師以外のスタッフの給料を3割カットするという紗綾。そんな紗綾の考えに愛子(菅野美穂)ら看護師たちは納得できるはずがなかった。紗綾とは違うやり方で何とか病院を建て直そうとする航平は、事務長の仙道郁夫(岸部一徳)と共に医師集めを始める。航平は紗綾の作るセレブ専用病棟の他に、市民のために一般病棟も作ろうと考えていた。そんな中、紗綾のもとに、母親の容態が急変したという連絡が入る。急いで病院へ向かおうとする紗綾は階段から転落してしまう。意識を失い、ぐったりとしている紗綾を病院へ搬送しようとする航平だが、救急は受けないと決めた紗綾がこれまで患者を見殺しにしてきたことに不満を募らせる看護師たちは紗綾を受け入れようとせず…。
#8 看護師長、倒れる!!‐女の幸せは、結婚?仕事?

#8 看護師長、倒れる!!‐女の幸せは、結婚?仕事?

  • 46分 
  • 2日間 330 pt 〜

病院再建に向け医師集めに必死の航平(竹野内豊)。一方、紗綾(緒川たまき)によるプロジェクトはさらにエスカレートし、ついにはスタッフをリストラするとまで言い出す。ただでさえ人手不足で困っている市民病院でリストラしようとする紗綾の考えを愛子(菅野美穂)は全く理解できないでいた。そんな中、看護師たちの間で看護師長・原田和子(エド・はるみ)がプロポーズされたという噂が流れる。その相手とは入院患者の小倉(光石研)であった。突然の結婚の噂に周囲が羨む中、和子は下腹部の痛みに襲われる。検査の結果、痛みの原因は子宮筋腫であることが判明。その症状から、子宮の全摘出が必要になる可能性が高いという内科医・片岡庸一(田中実)の言葉に和子は複雑な気持ちになる。後日、小倉からプロポーズされたことを航平に明かす和子だが、子宮の全摘出手術をすることで子供を産めなくなってしまう和子は、子供が好きだという小倉のことを気遣って結婚を諦めたという。そんな和子の気持ちを悟った航平は、子宮を残す方法はないかと必死に探し始めるのだが…。
#9 妻の死と病院閉鎖‐大切な人からの手紙

#9 妻の死と病院閉鎖‐大切な人からの手紙

  • 46分 
  • 2日間 330 pt 〜

ある日、仙道(岸部一徳)の妻で開業医の昌江(水沢アキ)が病院を訪れる。これまで多くの患者に市民病院を紹介してきた昌江は、病院が一般外来を閉鎖しセレブ病院になってしまうことに複雑な気持ちでいると航平(竹野内豊)に話す。そんな中、院内の機材を見回っていた昌江が脳幹出血を起こして倒れてしまう。懸命に処置をする航平と愛子(菅野美穂)だが、昌江の意識は戻らずこのままでは植物状態になる可能性があるという紗綾(緒川たまき)。一方、仙道は、もしもの時は延命処置をしないで欲しいと願っていた昌江を思い、人工呼吸器をつけることに戸惑っていた。しかし、自発呼吸が弱くなり、やむなく昌江に人工呼吸器をつけることを決意する。昌江の気持ちを無視した自分勝手な行動に自分を責める仙道は、これまで読むことが出来なかった昌江のリビング・ウィル(自分がどんな風に「死」を迎えたいかを伝える遺言書)に目を通す。そこに綴られた思いもよらない言葉に、仙道はある決意をする…。さらに、病院再建が不可能となった紗綾が突然病院を辞めると言い出す。しかしそこには母親に対する思いが隠されていて…。
#10 死ぬな!病院…!!‐救う絆、そして闘う絆

#10 死ぬな!病院…!!‐救う絆、そして闘う絆

  • 46分 
  • 2日間 330 pt 〜

市民病院が閉鎖されてしまい、病院で働いていた仲間たちがそれぞれ別々の道を歩き始める中、諦めきれない航平(竹野内豊)と愛子(菅野美穂)は、再び市民病院を建て直すことを誓い動き出す。病院閉鎖の異議を申し立てようとする航平。市民から病院閉鎖反対の署名を集めようとする愛子。しかし蓮見(陣内孝則)の根回しで市民の関心はリゾート開発に向かっており、思うようにはいかなかった。そんな中、リゾート開発のイベント会場で大事故が起こる。そこには署名を集めていた愛子の姿もあった。そこかしこに人や物が倒れているその惨劇に呆然となる愛子。その後、必死に怪我人の応急処置をする愛子は、その中から意識を失っている蓮見の娘・唯(稲垣鈴夏)の姿を見つける。急いで航平に連絡を取り、閉鎖された病院へ運ぶ愛子。処置を終え処置室から出てくると、そこにはあふれんばかりの怪我人の姿があった。必死に処置をする2人。しかし突然愛子がうずくまってしまう。愛子自身も事故に巻き込まれ、内臓破裂の重傷を負っていたのだ。人手がなくなり、もはやこれまでかと思われたその時…。

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