JIN -仁- 完結編
各賞総なめの大ヒット作ついに完結！主演の大沢たかおや綾瀬はるか、内野聖陽に加え、佐藤隆太や市村正親ら新キャスト登場。仁は現代に戻れるのか？全ての謎が明らかに！
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時空を超えた愛と命の物語～ 歴史の針が今、再び動き出す…人は人でしか救えない / 未来との選択 / さらば愛しき人 / 江戸から消える / 消えた体の謎 / 坂本龍馬の闇 / 永遠の愛と別れ / 歴史に逆う命の誕生… / 坂本龍馬、暗殺 / タイムスリップの結末… / 完結～時空の果て…150年の愛と命の物語が起こす奇跡のタイムスリップの結末
本編
第一話 時空を超えた愛と命の物語～ 歴史の針が今、再び動き出す…人は人でしか救えない
- 107分
2日間 330 pt 〜
時を超え、南方仁（大沢たかお）が幕末の江戸時代に迷い込んでから２年ほど経ったある日。落ち込む橘咲（綾瀬はるか）の様子が気になり、咲の実家を訪ねた仁は、咲の兄・橘恭太郎（小出恵介）から、母・栄（麻生祐未）が脚気であることを明かされる。栄の身を心配する咲だったが、縁談を破断にした咲を未だに許していない栄は、咲が橘家の敷居を跨ぐことさえ認めずに追い返してしまったというのだ。何とかして栄を助けたい仁は、甘いものが好物だという栄のため、“あるお菓子”を作って脚気治療を行おうとするが…。そんなある日、仁に助けを求め、京から坂本龍馬（内野聖陽）がやって来る。勝海舟（小日向文世）の師である佐久間象山（市村正親）が何者かに襲われ、瀕死の状態に陥っているというのだ。時代に影響を与えている重要な人物を助けることで「歴史を大きく変えてしまうのではないか」と悩みつつ、京都入りして象山の治療にあたった仁。そして、なんとか一命を取り止め意識を取り戻した象山の口から、驚きの言葉が…！その後、京都に留まり、長州と薩摩の戦いによって怪我をした人々の治療に専念する仁は、突然現れた新選組によって連れ去られてしまう。仁が連れて来られたのは、薩摩藩邸にいる西郷隆盛（藤本隆宏）の元だった。西郷は、今すぐ手術をしなければ、命の危険にかかわるほどの虫垂炎を患っており…。
第二話 未来との選択
- 47分
2日間 330 pt 〜
南方仁（大沢たかお）の考案した脚気に効く菓子・安道名津〈あんドーナツ〉が江戸で評判となったある日のこと。仁（大沢たかお）は、奥医師でもある西洋医学所の松本良順（奥田達士）から、脚気の疑いがある皇女和宮（黒川智花）に安道名津を献上してほしいと頼まれる。安道名津が献上品として認められれば、仁友堂の名も広がり潤うのではと橘咲（綾瀬はるか）たちは大喜び。しかし、仁は献上して和宮を助けることで、再び歴史を変えてしまうことに躊躇し、ひとり思い悩んでいた。そんな時、長屋を追い出され、職を探している野風（中谷美紀）と再会した仁は、野風を気遣い仁友堂で働く事を勧める。野風を思う仁の気持ちを知りながら、仁を慕い、経営難の仁友堂を自分の着物を売ってまで切り盛りしている咲も、快く野風を招き入れる。そんな咲の思いに気づかない仁は、経営難を回避すれば野風が仁友堂に長くいられると思い、安道名津を献上する事に。後日、和宮のもとを訪れる仁と咲。和宮が安道名津を美味しそうに食べる様子を見てホッとするが、それも束の間、和宮が突然倒れてしまい…！？
第三話 さらば愛しき人
- 47分
2日間 330 pt 〜
南方仁（大沢たかお）と咲（綾瀬はるか）は、皇女和宮（黒川智花）に献上した安道名津〈あんドーナツ〉に砒素を盛った疑いを掛けられ、毒殺未遂の容疑で牢屋敷に入れられてしまう。そこで仁は牢名主（宇梶剛士）とその手下たちから執拗な仕打ちを受けることに。そして、次に仁を待ち受けていたのは役人たちからの厳しい拷問であった。天の裁きが下ったのだと、ついに死を覚悟する仁だったが…。そんな中、勝海舟（小日向文世）、坂本龍馬（内野聖陽）、橘恭太郎（小出恵介）は、新門辰五郎（中村敦夫）の協力を仰ぎ、仁を助け出そうと幕府に働きかけていた。さらに、仁の逮捕を知らされた仁友堂の面々も大混乱。こうなったのは全て医学館のせいと考える佐分利祐輔（桐谷健太）は、医学館出身の福田玄孝（佐藤二朗）を責め立てる。そんな福田は、今回の件について御調べを任されている医学館の督事・多紀玄えん（相島一之）に、もう一度公正な調査をするように懇願する。しかし、そんな人々の願いも届かず死罪が決まった仁は、奉行所に送られてしまい…。
第四話 江戸から消える
- 51分
2日間 330 pt 〜
時は経ち、薩摩藩預かりの身となった坂本龍馬（内野聖陽）は、仲間と共に「亀山社中」という海運商社を立ち上げる。さらに、同じく土佐の脱藩浪人で、長州藩の預かりとなっている中岡慎太郎（市川亀治郎）と出会い、意気投合。２人で長州と薩摩の和解を目指し、奔走していた。そんなある日、ペニシリンの粉末化を模索している仁（大沢たかお）の元へ、多紀玄えん（相島一之）がやって来る。幕府筋からの依頼で、川越藩主の妻・恵姫（緒川たまき）のコブを治療してほしいと言うのだ。その依頼を引き受けることにした仁は、橘咲（綾瀬はるか）と川越へ向かう。その道中、仁は立ち寄った宿で、お初（畠山彩奈）という少女に出会う。仁はお初と触れ合った瞬間、電気が走ったような不思議な感覚を覚え…。その後、川越藩に到着し早速コブの治療にかかろうとする仁に、恵姫は「治療は無用」と拒絶されてしまう。咲の説得もあり、何とか診察を受け入れてもらえた仁。診察の結果、恵姫のコブは良性のもので手術で取り除くことができると判明。しかし、貧血の気がある恵姫の手術には失血死の可能性があり…。
第五話 消えた体の謎
- 47分
2日間 330 pt 〜
折り紙で遊んでいる最中に、転んで大怪我を負ってしまった少女・お初（畠山彩奈）の治療に、橘咲（綾瀬はるか）とともに取り掛かる南方仁（大沢たかお）。だが、どうしたことか身体が消え始めて…！？後日、仁友堂に澤村田之助（吉沢悠）が兄弟子・坂東吉十郎（吹越満）のことで相談にやってくる。吉十郎は、「レイノー症候群」に冒されていて、手と足の指は潰瘍化。延命するには手足を切断しなければならない状態に陥っていた。しかし、最後にもう一度だけ舞台に立って芝居がしたいと願う吉十郎は、寝たきりの状態からひと月ほどで動けるようにしてほしいと仁に頼む。命をかけて舞台に立とうとする吉十郎の強い思いに突き動かされた仁は…。
第六話 坂本龍馬の闇
- 52分
2日間 330 pt 〜
南方仁（大沢たかお）はペニシリンの普及のために長崎に来ていた。さらに、もう一つの目的であった坂本龍馬（内野聖陽）との再会も果たす。実は、龍馬に会い、暗殺の事を伝えようと決心していたのだ。しかし、久しぶりに会った龍馬は仁の知っている龍馬ではなかった。龍馬はイギリス商人から武器を手に入れ、幕府と戦争をする長州に武器を売り金儲けをしていたのだ。複雑な気持ちのまま、龍馬と共に長州を訪れる仁。そこで目にしたのは、龍馬が売ったと思われる銃で傷を負った幕府軍の大量の死傷者の姿だった。それを冷ややかに見ている龍馬に仁は、新しく良い国を作るには戦争しかないのかと問い詰める。すると龍馬は、この国を思うからこそ、この戦争は必要だと言い放つ。仁は龍馬の考えを理解することが出来なかった。着々と近づく龍馬への闇。果たして、仁は道に迷う龍馬を救う事が出来るのか！？
第七話 永遠の愛と別れ
- 47分
2日間 330 pt 〜
坂本龍馬（内野聖陽）と気持ちがすれ違ったまま長崎から江戸・仁友堂に戻った南方仁（大沢たかお）。そこには帰還を喜ぶ仁友堂の面々が。「自分には仲間がいる」仁はその光景に心を癒されるのだった。その頃、龍馬の事を探るよう上役（中原丈雄）から命じられた橘恭太郎（小出恵介）は、度々仁友堂を訪れていた。そんな恭太郎の動きを不審に感じた橘咲（綾瀬はるか）は、龍馬についてあまり恭太郎へ話さぬよう仁に忠告する。そんな時、野風（中谷美紀）から仁と咲宛ての文が届く。そこにはフランス人・ルロン（ジャン・ルイ・バージュ）と正式に国際結婚できることが決まり、２人に婚礼に来てほしいという旨が記されていた。かくして横浜にやって来た仁と咲だが、そこで仁は、野風から診てもらいたい病人がいると告げられる。しかし、どこを見回しても患者の姿はない。戸惑う仁を尻目に野風が着物を脱ぎ始め…！？
第八話 歴史に逆う命の誕生…
- 47分
2日間 330 pt 〜
１８６７年（慶応３年）秋。天皇に政権を戻す、いわゆる「大政奉還」の実現に向け、坂本龍馬（内野聖陽）は日々奔走していた。暗殺の期日が着々と近づいていることも知らずに…。一方、南方仁（大沢たかお）はそんな龍馬のことを気にかけつつも、癌の転移を抱えながらの出産を控えた野風（中谷美紀）を心配していた。橘咲（綾瀬はるか）も、仁友堂でお産をする野風のため、産婆のもとへ足を運び、少しでも出産の手助けが出来るよう努めていた。そんなある日、野風のお腹の子が逆子とわかり、そのまま産むには危険な状態だと判明。仁友堂の面々は整胎術やお灸で逆子を戻そうと試みるが、突然陣痛が来てお産が始まってしまう。もう残された道は帝王切開しかない。しかし、全身麻酔では胎児に悪影響が出てしまう。母子共に危険な状況を見かねた仁は、ある決断をする…。
第九話 坂本龍馬、暗殺
- 47分
2日間 330 pt 〜
この国を生まれ変わらせようとした坂本龍馬（内野聖陽）の悲願であった「大政奉還」が成立。江戸幕府は、その２６０年余りの歴史を終了させる。そして南方仁（大沢たかお）は、恋人である友永未来（中谷美紀）が過去に“坂本龍馬は誕生日に死んだ”という史実を話していたのを思い出し、その暗殺日まであと１ヶ月だと気付く。着々と近づく龍馬暗殺。何とかそれを食い止めようとする仁であったが、暗殺という言葉を口にしただけで頭痛に襲われ、思うようにいかない。しかし、龍馬を救うため、龍馬が死なない歴史を作るためにここにやって来たと信じる仁。必ず自らの手で龍馬を助けると決心し、橘咲（綾瀬はるか）、佐分利祐輔（桐谷健太）と共に京へ向け出発する。一方、橘恭太郎（小出恵介）は、上役（中原丈雄）からあることを命じられ…。一刻も早く龍馬と会おうとする仁たちだったが、京都市中を捜すもなかなか見つからない。そして迎えた龍馬の誕生日の１１月１５日。果たして、仁は歴史を変えることは出来るのか。龍馬の命運やいかに！？
最終章 前編 タイムスリップの結末…
- 56分
2日間 330 pt 〜
ついに、歴史通りに斬られてしまった坂本龍馬（内野聖陽）。寺田屋の女将・お登勢（室井滋）らに見守られる中、南方仁（大沢たかお）は橘咲（綾瀬はるか）と佐分利祐輔（桐谷健太）の手を借りて、大手術に臨む！！「南方仁がおれば、坂本龍馬は死なん！」果たして、仁は龍馬との約束を果たし、無事に龍馬を助けることができるのか…！？一方、江戸では仁友堂に対して、にせ薬の製法を教えたという容疑が持ち上がり、山田純庵（田口浩正）が厳しい取り調べを受けていた。事情を聞いた勝海舟（小日向文世）は謀略を疑い…。
最終章 後編 完結～時空の果て…150年の愛と命の物語が起こす奇跡のタイムスリップの結末
- 93分
2日間 330 pt 〜
西郷隆盛（藤本隆宏）を中心とする新政府軍が江戸へ上り、対する徳川家に仕えていた旧政府軍＝旗本たちは「彰義隊」を名乗って上野に集まり、反旗を翻す機会を伺っていた。そんな中、橘恭太郎（小出恵介）は、勝海舟（小日向文世）からフランスへの留学を推薦される。しかし、恭太郎は坂本龍馬（内野聖陽）暗殺のきっかけを作ってしまったこと、そして今後旗本としての自らの進むべき道について悩んでいた…。一方、体調が悪化する南方仁（大沢たかお）は、松本良順（奥田達士）から、江戸が総攻撃にあった際の医学所への指図を頼まれる。仁は自らに残された時間を意識し、持っている医学の知識を残さず仁友堂の医師たちに引き継ごうとしていた。そしてついに明日、新政府軍が「彰義隊」に攻撃を仕掛けると聞いた恭太郎は、ある決意を下す。それを知った仁や橘咲（綾瀬はるか）らは…。歴史が大きく渦巻く中、仁を待ち受ける結末とは！？そして、仁は現代に戻ることができるのか！？
『JIN-仁-』シリーズ
(C)TBS (C)村上もとか／集英社