木曜ドラマ劇場「美しき罠～残花繚乱～」

• Trap1 運命の出逢いは妻が仕掛けた復讐だった!魅惑ラブサスペンス
• Trap2 欲張り妻への逆襲!新恋人を巡る戦い!!
• Trap3 第三の女・敵は妻だけではなかった!
• Trap4 婚約が招く嵐・仲人を受けた妻の怒り
• Trap5 呪われた花嫁・挙式前夜に新郎がW浮気
• Trap6 第二章・結婚は地獄 欲張り妻の報復再開
• Trap7 怒りと涙の一騎打ち 今夜全てが暴かれる
• Trap8 帰らない夫…愛を失った女は鬼になる!
• Trap9 妊娠発覚、妻の逃亡 最後の逆襲!悪女へ
• Trap10 結婚とは?意外な結末に納得できますか

一大流通グループ、ショウズホールディングス傘下のオーガニックカフェチェーン「アレグロ」の店長を務める西田りか(田中麗奈)は、幸せな未来はそこにないと自覚しつつも不倫の恋に落ちて3年になる。相手はショウズホールディングス常務で、社長の娘婿である柏木荘太(村上弘明)。ある日、グループのファミリーデイのパーティー会場で、荘太の妻でショウズホールディングス社長令嬢である美津子(若村麻由美)に声をかけられ、後日、荘太を介して自宅へ誘われる。仕方なく柏木家を訪れたりかは、先日映画館で偶然出会った男、落合圭一(青柳翔)を紹介される。それは、美津子がりかに仕掛けた罠だった・・・。

不倫相手である荘太(村上弘明)の妻・美津子(若村麻由美)から、結婚相手にと圭一(青柳翔)を紹介されたりか(田中麗奈)。実は、それが美津子により周到に仕掛けられた罠だったと知りながらも、りかは圭一と付き合いたいと美津子に申し出た。圭一が美津子に強く想いを寄せているのではないかと勘付いたりかは、圭一の心を美津子から奪おうと、自分からデートに誘う。
一方、まさか2人が付き合うことになるとは計算していなかった美津子は、ますますりかを敵対視するようになる。圭一は美津子の存在を忘れるためにりかとの付き合いを進めていくが、その行動も美津子にとっては歯がゆくてならなかった。そして、美津子の新たな罠が、りかに仕掛けられるのだった・・・。

圭一(青柳翔)の心を美津子(若村麻由美)から奪い取ろうとしたりか(田中麗奈)だったが、美津子の執拗な罠に打ちのめされ戦意を喪失する。美津子は、自分の仕掛けた罠によって、荘太(村上弘明)とりかが再び寄り添ってしまうことを知らずに、幸せに浸っていた。
一方、圭一は美津子への想いを懸命に振り払うために、りかを好きになろうと努力する。ある日、りかの職場「アレグロ」に部下と共にランチに訪れ、りかを彼女だと紹介する。そんな圭一に戸惑うりかだったが、そこに突然、父の俊夫(平泉成)が救急車で運ばれたと連絡が入る。
りかを追い払うことができたと思い込んでいた美津子は、娘の美羽(吉田里琴)から「圭兄ちゃんは、りかさんと結婚を前提に付き合っている」と聞かされ驚愕する。再び美津子の心に怒りの炎が灯り・・・。

りか(田中麗奈)の書道教室の友人で独身主義の麻紀(三浦理恵子)は、りかが結婚を前提に付き合っている圭一(青柳翔)に近づき、誘惑し一夜を共にする。
荘太(村上弘明)夫婦から紹介された圭一との付き合いに躊躇していたりかだが、圭一は美津子(若村麻由美)への想いを振り切るために、がむしゃらにりかに急接近する。そうとは知らず、りかは父親の俊夫(平泉成)に対する圭一の配慮や、圭一の実家を訪れたりするうち、彼との結婚を意識し始める。そんな中、圭一はりかに正式にプロポーズをする。
結婚が現実味をおびてきたりかは、仕事を続けるべきか迷う。つまり、結婚をキッカケに荘太との関わりを断ち切るべきではないか、と思い始める。
美津子は、2人の結婚を望んではいないが、夫を引き戻すためには受け入れるしかないと我慢しているのだが・・・。

将来の幸せに向かって歩み出したりか(田中麗奈)と圭一(青柳翔)は、互いに葛藤を抱えながらも結婚の準備を進めていく。しかし、美津子(若村麻由美)への思いを引きずったままの圭一は、りかと一線を越えることができずに結婚式を迎えようとしていた。
一方、完璧な妻を演じてきた美津子は、りかと圭一の結婚は自分が仕掛けた罠だということを、夫の荘太(村上弘明)に見破られてしまう。
圭一は、気持ちに踏ん切りをつけようと結婚式前日に美津子を訪れるが、冷たく追い返され、自棄になり、ずるずると麻紀(三浦理恵子)を抱いてしまう。りかの友人とは知らずに。
そして、新婦の友人として圭一とりかの結婚式に出席する麻紀は、何かを企んでいた・・・。女たちのそれぞれの思いが交錯する結婚式が幕を開ける。

結婚生活がスタートし、夫婦らしく暮らすことを意識するりか(田中麗奈)と圭一(青柳翔)だったが、いまだに圭一はりかを抱くことができないままであった。
麻紀(三浦理恵子)は圭一を揺さぶるものの、麻紀がりかの友人と知った圭一は、彼女を拒むようになる。泉(高橋かおり)と共にりかの店を訪れた麻紀は、圭一との関係を泉に明かす。驚いた泉は、麻紀をいさめ、りかの自宅を訪ねるのだが・・・。
一方、ショウズホールディングス社長で実父の昭彦(清水こう治)の看病をしていた美津子(若村麻由美)は、死の間際にある父親から「欲しいものは手に入れろ」と励まされる。父親を失った美津子だったが、喪が明けると強気の美津子に蘇る。麻紀から、りかと圭一がうまくいっていないと聞き、その瞳に不敵な光が宿る。
社長交代となったショウズホールディングスにうごめく大きな罠、美津子の新たな罠、全てを知ることとなった泉も意外な罠を仕掛けようとする。

亡き父を偲ぶ会だと圭一(青柳翔)を自宅に誘い込んだ美津子(若村麻由美)だったが、遅れてやって来たりか(田中麗奈)は、圭一と二人、すっかり夫婦らしくなった様子を見せる。さらに、自身の夫であるショウズホールディングス常務取締役の荘太(村上弘明)は、美津子や家庭を顧みるどころか、むしろ創業者の死をきっかけに、その野心をあらわにし始める。
一方、結婚の実感もつかみつつあったりかだったが、荘太との過去を圭一に隠したままでいることに不安を覚えていた。
そんな折、美津子は夫の荘太が新たな浮気をしていることを察知する。相手は、りかの友人の泉(高橋かおり)。美津子の怒りは頂点に達し、その怒りの矛先はりかへと向く。崩すことのなかったセレブ妻の表情をついに崩し、手負いの虎のようにりかに牙をむく。

圭一(青柳翔)は、りか(田中麗奈)と荘太(村上弘明)が付き合っていた事実を美羽(吉田里琴)から告げられる。りかに事実を確かめた圭一は、そのまま家を出てしまった。
自業自得だと反論の余地もないりかは、何の関係もない美羽までも深く傷つけてしまったことに思い至り、美羽の身を案じる。
一方、美津子(若村麻由美)は夫の新たな浮気と、ショウズホールディングスの経営が不安定な事で精神不安定に陥っていた。荘太とりかの関係を知っていながら見合いを仕掛けた事を圭一に責められても、詫びるどころか、挑発する有様。
そんな最中、荘太は美津子の父親が築いたショウズホールディングスの乗っ取りに動き出す。ふいにりかの前に姿を現わした龍子(池畑慎之介)は、乗っ取りが原因で巻き起こる美津子の更なる攻撃を見透かしたかのような言葉を残していく。
※映像内のプレゼントの応募は、2015年3月5日締め切りとなります。終了している場合はご了承下さい。

りか(田中麗奈)と荘太(村上弘明)の過去を知り、新居を出て行った圭一(青柳翔)。しかし、互いに今は心が繋がれていることを再認識し合った2人は、改めて、夫婦として歩んでいくことを誓い合う。
一方、夫の荘太が会社を乗っ取るために罠を仕掛けていたと知った美津子(若村麻由美)。荘太を問いただそうとするのだが、理路整然とした荘太の説明に反論できない。不安に駆られた美津子は、我を忘れたかのようにりかのもとへ向かい、「圭一とは男と女の関係だった」と告げて立ち去る。圭一はりかの誤解を解こうとするが、今度はりかが家を出て行ってしまう。美津子をとがめようと家を訪れた圭一は、逆に打ちひしがれた美津子を目の当たりにして、同情を覚えるのだった。

美津子(若村麻由美)は、結婚自体が荘太(村上弘明)による会社乗っ取りの手段であったという疑いにさいなまれ、家を出てしまう。美羽(吉田里琴)から美津子失踪の知らせを受けた圭一(青柳翔)は、美津子を探し出し、家へと帰るよう諭す。弱さを隠すことさえできなくなった美津子、多感な年頃の美羽、もはやこのままでは誰もが不幸になるようにみえた。
一方、荘太の愛人だったりか(田中麗奈)もまた、「若い社員なら誰でもよかった」という彼の本心を知り、激しい怒りを覚える。圭一の秘められた荘太への思いも重なり、りかと圭一は美津子と荘太との4人での話し合いを申し出る。りかと圭一は、意を決して柏木家に乗り込み、4人の本音がここにぶつかり合う。まさに火花散る対決で、全ての罠が今夜明らかになる。その先に待ち受けるのは意外な展開だった・・・。