大菩薩峠 完結篇

大菩薩峠 完結篇

中里介山の世紀の大ロマンを内田吐夢・片岡千恵蔵の黄金コンビが放つ5時間30分の時代劇スペクタクル巨篇!!

中里介山の「大菩薩峠」は、原稿枚数1500枚に及ぶ世界最大の大河小説である。魔剣"音無しの構え"に翻弄される無明の闇を遍歴する机竜之助を核に、多彩な人物が入り組み展開される大衆時代劇の最高峰。大正2年、都新聞に連載開始。机竜之助のニヒリズムが大正時代の風潮に切り込んで、たちまち大人気を博した。また竜之助の魔剣は、ドストエフスキー「罪と罰」の老婆殺害するラスコーリニコフの斧と比較されたり、そのモデルは北一輝ではないかと論壇を賑わし喧伝された。その後掲載紙を変えながら断続的に昭和16年まで書き継がれるが、その壮大な作品は中里介山の後半生を呑み込み、41巻「椰子林の巻」を最後に未完に終わる。映画化は、昭和10年日活・稲垣浩監督、大河内伝次郎主演で1部製作されたが何故か中断して未完のままで、戦後、昭和28年東映で渡辺邦男監督、片岡千恵蔵主演で3部作を製作、初めて映像化された。そして昭和32年から24年にかけて再び東映で、巨匠・内田吐夢監督、名優・片岡千恵蔵の至宝コンビで1部、2部、完結篇の3部作で完全映像化。翌昭和35年、36年には大映で市川雷蔵主演、三隅研次監督・森一生監督で3部作が作られ、昭和41年にも宝塚映画で仲代達矢主演、岡本喜八監督で映画化されている。映画「大菩薩峠」を見た人の多くは、この内田吐夢の作品を最高としている。原作の持つ机竜之助はニヒルな青白い若侍とあり、その点では市川雷蔵の竜之助がスタイルに合っていると思われるが、しかし片岡千恵蔵の全身から発せれる妖気、凄まじい太刀さばき、下段に構えた殺陣の迫力は他の市川雷蔵や仲代達矢には見られない凄絶さがある。特に甲州の温泉宿で悪旗本・神尾主膳の配下を槍で倒す殺陣は日本映画史に残る名殺陣だと言われている。まさに絶賛を浴びた、内田吐夢のダイナミズムに片岡千恵蔵の迫真の演技が光る傑作時代劇スペクタクル巨篇といえよう。

配信開始日:2017年03月01日

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大菩薩峠 完結篇

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大菩薩峠 完結篇

330 pt

大菩薩峠 完結篇
視聴期間: 2日間 330 pt
視聴時間:01:44:33

神尾主膳の命に、竜之助の狂剣は甲州勤番・駒井能登守に向けられた。そこには竜之助を仇と定める宇津木兵馬が敢然と立っていた。能登守を斬らずに、兵馬の剣も避け、さらに主膳の焼き討ちに遭った竜之助は、妖しくも美しきお銀様を伴い、お浜の、お豊の、郁太郎の幻影に悩みながら街道をさすらう。竜之助を引き寄せるのは風でもない、人でもない、血にまみれたお浜の死霊か、郁太郎の泣き声か…。やがてその足は八幡村へ。宿命の神は、遂に竜之助をお浜の里へと招き寄せた。水車小屋、お浜の幻影を見た竜之助は魔刀を一振り、また一人女が消えた。大洪水の笛吹川、激流はいつか轟音を轟かせて血潮の大河となる。竜之助は赤い激流の向こうに、我が子・郁太郎の泣き声を聞いた。引き込まれるように赤い激流の中に姿を消す竜之助。それを追う兵馬…。彼等を包み込んで見下ろすものは屹然立つ大菩薩の山嶺であった。

大菩薩峠 完結篇の作品情報

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スタッフ・作品情報

原作

中里介山

監督

内田吐夢

脚本

猪俣勝人、柴英三郎

製作年

1959年

製作国

 日本

出演キャスト

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(C)東映