この男が死んでから十年、安藤組勢力抗争を語るなら、この傷だらけの幹部を忘れるな!
昭和27年―39年にかけて、関東にその名を馳せた“安藤組”。その中にあって、暴力史上最も恐れられ“人斬り”の異名をとった大幹部に菅原文太が扮して好演。安藤昇も本人役を熱演した実録暴力巨編!
安藤組の母体を築き上げた8人の大幹部を主軸に、組結成、内部抗争、襲撃事件、逃亡、獄中生活、そして解散までの血みどろの13年間の軌跡を、鬼才・中島貞夫監督が迫真のタッチで描き上げている。
配信開始日:2018年11月02日
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安藤組外伝 人斬り舎弟
330 pt
昭和24年、安藤昇はH大を中退して不良仲間と渋谷を中心に顔を売り出していた。その頃の渋谷には、飛び抜けて強力なヤクザ組織がなく、体一つ度胸にまかせてのし上がる事を夢見ていた安藤は、虎視眈々と縄張りを狙っていたのだった。
その夏、安藤は舎弟の国分、徳重を連れハチ公前を歩いていると、一人の男がぶつかってきた。その男こそ、後の安藤組大幹部・日向謙であった。長身、ガッシリした肩幅、近視の眼鏡をかけた蒼白い顔に、それまでの戦歴を物語る喧嘩の傷痕が無数に走る冷たい凶器の雰囲気を持った男で、M大のラグビー部に在籍していた。
一方、渋谷の街でグレン隊一派のボスとして君臨している男がいる。彼も後の大幹部・野田進一である。野田も安藤には一目おいていた。
昭和25年、日向は弟分の津吹と酔っ払って刑事を殴り逮捕された。それを耳にした安藤は、保釈金をつんで日向を釈放させた・・・。
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