日本最大の関東ヤクザ組織・天道会。過去に起きた最大の抗争劇の果てに、天道会六代目会長の地位に就いた鷲尾一馬(小沢仁志)―。
経済産業省からオリンピック後のカジノ利権を手にする約束を得た天道会若頭・伊達(中野英雄)と倉田(山口祥行)だったが、直後その重鎮達が何者かに惨殺されてしまい、その疑いが伊達にかかってしまう。
この事件の裏を調べていくと、関西のヤクザ組織・阪王会の影が―。阪王会は、近々韓国の裏組織と盃を交わすとの噂があり、そこにはあの最大の抗争の宿敵であった明神良成の弟・明神秋成(金子昇)の存在があった。そしてさらにその阪王会の会長・鬼塚(布施博)は、鷲尾との拭い切れない因縁が過去にあり、警察や政治家などの権力を使い、天道会にあらゆる襲撃を仕掛けてくる。
カジノ利権は、今や阪王会の手中にある・・・それを奪い返すべく奔走する天道会。その最中、若頭補佐の沖田(本宮泰風)に悲劇が―!!
裏社会の男たちによる日本最大規模の抗争は、果たして何を生むのか!?