登録して視聴ポイントとおトクなクーポンをゲット!今すぐ無料トライアル夜明けまでバス停でこの映画は、とあるバス停で寝泊まりするホームレスの女性が突然襲われてしまうという、日本で実際に起きた悲劇から着想を得ています。この事件により、被害を受けたホームレスの女性を追悼する…映画邦画ヒューマンドラマ社会派2022年日本お気に入りに登録作品情報シェアTwitterFacebookLINEURLをコピー
全話夜明けまでバス停で91分 2日間 880 pt 〜2020年11月の深夜。寒空の下、大道路沿いにあるバス停の細いベンチに、うつむくように腰をかけた三知子(45)が、このところ「いつものように」仮眠をとっていた―。 以前、三知子は居酒屋で住み込みアルバイトとして働いていたが、突然のコロナ禍により仕事と家を同時に失ってしまう。コロナ禍で新しい仕事もなく、ファミレスや漫画喫茶も閉まっている。途方に暮れる三知子の目の前には、街灯が照らし暗闇の中、そこだけ少し明るくポツリと佇むバス停があった―。 これは、ある日誰にでも起こりうる、日本の社会の危惧すべき現状を描いた物語である―。
作品紹介この映画は、とあるバス停で寝泊まりするホームレスの女性が突然襲われてしまうという、日本で実際に起きた悲劇から着想を得ています。この事件により、被害を受けたホームレスの女性を追悼する集会やデモが開かれ、多くの人が参加しました。その集いの中、最も鋭く胸に刺さる言葉がありました。「彼女は、私だ」という言葉です。 非正規雇用や年齢・性別による不安定な就労状況、更にはコロナ禍における世界的パンデミックにより自身が置かれている危機的状況より「自尊心」が故に生じてしまう自助を求められない感情。そんな誰しもが置かれるかもしれない「社会的孤立」を描く、社会問題をテーマとした映画です。 閉塞感が漂い心の余裕がなくなった現代で、身近な存在や他者に想いを寄せることができるのか。「自分でなんとかしなければ」そう思わせてしまうこの社会で、助けを求める声をこれ以上かき消してしまってはならないと我々は考えます。 物語は、一人の女性がある日突然仕事と住む場所を奪われ、路上生活を余儀なくされてしまい「社会的な弱者」になっていってしまう様を描きます。それはもしかしたら「私やアナタ」のような存在であり、いつどこで起きてもおかしくないこと、この世の中の身近な出来事だと思っております。 日本映画が誇るスタッフ・キャストにより「今、これを世の中に発信しなければ」という想いを込めて―。