アニメ「闇芝居」は、テレビ東京で7期にわたり放送を続けており、YouTubeの期間限定配信では国内外の累計再生回数が1800万回を記録するなど、テレビ東京が長年に渡って手がけてきた人気のホラー作品です。
今回、実写化にあたり、「新耳袋シリーズ」「富江アンリミテッド」など数々のホラー作品に定評のある井口昇を監督に迎え、アニメ作品で人気の高い「お札女」「台所」「お届け物」「女のカゲ」・・・など、100話近い原作の中から、実写化することで魅力がより引き立つものを厳選。 さらに、ドラマオリジナルのシナリオも制作しました。
また、写真をコラージュした背景や、ノイズやタイポグラフィ、アニメ画像など、新技法を駆使。新型コロナウイルスの影響で制約の多い撮影環境でも、「闇芝居」のテイストを保ちながら、実写でこそ楽しめる恐怖も生み出します。
配信開始日:2020年11月28日
『闇芝居(生)』の作品動画を一覧にまとめてご紹介!
第一話~十二話
2,772 pt
第一話~六話
1,584 pt
第七話~十二話
1,584 pt
第一話 お札女/倦怠期/お隣さん
330 pt
「お札女」
アパートに引っ越してきたばかりのある男(高崎俊吾)の話。天井を見るとそこには1枚のお札が。気持ちが悪く剥がそうとすると、向かいのアパートから女がこちらを見つめていた。翌日、また同じ場所に、剥がしたはずのお札がある。不思議に思いながら、男がお札に手を伸ばし剥がそうとすると…。
「倦怠期」
変化を迎えたある夫婦の話。最近、夫(平野良)の様子がおかしいと感じる妻。妻は夫に避けられる理由がわからず、いくら考えても思い当たることがなかったので、夫と話し合うことに。すると夫は妻を睨みつけ、話し始める…。
「お隣さん」
引っ越しをしようと新居を探していたある男(西川俊介)の話。新居で平穏な日常を過ごしていたが、ある日、隣の部屋から異常な音が聞こえてくる。やがて、男は逃げる場所などない狂気の世界に引き摺り込まれ…。
第二話 友無洞/闇灯り/雷客
330 pt
「友無洞」
ある洞窟を訪れた高校生の話。高校生たち(深澤大河、杉江大志)が観光用の鍾乳洞へ入っていく。立入禁止のエリアを見つけ中へ入ってみると、誰もいないはずの真っ暗な洞窟の奥から、何かを囁く人間のような声が聞こえ…。
「闇灯り」
花火大会を訪れた若いカップルの話。古いビルの屋上で花火大会を見ている若いカップルのハルキ(篠田諒)とミナミ。誰からも邪魔をされずに花火を見られる最高の穴場スポットだと喜ぶ二人。すると、二人しかいないはずの屋上に黒い人影が現れ…。
「雷客」
雷が苦手な青年の話。雷鳴が轟く嵐の夜。停電した一軒家で一人過ごす高校生・良介(高崎俊吾)に一本の電話が。すると、稲光とともに窓の外に人影が浮かんだ。そこにいるのは、誰…?
第三話 不在票/枯れない花/矛盾
330 pt
「不在票」
マンションに住むある男(一ノ瀬竜)の話。あるマンションに住む男のポストに、1通の不在票が入っていた。配達員の女性(雛形羽衣)に連絡したが荷物は届かず、数日後、また同じ不在票がポストに入っていた。怒った男は配達員の女性を家に呼び出す。するとそこには、不気味な容姿の女が立っていた。
「枯れない花」
新生活を始めたばかりのある若者(君沢ユウキ)の話。社会人となり、新生活を始めたばかりのある若者。引っ越しの荷物の整理をしていると、本から向日葵の種がポロリと落ちた。その種を公園に埋めて大切に育てていたある日、彼女のユリ(鹿目凛)が公園で向日葵を眺めていると急に不快な耳鳴り音が聴こえ…。
「矛盾」
夜中にある男の子の家にかかってきた一本の電話から始まる話。ある夜中、雄一(平野良)のもとに友人の真由美(的場華鈴)から電話がかかってきた。友人の徹と心霊スポットを訪れ中に入ってみたものの、怖くて逃げてきてしまったというのだが、なんだか様子がおかしい。すると突然、雄一の家の扉を誰かが激しくノックする音が…。
第四話 エレベーターの女/カセットテープ/お届け物
330 pt
「エレベーターの女」
あるマンションのエレベーターの話。早朝、里美(鹿目凛)がマンションのエレベーターに乗ると、同じマンションに住む哲司(西川俊介)が乗っていた。哲司の手には黒い大きなごみ袋。すると突然エレベーターが急停止する。非常呼び出しボタンを押し、管理会社に連絡を取る二人。すると、エレベーター内のカメラに、乗っているはずのないもう一人の姿が…。
「カセットテープ」
友人の結婚式に参列するため、久しぶりに実家に帰ってきたある男(杉江大志)の話。男が実家の自分の部屋を見渡しながら昔を懐かしんでいると、鍵のかかる引き出しから1本のカセットテープが出てきた。昔、日記代わりにその日の出来事を録音していたそのカセットテープを再生してみると…。
「お届け物」
友人に留守番を頼まれたある男(佐奈宏紀)の話。ある日、大切な荷物が届くから留守番をして受け取ってほしいと友人から頼まれた男。配達員から小包を受け取り報告すると、他にも荷物が届くのでもう一日留守番してほしいという。仕方なく翌日も待っていると、また同じ配達員が荷物を持ってやってきた。すると、受け取った荷物が微かに震えていることに気付く。
第五話 台所/舌/指輪
330 pt
「台所」
恋人の引越し先のマンションを訪れた大学生(北川尚弥)の話。ある日、大学生の悟が恋人のマンションを訪れた。リビングでくつろいでいると、エアコンが効き過ぎている上に、音がとてもうるさい。エアコンの方へ振り返りながら作動音を注意深く聞いてみると、どこか妙な音が混じっている事に気付く。人間の呻き声や囁き声のようなその声は次第に大きくなっていき…。
「舌」
営業帰りのあるサラリーマン(谷佳樹)の話。帰宅時に轢かれた猫の周りに集まる子供達を見つける。立ち止まり一緒に覗き込むと、「ああいうの、可哀想って思うとついてきちゃうよね…。」と話しながら、女子高生達(相沢梨紗)が後ろを通り過ぎていった。子供達と猫を埋葬し帰宅すると、なぜか部屋の中で猫の鳴き声が聞こえる。その声がだんだん近づいてきて…。
「指輪」
都内で暮らすあるOLの話。OLの洋子(中村朱里)が帰宅すると、突然背後で音を立てて花瓶が倒れた。最近、街を歩いていても知らない男の声が聞こえるなど、おかしな事が多い。友人の夏美(十味)へ相談をすると、知り合いの霊媒師を紹介してくれた。数日後、待ち合わせ場所で霊媒師の村田(田中稔彦)と合流すると、洋子のはめている指輪を見て、村田は驚いた顔をしながら話し始めた。
第六話 工作人形/遠吠え/黒べべ
330 pt
「工作人形」
映画サークルに所属しているある大学生の話。カメラマン担当の哲也(北川尚弥)と、女子部員の陽子(中村朱里)、そして監督の英輔(田中稔彦)は映画サークルの仲間達とゾンビ映画の撮影をしていた。しかし小道具があまり凝っていないため、英輔から頼まれ家で小道具探しをしていた哲也は、前の住人が残していった手作りの布製人形を見つける。不気味なその人形を翌日現場へ持っていくと…。
「遠吠え」
残業中のある会社員の話。仕事の休憩で、屋上に上がってきた韮崎(濱正悟)と沢村(橋本祥平)と勝又。風が気持ちよく、顔を上げると満月が輝いている。すると、どこからともなく、「ワオーン」と遠吠えのようなものが聞こえてくる。こんな都会で遠吠えが聞こえるなんてと不思議に思っていると、その声がだんだんと近づいてきて…。
「黒べべ」
地方に住むある兄弟の話。翔太(一ノ瀬竜)と海斗の住むこの町には、昔からある噂が流れている。『黒べべ』という女を見た者は、自らの死を選ぶか、大切に思う誰かの死を選ばなくてならないというのだ。しかし、そんな噂を信じているのは、家族を立て続けに亡くした翔太だけだった。妻(鹿目凛)と娘の心配もあり、海斗が噂について話を聞いていると…。
第七話 おみにえさん/挨拶/家族写真
330 pt
「おみにえさん」
田舎の大学に入学したばかりのある男(橋本祥平)の話。大学から程近い所に住む叔母の家に居候している金田は、ある日友人に誘われ近所の居酒屋を訪れた。ビールを片手に話していると、美味しくておすすめだと友人が注文した「おみにえさん」と呼ばれる食べ物が運ばれてきた。目の前に置かれた丼の中で奇妙な音を立てる「おみにえさん」を見て、金田が声を失っていると…。
「挨拶」
アパートに引っ越して間もないある大学生の話。康夫(白又敦)がアパートの自室から出てくると、隣の部屋に住むヤンキー男(田中稔彦)と鉢合わせた。挨拶をするが返事はなく、いつも不愛想で腹が立つ。その点、奥の部屋に住む小太りの男性は、微笑みながら挨拶をしてくれるためとても感じがいい。その晩、康夫が彼女と電話をしていると、突然ヤンキー男が怒鳴り込んできたのだが…。
「家族写真」
母親の七回忌に実家へ戻ったある会社員(濱正悟)の話。健次が、アルバムをめくりながら昔を懐かしんでいると、ある一枚の家族写真に目が留まる。健次の隣で顔を伏せて写っている男性に、見覚えがないのだ。父親に、男性が誰なのか尋ねると、「親をからかうんじゃない」と真顔で返されてしまった。その夜、写真を撮影した日の事を必死に思い出そうと再びアルバムをめくっていると…。
第八話 家庭教師/風知/惨拝
330 pt
「家庭教師」
ある女子高生と家庭教師の話。由衣(中村守里)の家庭教師である鵠沼(宮澤佑)は、家の中を歩く時、見えない何かを避けるように不思議な歩き方をする。由衣がその事について尋ねると、霊が見えるため、霊を避けて歩いているのだという。ある日、由衣が彼氏(世古口凌)と手を繋いで歩いている時に鵠沼と鉢合わせた。由衣が彼氏といた事にショックを受けたのか、鵠沼はその日を最後に家庭教師を辞めてしまったのだが…。
「風知」
一人暮らしをしているある会社員(佐藤永典)の話。秀明が家に帰ると、部屋に通じる引き戸がガタガタ音を立てて揺れていた。不審に思いながら戸を閉めて鍵をかけ風呂に浸かっていると、先ほど閉めたはずの戸がまた開いており、隙間風が入ってきていた。秀明が訝し気に部屋を見渡していると、叔母から電話がかかってきた。叔母と話をしていたその時…。
「惨拝」
会社の出張である田舎の村へやってきた男(沢井正棋)の話。出張先で怪我をして、そのまま入院する事になった男。同部屋には、何やらブツブツ呟く患者が数人入院していた。患者たちは声をかけても振り向こうともせず、男が医師と看護師(鹿目凛)と話をしていると、こちらを睨み付けながら依然ブツブツと何かを呟いていて気味が悪い。その晩、男がベッドの上で横になっていると、また患者たちの呟き声が聞こえてきて…。
第九話 咲暗/袋女/家訓
330 pt
「咲暗」
交通事故で田舎の病院に入院することになったある青年(佐奈宏紀)の話。翔太は体が痛く眠れないので起きていると、隣の病室から子供達の声が聞こえる。翔太は壁の向こうの2人と楽しく会話をしていた。翌朝、看護師に友達ができたことを話していると庭に桜の木があることを知る。その日の夜、再び子供たちと病室で話をしていると昨日は話したことのない男性や老婆も会話に入ってきて…。
「袋女」
買い物中のある若いカップルの話。美奈(中村朱里)はすっかりスマホの画面に夢中になって通りを歩いている。拓郎(佐藤永典)は不満ではあるが次のお店へと向かっていると、突然不気味な雰囲気の路地へ入ってしまう。2人が口論をしていると背後から高身長でおしゃれだが頭から袋を被った女に話しかけられる…。
「家訓」
妻の家に婿入りした男が(佐藤貴史)初めて里帰りをした時の話。隆司は妻と息子と共に妻の実家へ里帰りをしていた。義父から婿入りした以上は隆司にもある行事に参加してもらうと言われる。ふと、カレンダーを見ると笑鎮めの文字が。その日の晩、隆司は息子を寝かし付けていると大人たちの笑い声が聞こえてきて…。
第十話 女のカゲ/空席/傘神様
330 pt
「女のカゲ」
夫の帰りを待っているある人妻の話。深夜に夫(西川俊介)の帰りを待っていた妻(雛形羽衣)は、少し酔って帰ってきた夫のシャツの襟元に口紅が擦れた跡と長い髪の毛などを見つける。さらに夫の携帯には見知らぬ女からのメールも届いていた。夫の浮気を疑った妻が詰め寄ると…。
「空席」
あるレストランでバイトを始めた男の話。大下(白又敦)が入店してきた客の対応をしていたところ、先輩の北村から、絶対に案内してはいけない席の話を聞く。そこへ一組の男女(相沢梨紗)がやってきて、無断でその席に座ってしまう。男が置いてあった水を飲むと段々様子がおかしくなっていき…。
「傘神様」
田舎に引っ越した友人の家に遊びに行った高校生の話。猛(深澤大河)の家の前で憲司(篠田諒)は傘を深く差した小柄な人影を見る。夕飯を猛の家族と共に食べていた時に昼間に見た人影の話をすると、なぜか、憲司は猛の父親に納屋に案内をされ、朝まで扉を開けないよう忠告をされる。憲司が納屋で一人過ごしていると入り口から猛の声が聞こえてきて…。
第十一話 山曳呼/ベランダ/妹の部屋
330 pt
「山曳呼」
登山にやってきたカップルの話。絵梨子(的場華鈴)は渓谷に向かって耳を澄まし、こだまする自分の声を満足げに聞いている。そんな楽しそうな絵梨子の姿に呆れる隼人(白又敦)。すると、自分たちの周りに少しずつ霧が立ち込めてきたことに気付き、早めに下山しようとすると、どこからか「おーい」とこちらを呼ぶ男の声が聞こえてきて…。
「ベランダ」
マンションに引っ越した大学生の話。バイトから帰宅したナオト(深澤大河)はベランダから聞こえる奇妙な音を耳にする。恐怖に怯えながら確認をするが、特に異常は無かった。そんな奇妙な音が続いた七日目の晩に、兄のダイチ(佐藤貴史)を家に呼ぶのだが…。
「妹の部屋」
ある兄と妹の話。泰司(橋本祥平)は自分のフィギュアを妹の美帆(中村守里)が持っていると思い、友人の松浦(世古口凌)と三上(宮澤佑)と一緒に美帆の部屋を探していた。すると、美帆の部屋で何かの気配を感じ…
第十二話 中身/花占い/眠れない二人
330 pt
「中身」
ある古ぼけた人形を拾った子供とその家族の話。小学校から寄り道をして帰宅をした雅道が母親のみちるに薄汚れた無表情のマトリョーシカを見せる。気持ちの悪いその人形をみちるは捨てに行った。その日の晩、帰宅した父親の俊也(佐藤貴史)が雅道の話を聞いていると、人形を捨てに行ったはずのみちるがまだ帰ってきてないという。その話をしていた時に、みちるが帰宅してきて…。
「花占い」
会社帰りに突然雨に降られたある会社員の男(君沢ユウキ)の話。傘が無く途方に暮れていると、雨がやむかやまないか花占いをしている少女がベンチに腰かけていた。夜も遅かったので心配になった男が少女に声をかけると、「私の占い、当たるのよ」と言い、男を占うと…。
「眠れない二人」
一軒家に住むある夫婦の話。修一(谷佳樹)と佐和子(相沢梨紗)がテレビでニュースを見ていると女子高生(十味)が行方不明というニュースが流れていた。その夜に何かが割れる音がして修一が飛び起きると佐和子の姿は無く…。
作品のあらすじやキャスト・スタッフに関する情報をご紹介!
人気ホラーアニメを写真をコラージュした背景や、ノイズやタイポグラフィ、アニメ画像など、新技法を駆使して制作したオムニバス形式のドラマ。原作で人気のエピソードだけではなく、ドラマオリジナルエピソードもお届けします!
原作
アニメ『闇芝居』(テレビ東京)
脚本
井口昇、岸野聡子、熊本浩武、佐々木充郭、山口綾子
監督
井口昇、熊谷祐紀、大野大輔
オープニングテーマ
THE PINBALLS『ブロードウェイ』(日本コロムビア)
エンディングテーマ
BUCK-TICK『凍える』(JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)
チーフプロデューサー
森田昇(テレビ東京)
プロデューサー
漆間宏一(テレビ東京)、船田晃
制作
テレビ東京、ディアステージ
製作著作
「闇芝居(生)」製作委員会
製作年
製作国
日本
(c)「闇芝居(生)」製作委員会