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本編

ここは退屈迎えに来て

ここは退屈迎えに来て

  • 98分 
  • 2日間 440 pt 〜

2013年ー 27歳の「私」(橋本愛)は、何者かになりたくて東京へ出たものの、10年が経ちなんとなく地元に戻ってきた。実家に住みながらフリーライターとしてタウン誌の仕事をしている「私」は、カメラマンの須賀(村上淳)と組むことが多い。取材終わりに、高校時代に仲が良かったサツキ(柳ゆり菜)と合流し、なぜか須賀の車で当時みんなの憧れの的だった椎名(成田凌)に会いに行くことに。道中で懐かしいゲームセンターを見つけて立ち寄ると、たまたま帰省中だという同級生の新保(渡辺大知)と再会する。 2008年ー 22歳の「あたし」(門脇麦)は書店でのアルバイトを終えて、駐車場で待っている同級生の遠藤(亀田侑樹)の車に乗り込む。「あたし」は高校時代に椎名と付き合っていたが、卒業後、椎名は大阪に引っ越して音信不通だ。「あたし」は椎名を忘れられないが、自分に好意を寄せる遠藤と何となく体の関係を続けている。 2010年ー 24歳の南(岸井ゆきの)とあかね(内田理央)はファミレスにいる。あかねは10代の頃にアイドルとして活動し中学を卒業すると東京に引っ越したが、仕事がなくなり実家に戻ってきた。あかねは結婚を焦っているが、南は結婚に興味がない。 2004年ー 18歳の「私」は高校3年生。サツキは、地元も年齢も同じあかねが載っている雑誌を見て盛り上がっている。「あたし」は椎名と交際中だ。新保は同級生にからかわれているところを椎名に助けられる。同級生のなっちゃん(片山友希)は、禿げ上がった47歳の男・皆川(マキタスポーツ)と(援助)交際中。青春を謳歌する兄を醒めた眼で見ている椎名の妹・朝子(木崎絹子)は、家庭教師のまなみ先生(瀧内公美)の家で勉強を教えてもらっている。ある日の放課後、「私」とサツキは椎名から誘われて、奇跡のように楽しい放課後を過ごす。 2013年ー 須賀から高校時代のことをあれこれ聞かれ、ゲームセンターに足を踏み入れ、母校を訪れたことで、「私」の脳裏 にあの放課後が蘇える。記憶の中で輝き続ける椎名と再会した「私」は、ある衝撃的な言葉を告げられる。

PV

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