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#1~#11

全話#1~#11

  • 30日間 1,650 pt 〜

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30代ガードル VS 20代Tバック / 選ぶ女と選ばれる女 / 不倫はもうやめよう! / 年上がダメなら年下だ!! / エッチはガマンだ! / 働く女で何が悪い!! / 金は愛より強し!? / 男女に友情成立せず!キス!キス!キス! / こんにちは赤ちゃん!? / 花嫁と千春の決意 / これが千春の生きる道!

本編

#1 30代ガードル VS 20代Tバック

#1 30代ガードル VS 20代Tバック

  • 53分 
  • 8日間 330 pt 〜

大島千春(稲森いずみ)はホテルの企画営業部勤務のキャリアウーマン。不倫相手のシェフ・堀内正光(伊原剛志)と別れ切れない33歳のシングル。気心知れた同期の山岸えり子(青木さやか)と下着売り場をうろついていると、職場の後輩・三原なつみ(釈由美子)とばったり出くわした。なつみは男は利用するものと思い込んでいる色気たっぷりの25歳。最近ヒップのお肉が気になる千春とえり子はベージュのガードルを選んでいたのに対し、なつみが手にしているのは派手なTバック。それだけでも十分屈辱的なのに、なつみが連れていた彼氏共々しっかり鼻先で笑われてしまった。翌朝、千春は副社長・甲本一樹(要潤)の就任パーティーに遅刻した。母親の秋子(大森暁美)が倒れたと聞き、病院へ向かったのだ。しかし母親は元気そうな上に、千春が仕事に戻ろうとすると結婚しないことをチクリ。カッとなった千春は病室を飛び出した。息せき切ってホテルのホールに飛びこんだ千春に、いきなりスポットライトが当たり、さらに邪魔だと一樹に睨まれた。千春にとって、それは波乱の幕開けであった。千春がいない間に起こったトラブルをなつみが手際よく処理したという。命じられた仕事をこなすので精一杯と思っていたなつみのことを、部長の真鍋健蔵(佐戸井けん太)も一樹の従妹・甲本椿(石川亜沙美)も、口を揃えて褒めた。さらに一樹からは千春がいなくても影響がなかったと嫌味の一言が飛んできた。怒りが冷めないまま帰宅した千春はふと思った。怖いもの知らずの10代、少し現実を知った20代。30代になり、何となく幸せを夢見ていられるほど若くないと気づく。千春はノートを開き『幸せになるためのルール』を書き込むのだった。「ただいまー」とホテルに入ってきたのは一条杏子(川島なお美)のひとり息子。杏子はホテルに住んでいる人気エッセイストで、下着はシルクのみの41歳。かなり気ままな性格だが、ホテルのエッセイ講座にも協力している。ここでも驚くことに、これまで千春が担当してきたエッセイ講座の仕事が、いつの間にかなつみに移っていた。一樹が決めたのだ。しかも一樹は千春から主任のポストも取り上げた。怒りが頂点に達した千春は、えり子と後輩である三宅修二(金子貴俊)を連れ、いつものダイニングバーで一樹に対するうっ憤を心おきなくぶちまけた。バーのマスター・谷村(高知東生)は、かつての千春の上司でもある。仕事で見返すしかない千春は、医大の親睦パーティーの仕事を取るために、真鍋部長と深夜まで接待に付き合った。おかげで翌日は二日酔い。アメリカではビジネスマン失格だなどと一樹の心ない言葉に我慢できなくなり、千春は言いたいことをぶちまけた。なつみの存在も、千春にとって不愉快極まりなかった。なつみにしてみれば、なぜ千春が怒っているのか理解できない。火花散る女のバトルの幕開けだった・・・。
#2 選ぶ女と選ばれる女

#2 選ぶ女と選ばれる女

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

千春の後輩、修二(金子貴俊)が20代のなつみ(釈由美子)と椿(石川亜沙美)を誘った合コンに30代の千春(稲森いずみ)とえり子(青木さやか)はちゃっかり加えてもらうことになった。相手の男たちのデータチェックに余念のないなつみ、実は合コン初体験の椿、勝負服を買って気合十分のえり子。そして無関心を装いつつも内心うれしくて仕方ない千春。4人それぞれの思惑を秘めて本番の夜を迎えた。全員が20代と知り、えり子と千春もついつい29歳だとアピール。しかし、見たアニメが違うなど会話がかみ合わない。目をつけていた証券マンの横山はしっかりなつみに奪われた。椿もカップル成立、えり子までもが隣にいた的場の腕を強引につかんで消えていった。千春はといえばバンドマンの男に説教しているうちに気づけば1人きり。翌日えり子からの報告に千春はびっくり。なんと的場とお泊りしたという。結婚相談所など必要ないと本人はご機嫌。一方千春は勝手に送られてきた結婚相談所の申込書を手にしているところを杏子(川島なお美)に見られてしまい、翌日出社すると千春が結婚を焦っているという噂が広まっていた。千春がムッとしていると副社長の一樹(要潤)から、今夜付き合ってほしいと頼まれた。やはり大切な接待には自分が必要なんだと、千春は少し得意げな気分になった。ところがその夜、接待先の店について千春はびっくり。不倫相手の堀内(伊原剛志)がオーナーシェフを務める店ではないか。しかも案内された奥のテーブルに待っていたのは、一樹の父親・甲本社長と見知らぬ年頃の美女。そして一樹が千春のことを結婚したい女性だと紹介した。実は気の進まない見合いを潰すために千春を同席させたのだ。怒った千春は必死に謝る一樹の腕を振り切って店を後にした。一方、自信たっぷりのなつみも昨夜、千春と一樹の間で何があったか気になって仕方がない様子。ある日、なつみから聞き捨てならないことを聞いた。えり子が的場にお金を貢いでいるというのだ。えり子を問いただすと、無職の的場が就職できるよう10万円のスーツを買ってあげたがその後フラれてしまったと言う。怒った千春は的場から10万円を取り返そうと言い張ったが、えり子は余計に惨めだと激しく拒否した。翌朝、的場がスーツ姿でホテルに現れた。無職なんて真っ赤なウソ。実は一流建設会社の社員で、商談のため一樹に会いに来たのだ。千春は駆け出し的場をひっぱたいた。その夜、いつものダイニングバーで千春は結婚相談所の申込書を焼き捨てた・・・。
#3 不倫はもうやめよう!

#3 不倫はもうやめよう!

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

千春(稲森いずみ)が仕事を終えマンションに帰ると、鍵が壊され、ドアが開いていた。空き巣に入られたのだ。千春は職場であるグランフォートホテルトーキョーで一夜を過ごすことにした。副社長の一樹(要潤)はスイートルームを用意してくれたばかりか、ワインを携えて様子を見にきてくれた。そこへ杏子(川島なお美)がちょうど通りかかり、二人の様子を見て完全に二人が付き合っていると思い込んでしまった。さらに一樹と入れ替わりに堀内(伊原剛志)が心配して駆けつけた。早々に追い返すつもりでいたのに、翌朝目覚めたら同じベッドの中。職場に不倫相手を連れ込んだのがバレたら大変だ。大慌てで堀内をエレベーターに押し込んだ直後に、なつみ(釈由美子)とバッタリ。間一髪セーフに胸をなで下ろした千春だったが、一人暮らしの心細さをしみじみ実感した。千春は引っ越し先が見つかるまで社員寮に入ることに決めたが、なんとそこには、なつみも暮らしていた。なつみが寮暮らしとは意外だったが、室内は男たちからもらったブランド品でいっぱい。面白くない千春は1週間で出て行くと宣言した。翌朝、寝坊して慌ただしくメイクをする千春を尻目に、なつみはストレッチ運動をして優雅にハーブティを飲み、あっという間にメイクも終わらせた。そして、ダッシュする千春を横目に颯爽と自転車で追い越していった。出社しても千春はうんざりすることの連続。杏子は部長の真鍋(佐戸井けん太)や椿(石川亜沙美)、修二(金子貴俊)を前に千春と一樹のことを暴露寸前だし、クレームを付けてきた中年男性客からは小バカにされるし散々だ。その夜、不倫はやめようと何度も思っていた千春は、とうとう覚悟を決めて別れ話をするつもりで堀内を呼び出した。しかし、仕事のグチを聞いてもらっているうちに何だか元気が出てきていた。堀内は千春が遅刻しても怒らないし、グチだって嫌な顔一つせずに聞いてくれる。働く女にとってこんな都合のいい相手はいないのだ。とりあえず別れ話は次回にしようと思い直した千春は、必要な書類をホテルのフロントに預けたままだったことを思い出した。堀内は当たり前のようにタクシーで付き合ってくれた。書類を受け取った千春が再びタクシーに乗ろうとした時、通用門から人影が近づいてきた。残業を終えたなつみと一樹だった。よりによって堀内と一緒のところを見られるなんて…。
#4 年上がダメなら年下だ!!

#4 年上がダメなら年下だ!!

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

千春(稲森いずみ)はホテルに出入りしている花屋の青年からラブレターをもらった。えり子(青木さやか)はカワイイ子だと言ってくれたが、相手が13歳も年下と知って千春は素直に喜べない。その夜堀内(伊原剛志)と妻の夕子(三浦理恵子)にばったり出くわした。夫がまさか千春と不倫していたとは知らない夕子はアツアツぶりを見せつけた。千春は素敵なダンナさまだと応じたが、自分はひとりきりだとまざまざと実感させられてしまった。ある日千春は一樹(要潤)から接待ゴルフへの参加を頼まれた。一樹は山梨にリゾートホテルの新規事業を計画しているのだ。コンペでは、千春のおかげで地元県会議員との会話もはずみ、一樹は来てくれたことに素直に礼を言う。実家がここから近いので入院している母親の秋子(大森暁美)の見舞いに行くという千春を、一樹は病院まで送り届けた。送ってくれた一樹のことを恋人と思い込んだ千春の両親は、それがぬか喜びだと知りがっかり。その上母親からは一生ひとりのままだと言われまたもや親子ゲンカ。せっかく明日退院だというのにお祝いの言葉も言わずじまいで千春は病室を後にしてしまう。落ち込む千春に、喧嘩できるだけ羨ましいと一樹は父親の敷いたレールの上を歩かされてきた気持ちを語った。そして地元の子供たちが野球をしている中に入り、楽しそうに遊ぶ一樹の表情にこれまでとは違う一面を見た気がした。二人は東京に戻って飲むことにしたが、酔いつぶれた一樹はタクシーの中で寝てしまう。どうしようか迷った千春は社員寮のなつみの部屋に連れて行ったが、なつみの姿はない。ここでいいとうわ言のように一樹はつぶやき、上着を脱ぐとベッドに倒れこんだ。急に酔いが回ってきた千春も一緒に倒れ込んでそのまま眠ってしまった。翌朝目覚めた千春は、隣りで上半身裸の一樹を見て、自分の着衣に乱れがないか確認した。その時カギが開く音がした。そこには怒りをあらわにしたなつみが立っていた・・・。
#5 エッチはガマンだ!

#5 エッチはガマンだ!

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

千春(稲森いずみ)は夕子(三浦理恵子)から夫・堀内(伊原剛志)がなつみ(釈由美子)と浮気しているのでは、と相談されて戸惑った。まさか自分が堀内の不倫相手だったと告白するわけにもいかず、それは誤解だとどうにかその場をしのいだ。ある日千春はえり子(青木さやか)と出かけたマッサージサロンでなつみと鉢合わせした。堀内とキスをしたと漏らすなつみに、千春のイライラは募るばかり。平静を装ったが、本音は穏やかではいられない。なつみが本気でアプローチすれば、女好きの堀内などひとたまりもない。せめて健康美人になってなつみを見返してやりたい。千春は渋るえり子と一週間の禁酒を誓い合った。千春はなつみに堀内との関係を問いただすが、なつみは内緒だと言ってはぐらかし楽しんでいる。別れた男のことなどきっぱり忘れたいが、我慢すればするほど堀内に会いたい気持ちは募るばかり。すでにオーバーワークなのに、これ以上なつみに負けてたまるかと、一樹(要潤)がなつみに頼みかけた仕事も引き受けてしまった。一人でマンションの部屋にいると携帯を見つめては堀内からの電話を待ってしまう。しかし、掛けたい気持ちをグッとこらえた。一方なつみは、そんな千春の気持ちはお構いなしに今度は奥さんに見つからないようにするなどと言っている。ある夜、職場に残っていると携帯が鳴った。無意識に取った相手は堀内だった。別れてからは一切連絡を取らないことに決めていて、今まで堀内からの電話は全部無視してきた。千春は何か話があるようだった堀内の電話をすぐに切った。その後、一樹から接待を頼まれていた千春は立ち上がった瞬間、全身の力が抜けた。千春は一樹の腕の温かさを感じながら意識を失った・・・。
#6 働く女で何が悪い!!

#6 働く女で何が悪い!!

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

谷村(高知東生)のバーでえり子(青木さやか)はニンマリした。道路建設で実家の裏山が1億円で売れそうだという。とりあえず仕事は辞めるとご機嫌なえり子だが、千春(稲森いずみ)もお楽しみが間近に迫っていた。リフレッシュ休暇を利用して南の島へのんびり一人旅に出かけるのだ。出発当日、空港へ直行すればいいものを仕事が気になり職場に顔を出すと、またもやなつみ(釈由美子)からやんわり嫌味を言われた。おまけに修二(金子貴俊)が仕事の不手際を一樹(要潤)から叱責されているのを目にしてしまった。空港へ向かおうと千春がタクシーに乗ると、真鍋部長(佐戸井けん太)から電話がかかってきた。なんと修二が退職届を置いていなくなったのだという。南の島は夢と消えた。かわいい後輩のピンチを知らんぷりはできない。仕事に戻ったが修二の仕事を全て引き受け大量の資料にゲッソリ。翌日、千春はなつみと連れだってエステ企業の敏腕女社長、倉田ミホ(木野花)にセミナー開催の売り込みに訪れたが、いきなり若いキレイな男と仕事する方が楽しいと言われる。余計に闘志をかき立てられた千春はこの仕事を絶対に取ろうと燃えた。同僚の若手男性二人を引き連れてバーで接待したものの、ミホの反応は今ひとつ。彼女の底なしのパワーに千春たちは圧倒されっぱなし。だがこれぐらいで引き下がる千春ではない。一方、なつみは警備員のバイトをしていた修二とばったり出くわした。千春には決して弱いところを見せないなつみも、なぜか修二の前では素直になれた。そんな中、千春が谷村の店に顔を出すと、とんでもない場面に遭遇してしまった。奥のテーブルで杏子(川島なお美)と夕子(三浦理恵子)が真剣な面持ちで堀内(伊原剛志)と向かい合っているではないか。どうやら堀内がオーナーを務めるレストランでスタッフが引き抜かれた件で夕子から泣きつかれた杏子が話し合いに立ち会うはめになったらしい。その時千春は堀内と目が合った。南の島にいるはずの千春の姿にとまどう堀内。千春はどうしていいか分からず店を飛び出した。避けていたと思われても仕方ない。その夜言い訳めいた長いメールを送ったが、堀内からのメールは返ってこなかった・・・。
#7 金は愛より強し!?

#7 金は愛より強し!?

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

堀内(伊原剛志)が離婚届を置いて家を出て行った。夕子(三浦理恵子)に泣きつかれた千春(稲森いずみ)は困ったが、事情を聞くうちに頭にきた。たやすく離婚を口にした夕子に対して、千春は思わず夫婦とはそんなものなのかと声を荒らげた。えり子(青木さやか)は離婚したら堂々と付き合えるじゃないかとお気楽な返事。それでも自分の貯金を貸そうなんて思ってはダメだと忠告してくれたが、千春はそんな貯金があるわけないと当たり前のように打ち明けた。すると今度はえり子が驚いた。バッグから取り出した通帳には1千万円以上。なつみ(釈由美子)だって、まだ働き出して3年なのに「300万円ちょっとかな」。椿(石川亜沙美)に至っては母親が勝手に貯金してくれているという。千春は働き出して10年以上だが貯金は150万円ちょっと。そればかりか、お会計をしようと、ポケットに手を入れた瞬間嫌な予感。千春は「ない!」と大声を上げた。昼間銀行でお金を下ろしたばかりなのに財布が無くなっていた。ことあるごとに千春へのライバル心をむき出しにするなつみだったが、そのなつみがホスト風の男にお金を渡していたと千春は修二(金子貴俊)から耳打ちされた。なつみが男から貢がれることはあっても貢ぐことなど考えられない。気になった千春は昼休みになつみを公園に呼び出した。千春が予想していた通り原因は母親の敏江(石井苗子)の作った借金らしいが、なつみは放っておいてくれとはねつけた。一方、姉・杏子(川島なお美)の部屋に居候を決め込んだ夕子だったが、千春に言われた一言が引っ掛かり、いざとなると離婚の決心はつきかねていた。そんな時、以前偶然出会った時のことを思い出し、堀内と千春の視線が気になった夕子は妙な疑いを抱いてしまう。千春は堀内に電話をかけ、夕子から一部始終を聞いたことを伝えると、今後のことを尋ねた。神戸に戻って雇われシェフで再スタートするという。一緒に来るかという思いもかけない誘いに千春は思わず携帯を強く握り直した・・・。
#8 男女に友情成立せず!キス!キス!キス!

#8 男女に友情成立せず!キス!キス!キス!

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

堀内(伊原剛志)が口元を切って千春(稲森いずみ)のマンションに現れた。なんと不倫を知った一樹(要潤)にけじめをつけろと殴られたようだ。優柔不断な堀内はけじめがつけられず、未練たっぷり。それでも千春は二度と会わないと笑顔で別れを告げた。翌日、千春と一樹の楽しそうなやりとりを目にしたなつみ(釈由美子)は、2人の仲を疑うが、千春はただの上司と部下だという。友達ということもあり得るかもと付け足したが、なつみは女と男の友情なんて考えられない。いつもの店で千春がえり子(青木さやか)と修二(金子貴俊)相手に、男女間の友情について盛り上がっていると、江陸(吉川史樹)が1人きりで現れた。母親杏子(川島なお美)の誕生日パーティを開きたいので千春に手伝って欲しいという。二つ返事で引き受けた千春だったが、夕子(三浦理恵子)も参加すると知って後悔した。おまけに江陸が料理人として連れてきたのはなんと堀内だった。そこへ一樹が現れ、なんとも気まずい空気が流れた。千春が堀内とヨリを戻したと思い込んだ一樹は不倫は最低だとぴしゃり。千春はえり子から、好きになるハズのない幼なじみの親友とおかしなことになってしまったと相談を持ちかけられた。友情と恋のどちらを優先するか、これからどう付き合えばいいのか迷っていた。仕事でミスをしたなつみが1人で残業していると修二が差し入れをしてくれた。他の人の前では決して弱みを見せないなつみだが、修二にはなぜか素直になれた。なかなか新しい仕事を任せてもらえないし、一樹はやはり千春を信頼していると修二にグチをこぼす。修二はなつみを励まそうとデートに誘った。休日に川原ではしゃぐなつみの姿はオフィスとは別人のように生き生きとしていた。それから修二は気になっていたことを尋ねた。「副社長のこと好きなの?」なつみの返事に修二はうなずくしかなかった。千春が休日出勤して1人でパソコンに向かっていると、一樹が現れて昨日の事を謝られたが、いつものように口喧嘩が始まった。怒った千春がデスクを立った瞬間、一樹は千春の手を掴むとキス!!思わぬ展開に、千春に恋の予感…!?
#9 こんにちは赤ちゃん!?

#9 こんにちは赤ちゃん!?

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

千春(稲森いずみ)は思いがけない展開で一樹(要潤)と付き合うことになった。とは言え、職場ではこれまで通り上司と部下を装っていたが、勘のいいなつみ(釈由美子)は早くも二人の関係に探りを入れてきた。実は千春は妊娠しているのではないかという心配事を抱えていた。もちろん相手は堀内(伊原剛志)しかいない。気が気でない千春は妊娠検査薬を買ったが、うっかりオフィスで落としてしまった。しかも拾ったのが杏子(川島なお美)だったものだから早速犯人探しが始まってしまった。もちろん千春は作り笑いでごまかしたが、やはりなつみだけは意味ありげな視線を送ってきた。職場に1人になると妊娠検査薬を無事回収。帰宅してまさに調べようとしていたら、東京に出張してきた父親の清(小野武彦)が突然現れた。すぐにカバンに隠したが、カバンがひっくり返り出てきてしまった。必死に取り繕う娘に父親は嘘はつかなくていいとだけ言うと帰っていった。これだけ大騒ぎしたのに検査結果は陰性。千春はホッとすると同時に、両親は孫の誕生を心待ちにしていると思うと、親不孝な自分が情けなくなった。ある日、千春は杏子に頼まれて江陸(吉川史樹)の授業参観に代理出席することになった。たまたま話しかけてきた相手は千春と同じ33歳にしてすでに2人の小学生の母親。自分にもこんな生き方があったのだろうかと、職場の同僚といる時には決して感じない思いがこみ上げてきた。なつみと映画に出かけた修二(金子貴俊)も落ち着かない気分でいた。同僚たちは、あの妊娠検査薬をなつみのものだと決めつけていたし、この前の夜のキスはどういう意味だったのか。修二がおそるおそる冗談だったのかと尋ねると、なつみは怒って行ってしまった。むしゃくしゃしたなつみが谷村(高知東生)のバーに顔を出すと千春とバッタリ。そこへえり子が悲しそうな表情で現れ、なんと妊娠が判明したと言い出したのだ・・・。
#10 花嫁と千春の決意

#10 花嫁と千春の決意

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

一樹(要潤)から突然プロポーズされて千春(稲森いずみ)は驚いた。一樹は買収の話が決着すれば副社長の座を捨てて、新しい仕事を探すつもりでいた。親にも会ってほしいと言われた千春は、うれしさがこみ上げる。千春は仕事中も幸せ気分でニヤニヤしていると、えり子(青木さやか)がグランフォートホテルで結婚式をしようと、シマケンこと婚約者の健一(袴田吉彦)を連れて現れた。千春に式を仕切って欲しいと頼むと、千春は二つ返事で引き受けた。もちろん部長の真鍋(佐戸井けん太)を始め、修二(金子貴俊)も椿(石川亜沙美)も大盛り上がり。なつみ(釈由美子)だけはいつものように嫌味を言ったが、千春は幸せオーラいっぱいなのであまり気にしていないらしく、なつみはつまらないと不満げな様子。えり子も幸せ気分いっぱいと思いきや、谷村(高知東生)の店で憂うつになってきたと千春にこぼした。仲人と結婚費用をめぐって両家の親がモメている。とりわけ気心知れた仲のつもりでいた健一の母親と意見が合わないのが、えり子にはショックだった。千春がえり子を励ましていると、修二が血相を変えて現れた。社長が倒れたのだ。一命は取り留めたが、もう仕事には戻れそうにない。一樹が継がなければグランフォートホテルは買収されてしまう。本番までわずかなのに、えり子の結婚式の準備は大もめにもめていた。出席者の人数から引き出物に至るまで、ことごとく両家の意見はまとまらない。一方、なつみを怒らせてしまった修二は、仲直りしたくて千春に泣きついた。なつみの性格を知り抜いている千春は、好きな気持ちを伝えるようにと修二を励ました。なつみには、一樹からプロポーズされたことを見抜かれていた。えり子のドレス選びをしながら、自分はこれがいいなどと思っているのではないかと指摘され、皮肉られた。いよいよえり子の結婚式当日。千春が企画営業部の面々を前にして挨拶していると、椿が血相を変えてやって来た。えり子が結婚をやめたいと言い出したのだ・・・。
#11 これが千春の生きる道!

#11 これが千春の生きる道!

  • 57分 
  • 8日間 330 pt 〜

千春(稲森いずみ)と一樹(要潤)の破局を知った同僚たちの態度は、まるで腫れ物に触るかのようによそよそしい。その様子を見かねたなつみ(釈由美子)は千春を外回りに連れ出してくれた。千春が深夜1人で残業していると一樹が現れた。外資の買収攻勢が真っ只中の今、グランフォートを辞めて千春と新しい生活をスタートさせることはできないと言った。こんな夜を1人マンションで過ごすのはつらい。ワインを抱えてなつみの部屋を訪れると修二(金子貴俊)がいた。後輩の恋路は邪魔したくないと一応は言ってみたが、結局は上がりこんだ。この社員寮が近々取り壊されると聞き、修二と一緒に暮らせばいいのではという千春の提案に、なつみは乗り気になったが、片や修二はドキドキしていた。千春の周囲はみんな新しいことを始めていく。千春も新しい何かを見つけようと思うものの、夢中になれるものは何なのだろうか…。数日後、千春の元に封書が届いた。また結婚相談所からのDMかと思いきや、差出人はグランフォートに買収をかけている外資系企業。グランフォートのライバルで、傘下のホテル、クレストリッチへの転職を打診する内容。つまり千春を引き抜きたいというのだ。行くわけないと千春は英文の文面を握りつぶすとゴミ箱に投げ捨てた。新しい何かといってもこれでは新しすぎる。一方、一樹はなんとかグランフォートを売却せずに存続させようと外資との交渉に当たっていたのだが、入院中の父親は激怒した。母親ののぶ子(島かおり)は、千春が一樹をそそのかしているのだと決めつけ、千春に文句を言いにホテルまでやってきた。身に覚えのない誤解に千春は黙っていられず、一樹のことを何も分かっていないのは両親ではないのかとぶちまけた。青ざめるのぶ子に構わず、千春はオフィスへ足早に戻った。なつみはクビになったらどうするのかと心配してくれたが、もう後戻りはできない。千春は慌てて、引き抜きの手紙を探すがゴミ箱の中は空。大騒ぎしていると、真鍋部長が封筒を差し出した。もったいない話だと拾っておいてくれたのだ。数日後、千春は先方の担当者と会うことに決めた。しかしこの年で職場を変えるという不安に決心がつきかねていた。そんな千春の背中を押してくれたのは、今まで結婚もせず働くことに反対してきた母親だった。翌朝、千春は真鍋部長に辞表を提出した・・・。

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