無理な恋愛

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無理な恋愛

無理な恋ほど、したくなる。 ※インターネット等を通じて配信される番組の映像や音声は、実際に放送されたものとは一部内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

『無理な恋愛』の動画一覧

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#1~#11

全話#1~#11

  • 30日間 1,650 pt 〜

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胸がはずむ出会い / 彼女からの誘い / 彼女が部屋にやってきた / 恋の大逆転!? / 傷ついた彼女 / 彼女の母が来た!! / 彼女の誕生日 / 人間ドックで再検査 / 彼女の父は同じ年 / 男の引き際、最後のデート / すばらしき人生

本編

#1 胸がはずむ出会い

#1 胸がはずむ出会い

  • 53分 
  • 8日間 330 pt 〜

かつてグループサウンズのボーカルとして、『チャッピー』というニックネームで絶大なる人気を誇っていた立木正午(堺正章)。現在はレコード会社の役員待遇プロデューサーを務めているが、最近の音楽の流行についていけず、後継者の菊原(坂口憲二)に仕事を譲ろうと考えていた。 ある日、正午の60歳の誕生日パーティーが開かれる。まだ若いつもりでいた正午だが、部下の菊原や祥子(青木さやか)、文平(田中圭)たちに赤いちゃんちゃんこを渡され、正午は密かにショックを受ける。その帰り、正午は離婚した元妻の光代(夏木マリ)と偶然再会。光代は12歳も年下の圭介(尾美としのり)と再婚、正午との間にもうけた娘・朝子(小嶋陽菜)も大学2年生になり、元気にしていると話す。寂しさを募らせる正午。翌朝、風邪をこじらせた正午は、高熱を出してしまう。 35歳の長野かえで(夏川結衣)は売れない女優をしているが、生活費を稼ぐために居酒屋でアルバイトの日々。癒しを求めたかえではペットショップへ行き、そこで1匹の子犬に一目惚れをしてしまう。その子犬を『チャッピー』と名付け飼うことに。 翌日、東海林龍彦(徳井義実)がかえでの部屋を訪ねてきた。放浪癖のある龍彦だが一応かえでと付き合っている。龍彦は束縛しない自由な恋愛ができないかとかえでに提案。だがかえでは「私はもうそういう恋愛をする年じゃない」と断り、龍彦に部屋を出て行かせる。 一方、正午はフラフラになりながらも自力で薬を買いに行き、その帰り、公園にさしかかる。すると「チャッピー」と呼ぶ声が聞こえ、振り向いた正午はバランスを崩し、池に落ちてそのまま気を失ってしまい…。
#2 彼女からの誘い

#2 彼女からの誘い

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

正午(堺正章)はかえで(夏川結衣)が龍彦(徳井義実)に「正午を恋愛対象に見るのは無理」と話すのを聞いてショックを受けるが、かえでのことを諦められずにいた。そんな時、かえでから先日ご馳走になったお礼にと食事に誘われ、上機嫌になる。 かえでの部屋には、龍彦が転がり込んでいた。かえでは自分の意志の弱さに辟易としつつも、アルバイトを始めた龍彦に期待を抱く。そして龍彦にご褒美の食事を作っておくとメールを送るが、それを重荷に感じた龍彦はたった1日でアルバイトを辞めてしまい、部屋に帰りづらくなる。電車に乗った龍彦は、偶然乗り合わせた正午に席を譲る。よりによってかえでの恋人である龍彦に、生まれて初めて席を譲られて落ち込む正午だが、龍彦の人間性を見直す。 正午はマイペースな龍彦に乗せられ飲みに行くことに。龍彦とかえでが同棲しているのを知った正午はショックを受けるが、「幸せにしてやれよ」と背中を押してしまう。龍彦はかえでも店に呼ぼうと電話をかけるが、帰ってこない龍彦に腹を立て、女優仲間の律子(鈴木砂羽)と自宅で食事していたかえでは電話を切ってしまう。その間に勘定を済ませて店を出た正午は、なぜか龍彦を応援してしまった自分に呆れながら、やはりかえでのことが好きだと自覚する。 翌日、服屋の前を通りかかった正午が、龍彦のような若い男性の服を着たマネキンを見ていると、店員が試着を勧めてきた。試着をしていると、ショッピングをしていた光代(夏木マリ)と遭遇し、からかわれた上にその服を買わされてしまう。さらに光代の今の夫である圭介(尾美としのり)とも対面し、ついには3人でお茶を飲むことに…。
#3 彼女が部屋にやってきた

#3 彼女が部屋にやってきた

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

別れた妻の光代(夏木マリ)が、突然正午(堺正章)の会社にやって来た。生命保険の仕事を始めたので勧誘に来たのだという。もしかえで(夏川結衣)と結婚するなら、契約が変わるから早くした方がいいと言い出す光代に、正午は片想いなのだと打ち明ける。 一方、かえでの家では風呂のシャワーが壊れてしまった。それをきっかけに、かえでは龍彦(徳井義実)に出会ってから今日までの不満をぶちまけてしまう。龍彦は自分でシャワーを直すと言い張るが、悪戦苦闘の末、ますます壊れてしまう。 その晩、家に帰ったかえでは龍彦を連れて銭湯に行くが、店は廃業していた。途方に暮れていると、ちょうど正午がタクシーで通りかかり、風呂を借りるため2人は正午のマンションに行くことに。かえでが作ったつまみで一緒にシャンパンを飲みながら、仲の良さそうなかえでと龍彦に切なさを募らせる正午だが、風呂が直るまでうちで暮らせばいいと言ってしまう。 その頃、光代は圭介(尾美としのり)に正午の保険について話していた。正午は、保険金の受取人を実の娘である朝子(小嶋陽菜)にしたいと考えていたのだ。正午は圭介が嫌がるのではないかと気にしていたが、圭介は自分が正午よりも多額の保険に入ることを条件にOKする。 かえでと龍彦を泊めてやっているせいで、正午は夜が更けても全く眠れずにいた。ベランダに出てため息をついていると、背後に人の気配がした。振り返るとそこにはかえでが立っていて…。
#4 恋の大逆転!?

#4 恋の大逆転!?

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

仲間が小説で新人賞を獲ったと知り、落ち込んだ龍彦(徳井義実)は夜になっても帰って来ず、正午(堺正章)とかえで(夏川結衣)は2人で食事をすることになる。正午に龍彦の行方が気になっていることを指摘されたかえでは、若い頃は束縛し合わない関係がいいと思っていたが、段々キツくなってきたと告白する。 そんな時、玄関のチャイムが鳴った。だが龍彦ではなく、保険の手続きをしに来た光代(夏木マリ)だった。光代がかえでの前で余計なことを言わないかと冷や冷やする正午。しかし光代は、龍彦も一緒に居候していることを知り、正午の胸の内を察する。 光代が帰った後、ようやく龍彦が帰ってきた。だがひどく酔っ払っており、飲み屋の女の子たちを多数連れてきたため、正午は店の勘定を払って引き取らせる。かえでは龍彦を頭ごなしに怒鳴りつけるが、正午は龍彦が辛いことがあって酒を飲んだのを察してかえでをなだめ、2人きりにしようと自分は部屋を出て行く。だが正午は行き場を失ってしまい、文平(田中圭)の部屋に泊まることに。 翌朝、かえでは龍彦が持っていた仲間の著書を発見。先を越されて落ち込んでいるのではないと強がる龍彦に、かえではまた小説を書くように励ます。しかし当の龍彦は、机に向かってもまるで書く気が起こらず、かえでの期待がプレッシャーになっていた。 自分たちのアパートに帰ったかえでからお礼の電話を受けた正午は、2人が帰ってしまったことを少し寂しく感じる。正午がマンションに帰ると、かえでからの手紙が残されていて…。
#5 傷ついた彼女

#5 傷ついた彼女

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

正午(堺正章)に龍彦(徳井義実)が出て行ったことを話してスッキリしたかえで(夏川結衣)は、龍彦が正午を頼って行くと思うが、自分には教えないでほしいと告げる。そして仕事を頑張ると笑顔を見せる。 正午がマンションに帰ってくると、部屋の前にはかえでの予想通り龍彦がいたが、なぜか光代(夏木マリ)と酒盛りをしていた。2人を部屋にあげた正午に、光代は朝子(小嶋陽菜)のことは伏せ、知り合いがオーディションを受けたら優遇してくれるのかと尋ねる。しかし、正午はコネは嫌いだと言い切る。光代が帰ると、龍彦は自分には小説の才能が無いと結論が出るのが怖くなり逃げ出したと打ち明ける。 翌日、正午は会社で偶然ドラマのプロデューサーに会う。BSのドラマに低予算で出てくれるいい女優はいないかと聞かれた正午は、あることを思いつく。 かえでと律子(鈴木砂羽)が撮影をしていると、2人のもとにオーディションの話が舞い込んだ。真剣な思いでオーディションに臨んだ2人は、そろって見事に合格。歓喜の祝杯を挙げながら、かえでは忙しくなると男は邪魔だから、龍彦が出て行ってくれてよかったかもしれないと前向きに話す。 そんなある日、正午はケンちゃん(ムッシュかまやつ)の店に龍彦を連れて行く。酒を飲んでいるとかえでから電話があり、正午は龍彦には行き先を告げずに1人で店を出る。かえでと律子と合流した正午は、2人が心底楽しそうにドラマの撮影に臨んでいることを知り、嬉しく思う。 ドラマの撮影が進み、充実した時を過ごしていたかえでだが…。
#6 彼女の母が来た!!

#6 彼女の母が来た!!

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

祥子(青木さやか)から正午(堺正章)の恋心を聞かされ、驚いたかえで(夏川結衣)は律子(鈴木砂羽)に相談。律子は、かえでに恋をしているのに龍彦(徳井義実)との仲を応援してくれるなんて、いい男だと正午を支持する。一方、かえでからキツい言葉を浴びせられて落ち込む正午に、祥子は恋心を代弁して伝えたことを報告。かえでの反応を聞かされた正午は、自分が恋愛対象の範囲に入っていないことを再認識し、ため息をつく。 そんな時、『チャッピー』こと正午の大ファンであった、かえでの母・秀子(高畑淳子)が正午に会いたいと東京に押しかけて来た。かえでは迷惑がるが、渋々正午に電話をかけ、3人でディナーをする約束を取り付ける。正午に会うための服を買いたいと、かえでを伴い街を歩いていた秀子は光代(夏木マリ)と遭遇。実はザ・レインドロップスの追っかけとして有名だった2人は旧知の仲だったのだ。かえでが秀子の娘だと知って驚く光代の様子から、かえでは光代も正午の恋心を知っていたと気付く。 正午は祥子と文平(田中圭)にこれまで浮ついていたことを詫び、かえでに対しては"お母さんがファンだった人"という役割を全うしてきっぱり諦めると宣言する。その夜、かえでと秀子が正午に指定された店に行くと、そこはライブハウスも兼ねたレストランで、秀子から連絡を受けた龍彦も来ていた。そこで正午はステージに立ち、涙を流しながら思いを込めてザ・レインドロップスの曲を歌う…。
#7 彼女の誕生日

#7 彼女の誕生日

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

かえで(夏川結衣)は、自分の正直な気持ちを話そうと正午のもとを訪れる。これまでのお礼とお詫びを伝えたうえで、自分のことを好きだというのは本当かと尋ねる。正午は素直に認め、年寄りに好きになられて嫌な思いをしたのではないかと心配する。そんな正午にかえでは、「会っていて楽しいし、人間として好きだから自信を持ってほしい」と答える。その帰り道、正午は改めてかえでに告白。「君に恋してもらえるような男になろうと思う」と宣言し、かえでも心を動かされる。 かえでがマンションに帰ると龍彦(徳井義実)がドアの前で眠りこけていた。龍彦に会いたくないかえでは、律子(鈴木砂羽)に電話をしカラオケボックスに呼び出す。そして今しか歌うチャンスはないと、2人の男に思いを寄せられる心境を熱唱する。一方、龍彦は仕方なく正午のマンションに戻る。そこで正午は、かえでに告白したことを報告。ライバルだと思っていない様子の龍彦に、正午はトランプで負けた方がかえでを諦めようと勝負を持ちかける。しかしゲームの途中で、答えを出すことは嫌いだとやめようとする龍彦に、正午は自分の勝ち目があるとすれば、そこかも知れないと笑顔を見せる。 翌朝、オフィスに出社した正午は、新人バンド・ZUKANのデビューを目前に控えて弱気になる文平(田中圭)を励ます。そして昨夜、かえでに告白したことを報告。文平も最近好きな女の子に告白したことを明かすが、それが自分の娘・朝子(小嶋陽菜)だと知らない正午は盛り上がる。 かえでの36歳の誕生日が近づいて、誕生会を企画した律子は正午も呼ぼうと提案するが…。
#8 人間ドックで再検査

#8 人間ドックで再検査

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

正午(堺正章)は誕生会に行けなかったお詫びを口実に、かえで(夏川結衣)を食事に誘う。快く返事をもらい喜ぶ正午だったが、祥子(青木さやか)から人間ドックに行くように強く通告され、渋々病院に向かう。一方、龍彦(徳井義実)はアルバイトを始め、家事もこなし、かえでの言いつけを真面目に守っていた。それを聞いた律子(鈴木砂羽)は、正午というライバルが現れて危機感を持った龍彦は、母性本能に訴える作戦に出たのではと推察する。 健康には自信のあった正午だが、ポリープが見つかり意気消沈。精密検査のため入院が必要と言い渡された正午は、年寄りだと思われたくない一心でかえでに急に出張が入ったと嘘をついてデートをキャンセルする。 かえでがアルバイトする居酒屋に、龍彦と律子、水田(福田充徳)が集まった。水田は緊張した面持ちで、いつか映画監督になって、律子の主演映画を撮る夢が叶ったら結婚してほしいと、律子にプロポーズをする。それでは一生結婚できないと、茶化しながら涙をこぼす律子に、かえでも感極まってもらい泣きをしてしまう。 翌日、水田のプロポーズを思い出し、考え事をしながら公園の遊具でぼーっとしていた龍彦は、飛んできたボールを避けようとした拍子に落下し、腰を強打して病院に担ぎ込まれる。くしくもそれは正午が入院している病院だった。病室に駆け付けたかえでだったが、龍彦の怪我は大したことはなかった。 別の日、病院内を歩いていた正午は、龍彦も入院しているのを目撃。かえでが見舞いに来るかもしれないと思った正午は、その場から立ち去ろうとして背後から来た人とぶつかってしまう。振り返るとなんとそれはかえでだった…。
#9 彼女の父は同じ年

#9 彼女の父は同じ年

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

いよいよ正午(堺正章)がプロデュースする新人バンド・ZUKANのCDデビューが明日に迫った。営業からはZUKANに予算を掛け過ぎだと言われるが、正午は自分の勘を信じてほしい、自分が責任を取ると言って押し切る。 かえで(夏川結衣)のアパートでは、かえでと律子(鈴木砂羽)が出演したドラマの放送を見ようと、かえで、律子、龍彦(徳井義実)、水田(福田充徳)の4人が集まっていた。正午も打ち合わせを終え、オフィスで放送を心待ちにしていた。放送が終わり、かえでの幸せそうな表情を見た龍彦は、自分はかえでを幸せにできるのかと疑問を抱き始める。そんな龍彦に、水田は映画を撮るために自分で脚本を書いたが、どうしても面白くならないので、読んで意見してほしいと依頼するが、龍彦はあまり気乗りしない。 その晩、正午はCD発売前の不安を解消するためにバーに寄り、そこで知り合った同い年の男と一緒に飲むことに。なんとそれはかえでの父・幹二(前田吟)だった。2人は意気投合し、互いの素性を知らないまま話に花が咲く。若さの秘訣は恋と仕事で、現在36歳の女性に恋をしていると告げる正午に、幹二も以前、部下の女性に恋をしたことがあると打ち明ける。だが帰りがけに名刺交換をした2人は、互いの素性が分かり気まずい空気に包まれる。 翌日、龍彦は正午の会社を訪ねる。自分はかえでのことを本気で好きだが、何も持っていない自分と、経済力や地位や名誉を持っている正午と、どちらがかえでを幸せにできるのかと言い出す。自信喪失気味の龍彦に正午は…。
#10 男の引き際、最後のデート

#10 男の引き際、最後のデート

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

正午(堺正章)は新人バンド・ZUKANのCDの売れ行きが不調なことを理由に、社員たちから現場を離れるよう言われる。自らの責任を感じる文平(田中圭)を励まし、ライブ前にもZUKANに率先して声をかける正午。ライブの様子を袖から見ていた正午は、祥子(青木さやか)と文平に「あとはよろしく」と声をかけ、その場を立ち去る。その様子から、祥子は正午が会社を辞めようとしているのだと気付く。 かえで(夏川結衣)は、脚本の研究を始めて楽しそうな龍彦(徳井義実)に、映画のシナリオ募集のチラシを渡す。かえで自身は、オーディションや営業活動を事務所の村上社長(不破万作)と共に続けるが、やはりどこでも36歳という年齢がネックになってしまう。 ライブの帰り道、ケンちゃん(ムッシュかまやつ)の店に寄った正午は、「必要とされてないのにいるのは辛い」と本音を漏らす。そして何もなくなった60歳に恋は厳しいと自嘲する。そんな時、丁度かえでが店にやって来た。かえでは女優業を頑張る気になったのは、頑張っている正午に負けたくないと思ったからだと話す。それを聞いた正午は、今の自らの境遇が切なくなる。 後日、かえではダメもとで受けた映画のオーディションで、ヒロインの叔母さん役で起用を検討しているので、もう1度会ってみたいと連絡を受ける。 一方、正午は遂に会社に辞表を提出し、名残り惜しむ祥子や文平を置いて、会社を去っていくのだった…。
#11 すばらしき人生

#11 すばらしき人生

  • 46分 
  • 8日間 330 pt 〜

正午(堺正章)が皆の前から姿を消し、龍彦(徳井義実)は気にするなと言うが、かえで(夏川結衣)は自責の念に駆られる。そんなかえでの元に、正午から手紙が届く。そこにはこれまでの感謝やお詫びとともに、かえでの前から姿を消せば恋は終わらず、ずっと恋をしていられるからと、失踪の理由が綴られていた。 その頃、正午は海辺の町をぶらついていたが、偶然、国内を転々としていた元部下の菊原(坂口憲二)と再会する。菊原は正午に、やっぱり好きな音楽に関わっているべきなのではないかと意見し、そう言われた正午も菊原と2人でインディーズレーベルを立ち上げ、アーティストを発掘しようという気になる。 映画の撮影をしながらも元気のないかえでに、律子(鈴木砂羽)は励ましの言葉をかける。龍彦は水田(福田充徳)と仕上げた脚本をコンクールに応募し、これがダメでも諦めないと、今までにない頑張りを見せる。 正午と菊原は新レーベル「チャッピーズ」をスタートさせ、海辺の町でオーディションを開催して新人発掘を始める。そんな中、ZUKANのCDチャートが急上昇し、祥子(青木さやか)と文平(田中圭)は正午を連れ戻しにやって来るが、正午は自分のために新しいことを始めたいと会社復帰を断る。 そして1年後。正午は新人を売り出すためにレコードショップ回りをするなど営業に精を出していた。一方、かえでは小さな映画祭の助演女優賞に選ばれる。そして映画祭当日。龍彦は授賞式の会場でかえでにプロポーズをしようとするが…。

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