のだめカンタービレ 巴里編

#2

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あらすじ

千秋は、指揮者として腕を試すべく有名なプラティニ国際指揮コンクールへ出場する。このコンクールは、18名の出場者から3名のファイナリストを選ぶもので、過酷さと難易度の高さは有名である。予選の会場で、千秋は日本人指揮者の片平とヴィエラの弟子であるフランス人指揮者ジャンに出会う。ヴィエラの弟子を目の当たりにし、ショックを受けつつも、千秋は順調に予選を突破していく。しかし、演奏中にいつもの千秋の完璧主義が災いし、オケとの関係に亀裂が入ってしまう・・・!? 【23分】

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本編

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#1
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千秋とのだめは、音楽留学のためパリへとやって来る。飛行機恐怖症を克服して、久しぶりに戻って来たパリに感慨深くなる千秋。パリでの住処であるアパルトマンで二人を待っていたのは、のだめと同じ国立音楽大学ピアノ科に在籍するオタクのフランス人、フランクと派手な外見のロシアンギャル、ターニャだった。入学試験で出遭ったのだめと再会したフランクは、早速のだめにアプローチ。一方、ターニャはお金持ちの息子で美男子の千秋の気を引こうとするのだが・・・。こうしてクセのある面々を交え、千秋とのだめのパリでの新しい生活がはじまる。 【23分】
#2

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  • 23分 
  • 3日間 220 pt 〜

千秋は、指揮者として腕を試すべく有名なプラティニ国際指揮コンクールへ出場する。このコンクールは、18名の出場者から3名のファイナリストを選ぶもので、過酷さと難易度の高さは有名である。予選の会場で、千秋は日本人指揮者の片平とヴィエラの弟子であるフランス人指揮者ジャンに出会う。ヴィエラの弟子を目の当たりにし、ショックを受けつつも、千秋は順調に予選を突破していく。しかし、演奏中にいつもの千秋の完璧主義が災いし、オケとの関係に亀裂が入ってしまう・・・!? 【23分】
#3

#3

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コンクール優勝後、華々しくパリのコンサートで指揮者デビューを飾った千秋。だが、千秋の背後に怪しい影が忍び寄る・・・。エリーゼの命を受けたオリバーが千秋の身柄を拘束し、強引にシュトレーゼマンの事務所との専属契約を迫られる千秋。うなだれて帰宅してみると、のだめが怪しい老人に連れ去られたとフランクが大騒ぎしていた。残されていたメモに指定された場所に赴いた千秋が目にした光景とは・・・!?そして、千秋とシュトレーゼマンは、3ヶ月の演奏旅行に旅立ってしまう。果たしてパリに一人残されたのだめは大丈夫なのだろうか・・・!? 【23分】
#4

#4

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演奏旅行を終え、久しぶりにパリに戻った千秋は、留守の間、のだめが自分の部屋でピアノを弾いてさえいれば大丈夫だと思い込んでいた。だが千秋が目にしたのは、ビデオで見た孫Ruiという天才少女のピアノテクニックやパリの音楽学校での生徒たちのレベルの高さに圧倒され、憔悴しきったのだめの姿だった・・・。事情を聞き、のだめにピアノを弾かせてみる千秋。すると、のだめが弾いた曲はRuiを意識してか超絶技巧練習曲「マゼッパ」だった。「焦る必要はない」いつもののだめの演奏に戻って欲しい千秋は、のだめを慰めようとするが、先輩はいつも的外れなことばかりすると意外にものだめに拒絶されてしまうのだった・・・。 【23分】
#5

#5

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「いぶし銀」のオーボエ奏者、黒木泰則。彼がパリに留学して半年が経つが、未だに学校、いやフランスに馴染めず暗い日々を過していた。そんなある日、黒木は学校でのだめと出会う。久々の再会に喜ぶのだめは、黒木をアパルトマンに連れて行く。すると、黒木にとって幸いな事に、少ない時間ではあったがオランダでの演奏会に向かう千秋にも再会する事が出来た。仲間との再会、そして初めて聴くのだめのピアノ演奏に励まされ黒木は、再び自分もがんばろうという気になる事が出来たのだった。だが、そんな彼をさらなるフランス流の洗礼が襲うことに・・・。 【23分】
#6

#6

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いつの間にか千秋は、エリーゼの差し金で若きシュトレーゼマンも音楽監督を務めたことのあるルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者になっていた。見た事も振った事もないオケの指揮者にいきなり就任してしまい、嫌な予感を感じる千秋だったが・・・。早速、のだめを誘い偵察がてらマルレ・オケの定期公演を聴きに行く千秋。すると・・・、ものすごく大雑把な上に合ってない演奏とやる気の感じられないオケの態度を目の当たりにして、あまりのショックに千秋は愕然としてしまう・・・。 【23分】
#7

#7

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千秋のもとにマルレ・オケの指揮の代役の依頼が急遽舞い込んできた。予定されていた指揮者があまりのオケの酷さに逃げ帰ってしまったらしく、しかも公演まではわずか3日というとんでもない状況だ。それでもシュトレーゼマンたちが守ってきた伝統のオケのため、気を取り直してリハーサルに臨む千秋。だが、千秋は早々にオケのコンマスと衝突してしまう。千秋とコンマス、お互い独裁的で似たもの同士の度重なる衝突に、結局リハも消化不良のまま公演当日を向かえてしまうマルレ・オケ。そして、さらなるショックが千秋を襲う。なんと当日にも関わらずチェレスタ・ピアノ奏者が用意出来ていないというのだ・・・。千秋は急遽、のだめに演奏を頼むのだが、果たして公演はうまくいくのだろうか・・・?! 【23分】
#8

#8

  • 23分 
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魔法使いの弟子は、魔法の使えないただの弟子でしかなかったのか・・・。千秋のマルレ・オケ初公演は、シュトレーゼマンのようにオケを鳴らす事が出来ず、観客の笑い混じりの拍手で幕を閉じることに・・・。公演が終わりアパルトマンに戻る千秋。すると、そこに鬼のような形相のRuiママが現れRuiを強引に連れ帰ってしまった。天才少女と呼ばれたRuiの出現で焦っていたのだめは、Ruiですら自らの進む道を模索して苦悩していることを千秋から知らされ少なからずショックを受ける。そんなのだめに対して、「お前が今まで過ごして来た時間は絶対無駄なんかじゃないから」と、優しく励ます千秋。そして自らの力不足を痛感した千秋もまた、マルレ・オケと一緒に絶対に這い上がろうと新たな決意を誓うのだった・・・。 【23分】
#9

#9

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オクレール先生の紹介で、のだめの初リサイタル開催が決定した。何でもブルターニュの海に近い教会で行われるらしい。のだめは、千秋とターニャを誘って教会のある街へとドライブに出かける。途中、ターニャから男性を紹介して欲しいということで、のだめの計らいにより黒木と落ち合う。しばし観光を楽しむはずの2組だったが、ロシアンギャルのターニャと武士の様にお堅い黒木は当然そりが合うはずもなく少々険悪なムードになってしまう・・・。一方、のだめと千秋は、海恐怖症の千秋がパニックを起こし同じく観光どころではない有様に・・・。なんとか目的地にたどり着いた一行を待っていたのは、壮麗な城とモーツァルトのコスプレをした一風変わった城主のピエール・ド・ブノワだった・・・。 【23分】
#10

#10

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いよいよのだめの初リサイタル当日。のだめは教会に集まった観客を不思議なコスプレ衣装で迎える。まずは「キラキラ星」で観客の心をつかむ事に成功するのだめ。さらにリスト、ラヴェル、シューベルトと演奏は続き、観客はもちろん、モーツァルト以外には興味が無かったはずの城主ブノワをも感嘆させる。「俺はたぶん、色んな事を覚悟しておいた方がいい。」 演奏に聴き入りながら千秋は、のだめと出会ってからの4年間を思い自らに言い聞かせる様にそう呟くのだった・・・。一方、いまだ自分の音楽に向き合いきれないターニャは、まだ見ぬブノワ家の息子との出会いに希望を馳せるのだが・・・。 【23分】
#11

#11

  • 23分 
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夏が過ぎ、千秋はマルレ・オケの新メンバー・オーディションに臨む。伝統あるオケという事もあり、地方や国外からも参加者が集う。その中には、黒木やポールの姿もあった。審査の過程で、今まで反りが合わなかったはずの千秋とシモンの意見が不思議と一致することに・・・・。それは、オケが良い方向に向かっている兆候だろうか?!各パートに新メンバーを加えた新生マルレ・オケで、千秋のリハーサルにも熱が入る。だが、新旧メンバーの確執や軋轢、そして普段の生活とリハに追われ疲弊していくオケのメンバーたち・・・。果たして千秋は離れていった客を呼び戻し、マルレ・オケの公演を魔法を操るように成功させる事が出来るのだろうか・・・。 【23分】