シカゴ・ファイア シーズン1

• 第1話 シカゴ消防局51分署
• 第2話 愛しき人
• 第3話 信念
• 第4話 1分の重み
• 第5話 痛みと忍耐
• 第6話 裁きの時
• 第7話 2つの家族
• 第8話 試練
• 第9話 つらい運命
• 第10話 不穏なクリスマス
• 第11話 神の裁き
• 第12話 決意
• 第13話 それぞれの決断
• 第14話 苦い思い
• 第15話 悪魔との取引
• 第16話 許し
• 第17話 やさしい嘘
• 第18話 英雄の資質
• 第19話 小さな消防士
• 第20話 野心
• 第21話 報復の始まり
• 第22話 孤独なリーダー
• 第23話 別れの時
• 第24話 山あり谷あり

シカゴ消防局第51消防署の消防士、救助隊員、救急隊員にとって、これほどストレスと危険が多く、しかし甲斐があり爽快な職業はない。

アンディ・ダーデンの命を奪った火災で負った肩の重傷を隠し通すセヴァライド。罪悪感と戦いながら、倒壊した建物に閉じ込められた建築作業員の救助にあたる。消防士仲間で恒例のバーベキュー・パーティーにダーデンの妻ヘザーが姿を見せて、夫の死はセヴァランドの落ち度だと責める。ハンコック・タワーで事故が起きて出動。窓拭き職人のゴンドラが壊れて落下した破片の下敷きになった自動車の中から若者を救出することになる。一方、ケイシーとハリーは一緒に未来を築けるか悩む。

飲酒運転者が自動車を衝突させて、16歳の少年がマヒ状態に。飲酒運転していたのは汚職刑事の息子だった。公にするかどうかケイシー次第だ。コネも多く職権を乱用するヴォイト刑事に圧力をかけられ、さらに脅迫されるケイシー。真実を語ろうと決意し、ヴォイトと対決することに。一方、局長の新しいアシスタントに迫られるセヴァライド。頚椎を骨折したと診断される。治療しないと治らないかもしれないが、医師のアドバイスを無視して仕事を続ける。また、ミルズは母親のレストランを手伝うべきか、父親のように消防局に常勤するべきか悩む。

倉庫火災で現場から避難するよう隊員に命令したボーデン署長(イーモン・ウォーカー)。ホームレスの男性を見捨てて死に至らせたと責められる。マスコミに非難され、消防局内にも苦い雰囲気が漂う。一方、セヴァライド(テイラー・キニー)は隣人との揉め事に悩む高齢の女性を助ける。ヴォイト刑事(ゲスト・スター、ジェイソン・ベギー)は息子の飲酒運転に関して証言するのをやめさせようと、ますますケイシー(ジェシー・スペンサー)を恫喝する。レズリー(ローレン・ジャーマン)は出動先で、元恋人クラリス(ゲスト・スター、シリ・アップルビー)に出くわす。クラリスは結婚しており、夫も一緒だ。レズリーはかつての失恋を思い出してしまう。ハロウィン・パーティーでの救助要請に出動するハーマン(デヴィッド・エイゲンバーグ)。激怒することになる。他に主演はモニカ・レイモンド、チャーリー・バーネット、テリー・リーヴス。

嫌がらせを続けるヴォイトと対決するケイシー。一歩も譲らない決意だが、報いを受けることになる。ガブリエラは現場での処置が原因で懲戒処分に直面する。セヴァライドは建設現場での救助作業中に、腕が思うように動かせなくなり、かつての恋人であり医薬品業界に勤めるアナに助けを求める。

ガブリエラは停職処分になるのだろうか。懲罰委員会に審査されるきっかけとなった処置で命を救った少女から救いの手をさしのべられる。ケイシーに証言を撤回させようと手段を問わないヴォイト刑事に、ケイシーの我慢は限界だ。それでも、アパート火事の最中に、自らの命をかけるケイシー。それが思いがけない結果に。

託児所に出動したところ、覚醒剤の違法製造所に出くわしてしまった消防署の一同。麻薬検査を命令される。怪我と鎮痛薬の使用を知られたくないセヴァライドは渋る。一方、ギャングによる銃撃の被害者の救助に出動した消防隊と救助隊は、銃火で身動きがとれなくなってしまう。さらに、七面鳥を揚げようとしてガレージに引火、爆発寸前という事件も。高速道路では大変な玉突き事故が起こり、ガブリエラが大量出血の男性を救い、ケイシーが出産を現場で手伝う。

列車事故の現場で犠牲者の死体を見たピーター・ミルズ(チャーリー・バーネット)。動揺を振り切れず、消防士としての将来に疑念を抱く。ガブリエラ(モニカ・レイモンド)とレズリー(ローレン・ジャーマン)は、母親(ゲスト・スター、カット・マクドネル)に虐待されている6歳の少女を救うが、母親が思いがけない行動をとる結果に。セヴァライド(テイラー・キニー)は心臓発作の患者を救出中に、怪我をさらに痛める。結婚して妊娠中の元恋人クラリス(ゲスト・スター、シリ・アップルビー)を夫のもとへ送り帰すレズリー。他に主演はジェシー・スペンサー、デヴィッド・エイゲンバーグ、イーモン・ウォーカー。

自動車修理工場火災で負傷したホセ・ヴァルガスは、消防士としての生活に終止符を打つことを余儀なくされる。これが実につらい。ボーデン署長は放火容疑を受けている少年を助けようとする。高圧線がらみの交通事故からルネという女性を救出したセヴァライドは、デートに誘われる。クルスはギャングに仲間入りした弟レオンを助けようとする。

高級住宅のキッチン火災を鎮火したケイシー、ハーマン、マウチ、クルス、オティス、ミルズは、5万ドルのダイヤのネックレスを盗んだと責められ、内部調査が開始される。クルスの弟レオンは激化するギャングの抗争に巻き込まれ、クルスは必死の手段で救おうとする。ガブリエラはケイシーをいとこの派手なクリスマス・パーティーに招待する。レズリーはセヴァライドに忍耐の緒が切れそうだ。

フラコが銃撃戦で死んだことから罪悪感に苦しむクルスは、ケイシーに打ち明ける。救急車事故による頭部の負傷からレズリーが回復する一方で、セヴァライドは自分の怪我に対処する助けをガブリエラに求める。ケイシーは母親と姉の葛藤の板ばさみに。ハーマンは商売の取引に納得できない。

セヴァライド(テイラー・キニー)がついに怪我のことをボーデン署長(イーモン・ウォーカー)に打ち明け、将来について大切な決断を下す。ケイシー(ジェシー・スペンサー)は家族問題で悩む。救助現場で唯一の生存者である幼い少女を発見したガブリエラ(モニカ・レイモンド)は、自分の手で解決しようとする。他に主演はローレン・ジャーマン、チャーリー・バーネット、デヴィッド・エイゲンバーグ。ゲスト出演はサラ・シャヒ、キャスリーン・クインラン、ニコル・フォレスター。

ボーデン署長が救いの手をさしのべていた少年放火魔アーニーが火をつけた金物店の火事で男性が死亡。悩むボーデン署長は警察に出向く。セヴァライドは将来について決心し、父親に助言を求める。市内で最もヒマな消防署へ一時的に出向いたオティスは、そこで仲間意識を味わい、ある決断をする。安アパートに出動したガブリエラとレズリーは窮地に立たされる。

消防署に戻ったセヴァライド(テイラー・キニー)。応援に来ていたエリック・ホエーリー(ゲスト・スター、シェーン・マクレー)は過去に因縁ある相手だと気づく。ガブリエラ(モニカ・レイモンド)はレズリー(ローレン・ジャーマン)に秘密を打ち明ける。ケイシー(ジェシー・スペンサー)は家族の問題に取り組む。悪質なヘロインが出回り、ボーデン署長(イーモン・ウォーカー)たちは対応に急ぐ。クラリス(ゲスト・スター、シリ・アップルビー)とレズリーは新たな問題に直面する。他に主演はチャーリー・バーネット、デヴィッド・エイゲンバーグ。ゲスト出演はキャスリーン・クインラン、ジョン・セダ。

麻薬とギャングの捜査にあたる兄アントニオを助けようとするガブリエラ。兄に内緒で思いがけない人物に援助を求める。ケイシーと母親ナンシーは互いにどう向き合えばいいのか悩む。ホエーリー(ゲスト・スター、シェーン・マクレー)に頼まれて、セヴァライドはかつて大切だった人を訪問する。ハーマンとオティスはバーの匿名出資者について厳しい真相を知ることになる。

過去の行動に苦悩するあまり、クルスは仲間の消防士を危険にさらしてしまう。ケイシーと姉クリスティーは母子と姉弟の葛藤を解決しようとする。セヴァライドはホエーリーへの厚意として、かつての大切な人に再び接触を図る。きわめて危険な状態で爆発物処理班を応援した一同は、考え方を改める。

ケリー・セヴァライドの父親ベニーが街にやって来る。かつての同僚の死をめぐり、ボーデン署長と衝突。心の古傷が開いてしまう。事故を起こした運転者を助けるミルズ。クラリスとの将来について決断を下すレズリー。ハーマン、オティス、ガブリエラはバーの謎を解こうとする。

ボーデン署長(イーモン・ウォーカー)とベニー・セヴァライド(ゲスト・スター、トリート・ウィリアムズ)の関係が緊張を続ける中、ミルズが父親の命を奪った火災の真相を求めてベニーを詰問。手がつけられない事態になる。一方、セヴァライド(テイラー・キニー)、ケイシー(ジェシー・スペンサー)、ベニーはレストランの不審火2件の真相を暴く。レズリー(ローレン・ジャーマン)は妊娠するための新しい方法を模索する。他に主演はモニカ・レイモンド、チャーリー・バーネット、デヴィッド・エイゲンバーグ。ゲスト出演はチャオン・クロス。

安アパートでの救助活動が失敗に終わる。犠牲者を出したことで第51消防署の男女は精神的に大きく影響される。ミルズ(チャーリー・バーネット)を消防隊から救助隊に異動させようとセヴァライド(テイラー・キニー)は決めるが、他の隊員の神経を逆なですることに。セヴァライドとケイシー(ジェシー・スペンサー)はヘザー・ダーデン(ゲスト・スター、チャオン・クロス)をめぐり対立。レズリー(ローレン・ジャーマン)とガブリエラ(モニカ・レイモンド)は出動中に麻薬常習者の奇行に悩まされる。レズリーは他の妊娠する方法を考える。また、一同は地元の麻薬密売人の怒りを買うことに。近所と消防署の平和と安全が危機にさらされる。

救助隊に加わりたいと考えるミルズ(チャーリー・バーネット)。セヴァライド(テイラー・キニー)は賛成するが、他の同僚の恨みを買うことに。救急医療隊員候補生タラ(ゲスト・スター、ブルック・ネヴィン)がガブリエラ(モニカ・レイモンド)とレズリー(ローレン・ジャーマン)の当番に加わる。ハーマン(デヴィッド・エイゲンバーグ)が旅行中に、妻シンディ(ゲスト・スター、ロビン・コフィン)が妊娠合併症を起こし、レズリーが助けることになる。モリーズの開店が近づくにつれて、ガブリエラとケイシー(ジェシー・スペンサー)が急接近。ケイシーは思いがけない人物の訪問を受ける。

ヴォイト刑事(ゲスト・スター、ジェイソン・ベギー)が戻ってくる。ガブリエラ(モニカ・レイモンド)から兄アントニオ(ゲスト・スター、ジョン・セダ)を助けた貸しを返してもらうというのだ。ケイシー(ジェシー・スペンサー)の私生活は昔のパターンに戻ってしまう。ガブリエラ、ハーマン(デヴィッド・エイゲンバーグ)、オティス(ユリ・サーダロフ)は、地元の人が楽しめるバー、モリーズの開店準備で嬉しい毎日。一方、セヴァライド(テイラー・キニー)の将来が脅かされる。

苛立つセヴァライド(テイラー・キニー)は窮地を脱するために思いがけない相手に援助を求める。ケイシー(ジェシー・スペンサー)は私生活に満足を覚え始める。ミルズ(チャーリー・バーネット)とガブリエラ(モニカ・レイモンド)は私生活で困難に直面する。悲惨なアパート倒壊現場への出動命令が出る。

ケイシー(ジェシー・スペンサー)はやむを得ず、ヴォイト(ゲスト・スター、ジェイソン・ベギー)が指揮する警察の情報課と手を組むことになる。ヴォイトは監獄に送られたにもかかわらず相変わらずの汚職警察官のようだ。レズリー(ローレン・ジャーマン)はいよいよ母親になる見通しが立って興奮している。ミルズ(チャーリー・バーネット)とガブリエラ(モニカ・レイモンド)は私生活で困難に直面する。モリーズの開店へ向けて消防署員たちは一致団結する。

刑務所火災がはるかに危険な事態に発展する。シンディ・ハーマンが産気づく。妊娠検査の結果を不安げに待つレズリー。ミルズは恋愛でも仕事でも転機を迎える。