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第7話 バラバラと崩れる

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あらすじ

ふうせんかずらが引き起こした、欲望解放という現象に巻き込まれるようになった太一たち。普段は理性で抑えている様々な欲望がアトランダムに解放されるその現象は、5人のみならず、周囲の人々も巻き込みかねない危険なものだった。唯は、欲望解放の影響で他校の生徒に暴力をふるってしまったことを気に病み、不登校が続いていた。

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本編

第1話 気づいた時には始まっていたという話再生
第1話 気づいた時には始まっていたという話
  • 24分 
  • 無料

八重樫太一たち5人の部員が所属する私立山星高校の文化研究部(=文研部)の部室は、 その日もいつものように他愛のない会話で時間が過ぎていくはずだった。 しかし前日の夜、桐山 唯と青木義文の間で、お互いの体と人格が入れ替わっていたことが発覚する。 2人からそのことを打ち明けられた太一、部長の永瀬伊織、副部長の稲葉姫子はにわかには信じられずにいたが、 それから間もなく、今度は伊織と○○の体が入れ替わってしまって…!?
第2話 なかなか面白い人間達

第2話 なかなか面白い人間達

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

文研部の5人の間で、人格入れ替わりが次々と発生するようになった。 唯と入れ替わった太一は身を隠すために女子トイレに駆け込むが、やましい目的ではないかと唯から疑われてしまう。 そんな困った事態の連続に、困り果てる5人。 そんなとき、彼らの前に<ふうせんかずら>と名乗る存在が現れる。 彼は、人格入れ替わりは自分が仕組んだことであると5人に告げる。
第3話 ジョバーとローブロー

第3話 ジョバーとローブロー

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

次第に人格入れ替わりに慣れてきた太一たちだが、それと同時にお互いの内面に気付き始める。 ある日の放課後、これまで何度か唯と入れ替わった青木の指摘により、 彼女のあるトラウマが露呈されてしまう。 隠し続けてきた内心を知られた唯は激しく動揺し、部室を飛び出していく。 唯の気持ちを察することができなかったと落胆する青木。 一方、太一は唯をどうにかして救えないかと考える。
第4話 二つの想い

第4話 二つの想い

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

唯のトラウマ騒動が落ち着いたのも束の間、姫子が体調不良で倒れてしまう。 心配する文研部の仲間たちに対し、大丈夫だと言い張る姫子。 そして彼女は、唯を救おうとした太一の親切心をからかいながらも、 伊織が抱えている悩みも太一が解決したらどうかと提案する。 姫子に流されるまま、2人きりで話すことになった太一と伊織。 わざと明るく振る舞いながらも、伊織は悩み事を語り始める。
第5話 ある告白、そして死は・・・・・。

第5話 ある告白、そして死は・・・・・。

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

昼休み、唯に対し自分の思いを改めて真正面から伝えた青木。 2人の様子を太一、伊織、姫子は陰から見守っていた。 そして放課後、文研部の部室にやってきた太一は、伊織と入れ替わったという姫子から 「太一は伊織のことをどう思ってるんだ」と聞かれる。 突然の問いで言葉に詰まりながらも、本心を正直に答える太一。 彼にとって何気ない返事だったのだが、やがてそれがきっかけで思いがけない大事態へ発展してしまう!
第6話 気づいた時にはまた始まっていたという話

第6話 気づいた時にはまた始まっていたという話

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

奇妙な人格入れ替わり現象が落ち着いて3週間が経ち、太一たちは平和な毎日を送っていた。そんな中、ある日の部室で姫子が突然、服を脱ぎだしたかと思うと太一を押し倒してしまう。さらに普段の部員たちの性格から逸脱した、とんでもない行動が次々と起こるようになった文研部。それは、彼らの身にふりかかった新たな異常現象の始まりだった。
第7話 バラバラと崩れる

第7話 バラバラと崩れる

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

ふうせんかずらが引き起こした、欲望解放という現象に巻き込まれるようになった太一たち。普段は理性で抑えている様々な欲望がアトランダムに解放されるその現象は、5人のみならず、周囲の人々も巻き込みかねない危険なものだった。唯は、欲望解放の影響で他校の生徒に暴力をふるってしまったことを気に病み、不登校が続いていた。
第8話 そして誰もいなくなった

第8話 そして誰もいなくなった

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

唯の不登校が続いて一週間。いまだ復帰しない彼女を心配した太一は、なんとかして助けようと再び唯の家を訪ねることを考える。だが青木は、無策のままで助けたいと考えるばかりの太一を独りよがりだと批判。2人は激しい口論となる。文研部は欲望解放に振り回され、かつての明るさを失いつつあった……。
第9話 気づいてしまって

第9話 気づいてしまって

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

ひとりで突っ走っていたことを反省し、考えを改めた太一。彼は青木や伊織に謝罪するとともに、楽しかった文研部の姿を取り戻す決意を固める。その後、唯を学校に復帰させる手段を考えていた際、青木は太一からかけられた言葉をきっかけに一計を案じる。久々の対面となった唯に対し、意を決した青木は驚くべき行動に出る!
第10話 それを言葉にするということ

第10話 それを言葉にするということ

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

山星高校の生徒たちは校外学習でキャンプ施設にやってきた。同じ班になった太一、伊織、姫子はいつもの調子でやりとりしながら、調理場でカレー作りに励む。その中で姫子は、以前にふうせんかずらから指摘されたあることが気になっていた。平静を装いながらも、他人に言えない秘めた思いを募らせていく姫子。しかし、些細なことからその胸中を伊織に見抜かれてしまった彼女は、キャンプ場から駆け出して……。
第11話 気づきを与えられて始まったという話

第11話 気づきを与えられて始まったという話

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

2学期の終業式、放課後に部室にやってきた5人は、 黒板に太一以外の4人の名前が書かれているのを見つける。 それが意味するものを考えているうち、 伊織と唯の身体に異変が起き、なんと2人は子供の姿に戻ってしまった。 太一たちはこれはまた<ふうせんかずら>の起こす新しい現象だと考えるが……
第12話 雪降る街へ

第12話 雪降る街へ

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

人目を避けて廃ビルで過ごしていた太一たちだったが、 そんな折に唯は、中学時代の空手のライバル、三橋千夏と再会する。 そして既に空手を辞めたことについて、「わたしとの約束は?」と三橋から詰め寄られる。 また青木は、時間退行で小学生になってしまったときの言動をきっかけに、 自分は本当に唯が好きなのかと考え込んでいた。 そしてそれぞれに悩む唯と青木は、ふとしたことから衝突してしまう。
第13話 この五人がいれば

第13話 この五人がいれば

  • 24分 
  • 7日間 220 pt 〜

時間退行を引き起こした<二番目>からの忠告を破り、 太一は自分が知る事実をみんなに伝える。 しかしそのことよって、これまではただひとり無事だった太一にまで時間退行が起きるようになり、 さらに退行する時間帯までアトランダムにされてしまう。 家に帰ることもできなくなった5人は、家族に対してごまかすことにも限界を感じ始める。

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