配信開始日:2016年10月03日
『昭和元禄落語心中』の作品動画を一覧にまとめてご紹介!
第1話無料配信用本編
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第一話~第十三話
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特番「智一&勝平の落語放浪記」第一話~第十四話
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第一話~第四話
704 pt
第五話~第七話
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第八話~第十話
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第十一話~第十三話
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第一話
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「なんもねぇから、あすこへ行くんだ」。元チンピラの与太郎は、刑務所の慰問で聞いた八代目有楽亭八雲の落語「死神」が忘れられなかった。出所後、真っ先に向かったのは八雲の寄席。八雲に弟子入りを懇願し、どうにか内弟子になるのだが……。一方の八雲は、そこに身を寄せる小夏という女性との深い因縁、そして自身の逃れられない過去と、落語に打ち込む傍らで様々な因果に翻弄されていく。
第二話
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八雲が話して聞かせる助六との「約束の噺」。若き日の八雲である菊比古は七代目八雲に弟子入りした日、のちに助六となる少年に出会った。彼は名跡を継ぎたい一心で八雲を尋ねた変わり者だが、持ち前の噺で菊比古と師匠をすっかり引き込んでしまう。初太郎という高座名を授かった彼の性格は型破りで、噺は荒削り。けれども何より落語が好き。しぶしぶ内弟子になった菊比古とは正反対だが、そんな二人の修行の日々が始まるのだった。
第三話
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初めての高座で初太郎との実力差を痛感した菊比古。廓噺や艶笑噺を初太郎に勧められるが、目先の前座噺で精一杯。自分にどんな噺が向いているのかおぼつかないままだった。その上、昼間は学校もあり、落語漬けの初太郎との差は開くばかり。それでも彼のおかげで落語がどんどん好きになり、一人の青年らしく交際する相手もできた。しかし押し寄せる戦争の影は、落語も恋も友情もすべてを引き裂こうとしていて……。
第四話
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二つ目となった菊比古と初太郎は、師匠の家を出て貧乏二人暮らしを始めた。初太郎は助六を襲名してからというもの、休む暇もないほどの上り調子。臆せず笑いを取りにいく話しぶりには、菊比古も舌を巻くばかりだった。一方の菊比古は助六のぶんまで食い扶持を稼ぎ、ろくに稽古もできない状態。なかなか調子の上がらない菊比古のためにと、師匠はみよ吉という芸者を紹介するのだが……。
第五話
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寄席が終われば酒を浴び、両手に女を抱きかかえ芸の肥やしと上機嫌。遊んでいても仕事は入り、口も八丁手も八丁。菊比古はそんな助六に苛立ちを覚えながらも、順風満帆の彼が少し羨ましかった。自分はというと、鹿芝居の稽古もうまくいかず焦るばかり。自分に落語は向いているのだろうか? 自問自答する菊比古はある日、偶然みよ吉に出くわす。悪戯な表情を浮かべる彼女についていくと……。
第六話
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鹿芝居の成功で気分をよくする菊比古。自分の一挙手一投足に皆が心を動かすさまは格別なものだった。似たような経験を戦地の兵隊の前でしたという助六。それ以来、人のために落語をやると決めたというが、そんな彼が菊比古に問いかける。「お前(め)さんは? どうなんだい」。誰のために落語をするのか。自らの居場所のために落語をしてきた菊比古は、一度もそんなことを考えたことがなかった。
第七話
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自分の落語を見つけ、すっかり売れっ子になった菊比古。みよ吉と逢瀬を重ねても、考えるのは落語のことばかり。寂しがるみよ吉をよそに、落語漬けの充実した日々を送っていた。一方の助六は人気にかこつけてやりたい放題。身の丈以上の噺に手を伸ばしては、大師匠方の不興を買っていた。説教に腹を立てる助六と振り回される菊比古。そんな二人のもとへ、みよ吉がやってきて……。
第八 話
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七代目と菊比古の地方巡業は大盛況だった。七代目も菊比古の成長に満足し、いよいよ真打昇進を視野に入れる。頭痛のタネは、助六だ。問題行動ばかりの彼を真打にするのは、ひどく骨が折れるのだという。当の助六はというと、みよ吉から意外な事実を聞かされていた。菊比古はみよ吉に何も話さずに旅立ったというのだ。諦めにも似た悲しい表情を浮かべるみよ吉。その横顔はあまりに美しかった。
第九話
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七代目の尽力もあり、菊比古と助六は揃って真打に昇進。披露公演も大盛況を収めるが、助六がまた問題を起こしてしまう。落語協会会長の嫌味に腹を立て、会長の十八番を勝手に披露したのだ。七代目から説教を喰らう助六は、ここぞとばかりに落語への想いを熱弁するのだが……。一方、菊比古はみよ吉に別れ話を切り出そうとしていた。菊比古と助六、二人の運命が大きく動き出す。
第十話
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別れの刻はふいにやってくる。落語のつらさも楽しさも一緒に分かち合った助六。自分を本当の子どものように世話してくれたおかみさん。弟子入りを望む者やマスコミは嫌というほどやってくるのに、大切な人たちはどんどん去って行く。やりきれない思いを抱える菊比古に、七代目が聴かせるのは『子別れ』と自身の因果の物語。そう、すべては切っても切れない因果の巡り合わせ……。
第十一話
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温泉街のそば屋で出会った少女、小夏こそが助六とみよ吉の子どもだった。菊比古は小夏の案内でついに助六と再会するが、その姿はあまりに落ちぶれていた。みよ吉に落語を辞めさせられ、仕事をするでもなくその日暮らし。水商売をしながら助六を支えてきたみよ吉も、愛想を尽かして出て行ったという。菊比古はそんな助六に、たった一言だけ告げる。「東京へ戻って落語をやりなさい」と。
第十二話
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温泉街の旅館で開かれる小さな落語会。菊比古も小夏も松田も、誰もが高座に上がる助六の姿を待ち望んでいた。一方、助六は落語を愛する客の温かさに触れ、改めて落語と人との繋がりを実感する。菊比古のはからいで七代目八雲の紋付きを羽織り、披露するのは『芝浜』。ついに助六と菊比古の止まっていた時間が動き出すのだが……それはみよ吉にとっても同様だった。
第十三話
220 pt
時代に流されない落語を残していくこと、それが菊比古の仕事。時代に合わせた落語のために自分が変わっていくこと、それが助六の仕事。落語のために生きた二人の「約束の噺」も、いよいよお開き。菊比古も、ついに八雲の名前と向き合うときが来た。移ろいゆく時代、落語も人も大きく変わろうとする中で、菊比古は落語に、落語が結んだ縁にどんな決着を付けるのか。
智一&勝平の落語放浪記 第一回「落語とメディア」展篇 -前編-
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落語心中キャストが贈る、落語についてちょっと知った気になれる?かもしれないミニ番組がスタート!初回は早稲田大学演劇博物館を探訪。現在展示中の「落語とメディア」展を巡り、落語とメディアの関わりや変遷を楽しく学びます!
智一&勝平の落語放浪記 第二回「落語とメディア」展篇 ‐後編‐
110 pt
前回、落語における寄席や速記との関わりを学んできた放浪人が次に学ぶのは、レコードやラジオといったメディアとの関わり。さらに、昔の寄席を再現したスペースでは一同大興奮!貴重な資料と共に、その歴史を辿ります。
智一&勝平の落語放浪記 第三回 「本法寺はなし塚」篇 ‐前編‐
110 pt
今回の舞台は、東京・田原町。シリーズ2ヶ所目となる探訪先に向かう前に一行が立ち寄ったのは、落語とちょっとした関わりがあるというとあるお店で…?
智一&勝平の落語放浪記 第四回 「本法寺はなし塚」篇 ‐後編‐
110 pt
お腹も満たされた一行がようやく向かった探訪先は、禁演落語の台本が納められた「はなし塚」がある本法寺。当時の時代背景を振り返りながら、「はなし塚」が建立された所以を学びます。
智一&勝平の落語放浪記 第五回 出張トークイベント篇
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出張版となる本エピソードでは、アニメイト池袋本店にて行われた「雲田はるこ原画集発売記念 昭和元禄落語心中イベント」の模様をお届け!作品のことや「落語放浪記」撮影秘話について語ります。
智一&勝平の落語放浪記 第六回 「芝浜」探訪篇 –前編-
110 pt
今回の舞台は、東京・港区芝。落語心中本編にも登場する古典落語の名作「芝浜」の誕生秘話に迫るべく、ゆかりの地を巡ります。
智一&勝平の落語放浪記 第七回 「芝浜」探訪篇 –後編-
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本芝公園、そして御穂鹿嶋神社で古典落語の名作「芝浜」の誕生と歴史について学んだ一行は、創業160年の歴史を持つ老舗の寿司店へ。江戸前鮨を目の前にして大興奮の一同。このままグルメ番組と化してしまうのか…?!
智一&勝平の落語放浪記 第八回 浅草散策篇 –前編-
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番組初となるスペシャルゲストに落語家・柳家わさび氏を迎えて、落語と縁深い浅草界隈を散策!落語家や歌舞伎役者、舞踊家が御用達の老舗扇子屋を訪問し、落語家には無くてはならない高座扇について学びます。
智一&勝平の落語放浪記 第九回 浅草散策篇 –後編-
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前編に引き続き浅草を散策中の一行は、東京を代表する定席の1つである浅草演芸ホールを巡りつつ、かの落語家にも愛された老舗蕎麦屋へ。落語家・柳家わさび氏に、落語における高座扇を活用した蕎麦の手繰り方を習う放浪人。その出来やいかに…?
智一&勝平の落語放浪記 第十回 らくごカフェ篇 -前編-
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浅草散策篇に引き続き、一行は神保町にある「らくごカフェ」へ。いつでも気軽に落語を楽しめるカフェとして人気の店内で、落語家・柳家わさび氏の素顔と日常に迫ります。
智一&勝平の落語放浪記 第十一回 らくごカフェ篇 -後編-
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神保町で人気の「らくごカフェ」を訪れた一行は、落語家・柳家わさび氏に一席披露していただくことに。番組始まって以来の生高座に、一同大興奮!
智一&勝平の落語放浪記 第十二回 寄席文字体験篇 -前編-
110 pt
今回のテーマは「寄席文字」。書家・橘右橘師匠をゲストに迎え、寄席文字と歌舞伎文字、江戸文字の違いなどを学びつつ、師匠の実演からその奥深さを学びます。
智一&勝平の落語放浪記 第十三回 寄席文字体験篇 -後編-
110 pt
師匠の美しい筆さばきを目の当たりにした一同は、ついに寄席文字書きを実践!果たしてその出来栄えは…?注目の寄席文字体験後編です。
智一&勝平の落語放浪記 第十四回 振り返り座談会篇
110 pt
全14回に渡りお送りしてきた「智一&勝平の落語放浪記」も、いよいよ最終回!過去の番組エピソードを、爆笑トークで振り返ります。
作品のあらすじやキャスト・スタッフに関する情報をご紹介!
刑務所の落語慰問会で見た大名人・八雲の「死神」が忘れられず、出所した与太郎が真っ先に向かった先は、寄席だった。拝み倒して八雲の住み込みの弟子となった与太郎だが、八雲の元では小夏という女性が暮らしていた。八雲と小夏には他人が容易に触れられない因縁があるらしく・・・。
原作
雲田はるこ「昭和元禄落語心中」(講談社『ITAN』連載)
監督
畠山 守
シリーズ構成
熊谷 純
キャラクターデザイン
細居美恵子
落語監修
林家しん平
色彩設計
佐野ひとみ
撮影監督
浜尾繁光
音楽
澁江夏奈
音楽制作
スターチャイルドレコード
音響監督
辻谷耕史
音響制作
ダックスプロダクション
アニメーション制作
スタジオディーン
オープニングテーマ
薄ら氷心中(歌:林原めぐみ/作詞作編曲:椎名林檎/木管編曲:村田陽一)
製作
落語心中協会
製作年
製作国
日本
(C)雲田はるこ・講談社/落語心中協会