獲物の分け前

オスカー主演女優賞を2度受賞し、社会活動やワークアウトでもその名を上げた、ハリウッドを代表する大女優ジェーン・フォンダが、女優としてブレイクする前の20歳代に、フランスに渡って出演した官能ドラマ。 自由奔放に見えながらも、逆に男に利用され、すべてを失ってしまう世間知らずの裕福な若妻を、ヌードも辞さず体当たりで演じた。 当時の夫であったロジェ・ヴァディムが監督しただけあって、幻想的なカメラワークや洒落た衣装とともに、ジェーンの若く眩しい肢体と色香が匂い立つような美しさで映像化されている。本作を撮影した翌年、ジェーンは同じくヴァディム監督と、現在も熱狂的なファンを持つカルトSFの金字塔「バーバレラ」(67)を撮る。セクシーヒロインを演じ続け、その路線はハリウッドに帰還後、「コールガール」(71)でのアカデミー賞主演女優賞で結実することになる。

• • • ロジェ・ヴァディム

    • 監督・脚本
• • • エミール・ゾラ

    • 原作
• • • ロジェ・ヴァディム、ジャン・コー

    • 脚本
• • • クロード・ルノワール

    • 撮影
• • • ジャン・アンドレ

    • 美術

• • • ジェーン・フォンダ

    • ルネ

  • 
• • • ミシェル・ピッコリ

    • アレクサンドル
• • • ピーター・マッケナリー

    • マクシム