本作の主人公である、通称RBGことルース・ベイダー・ギンズバーグは、85歳にして現役の女性の最高裁判所判事。アメリカでは関連本が何冊も出版され、Tシャツやマグカップなどのグッズまで販売されるほどの抜群の知名度と人気を誇る彼女。現在のアメリカを作ったと言っても過言ではない、女性やマイノリティへの差別撤廃に緩やかに、しかし確実に寄与していった判例の数々と、ニューヨークはユダヤの家系に生まれ、苦学の末に上り詰めた彼女を支えた信念、そして愛情についても語られる感動のドキュメンタリー映画。劇中ではアメリカ合衆国元大統領のビル・クリントンが彼女について語る姿も見られる。米国では幅広い世代の支持により大ヒット! 映画批評サイト・ロッテントマト95%FRESHの高評価をマークするなど、全世界で熱い注目を集めている。長編ドキュメンタリー賞とともに、『アリー/スター誕生』、『ブラック・パンサー』、『メリー・ポピンズ リターンズ』などの楽曲と並び、ジェニファー・ハドソンが歌う「I’ll Fight」が、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされた。闘い続けるRBGの姿と重なる歌詞と、圧倒的な歌唱力による壮大なバラードが作品をさらなる感動に引き込み盛り上げる。