ラヴレース

1970年―21才のリンダは、フロリダの小さな町で、厳格なカトリック教徒の両親と暮らしていた。ある夜、リンダは地元でバーの経営をしているチャックと知り合う。厳しい両親との生活にうんざりしていたリンダは、チャックの優しい言葉に惹かれ、すぐに結婚する。性的にうぶだったリンダに、チャックはセックスの快楽を一から教え込んだ。その半年後、チャックのダークな一面が徐々に明らかになる。妻のリンダをポルノ映画へ出演させたのだ。たった7日間で撮影されたリンダの主演映画『ディープ・スロート』は、全米で記録的大ヒット。「リンダ・ラヴレース」というポルノ女優としての芸名を授かった彼女は、一躍スーパースターに。70年代の解放的な「セックス革命のシンボル」として祭り上げられるが…