オボの声

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オボの声

すべてを捨てた男が逃げ込んだのは、「オボの声」の噂がささやかれる街だった。 夜の森に響く「オボの声」、それを聞いたものは命を落とすという。 男がその声を耳にしたとき、世界は変わるの…

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本編

オボの声

オボの声

  • 99分 
  • 3日間 440 pt 〜

夜山に響く不可解な“オボの声”の噂が広まる田舎町。 妊娠した彼女から逃げるように帰郷した元プロボクサーの中年男・秀太は、働かずに怠惰な生活を続けていたが、母からの小言にうんざりしてガスボンベ配送の仕事を始める。百キロ近いボンベをひたすら担ぐ重労働に加え、寡黙な高年の同僚・守義とも反りが合わず、仕事に嫌気をさしていた矢先に守義が人殺しと言う噂を耳にする。 ある日、秀太は守義と言い争いになった際に噂の真偽を問いただすも無視され、怒り心頭で仕事を放棄して帰宅するが、男を連れ込んでいた母と喧嘩して家を飛び出し、彼女に復縁を迫るも見限られ、怒りと憤りで混乱するさなか走らせていた車で人をひき逃げしてしまう。 “人を殺したかも知れない”という不安を抱えたまま、行く当てがなく仕事に戻ってきた秀太の言動に守義は違和感を感じる。さらに配送先で独居老人が倒れているのを発見し、警察の事情聴取を受けることになった際の秀太の動揺を見抜いた守義は、オボがいると言う夜山に秀太を誘う。秀太は延々と歩く道程で守義と言い争い、逃げ帰ろうとしながらも、ようやく辿り着いた沼地でオボの声を聞く。それは人の声を真似た山烏の声に過ぎなかったが、守義の真意を感じ取った秀太は警察に自首し、留置所の中で黙々とシャドーボクシングに没頭する。 そして、誰にも別れを告げずに町を出る。逃げ続けてきた自分と闘うために。

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