全話信虎135分 3日間 550 pt 〜戦国の名将 武田信玄によって甲斐国を追放された信虎は信玄の父であった。信虎は駿河を経て京に移り、足利将軍家の奉公衆となっていた。追放から30年の時が流れた元亀4年(1573)、信玄が危篤に陥ったことを知った信虎は、再び武田家での復権を目指して甲斐への帰国を試みる。その行く手を阻んだのが、孫の勝頼とその寵臣たちであった。 信虎は、織田信長との決戦にはやる勝頼の暴走を止められるのか。齢80の「虎」が、武田家存続のため最後の知略を巡らせる――。