◆リアルとファンタジーが入り混じる、文科系哲学恋愛映画
「恋」をしている気持ちが可視化されたら、ラブストーリーは一体どうなるのか―?
ウルトラジャンプにて連載・コミックス化された「恋は光」(集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ刊)を映画化。“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、恋愛感情に振り回されながらも、“恋って何だろう?”と「恋」の定義を考察する主人公たちに、共感の声が多く寄せられ話題となった。
◆脚本・監督小林啓一×若年層を中心に人気を誇るキャスティングで「恋」の定義を大論争
主人公・西条を演じたのは、神尾楓珠。ヒロイン・北代役に西野七瀬、東雲役に平祐奈、宿木役に馬場ふみか。脚本・監督は、『ももいろそらを』(13)、『殺さない彼と死なない彼女』(19)と、美しい画作りが国内外から高く評価されている小林啓一。風光明媚な、情緒に溢れたロケーションで、原作の空気感を捉えている。
◆全米を中心に支持を受けるShe&Himの「Sentimental Heart」を主題歌として起用
米・オレゴン州ポートランド出身のロック・デュオ。映画『(500)日のサマー』(09)で主演のサマーを演じたことでも知られる、女優のズーイー・デシャネルとシンガー・ソングライターのM・ウォードによる男女からなる。2006年に始動し、2008年に1stアルバム『ヴォリューム・ワン』を発表。クラシカルなムードとポップで爽やかなロック・サウンドで音楽メディアから支持され、2010年の『ヴォリューム・トゥ』は全米6位となるなど高い人気を博す。2014年に〈コロムビア〉と契約し、『クラシックス』でメジャーへ進出。