偶然が運んだのは、過去か、それとも宿命の恋か…。
総監督を務めたのは、ドラマ、映画など中華圏のエンタメ業界で長くキャリアを積むホァン・ズーチュエン。彼が手掛けた作品は数多くあり、日本でもリリースされた作品数多ある。
ウォレス・フォとティファニー・タンという超豪華キャストが共演したことで日本でも話題になった「金蘭良縁」もその一つである。色彩豊かな世界観、そして美しい男女の恋模様が日本の中国ドラマファンを魅了した。10年以上前の作品でありながら、今でも中国ドラマファンの心をつかんで離さない作品である。また最近ホァン・ズーチュエンが手掛けた最近の作品、「通天書院 花ざかりの恋愛日記」。時代劇版F4“通天四公子”が繰り広げる、笑いあり涙ありの学園恋愛ドラマだ。イケメン4人と性別を偽る男装ヒロインの爽やかでテンポのいいストーリーが人気を集めた。そんな様々なジャンルの中国ドラマを監督してきたホァン・ズーチュエンの最新作が今作「月影に香る、君の名残」である。これまでの切なくも、ついに鑑賞していると応援したくなるような恋模様をテンポよく描く監督の手腕はそのまま、ヒロインの明かされてこなかった過去を紐解いていくサスペンス的な要素も含まれている今作。王道は抑えつつも、恋愛の甘さだけではなく、つい癖になるようなスパイスも楽しめる注目作である!
北境での遠征から戻る途中、将軍の赫連夙(かくれん・しゅく)(演:レン・ユンジエ)は異国の刺客に待ち伏せされ、窮地に陥った。必死の抵抗もむなしく、重傷を負い、川に落ちて下流の隠された古墳(?)まで流れてついてしまう。そこには一人で一家代々の古墳を守護している女性・白芯玥(はく・しんげつ)(演:シー・ユーフェイ)がいきなり襲いかかってきた。赫連夙と白芯玥が刀を交えるが、お互いの顔を見た瞬間、いつかの記憶がフラッシュバックする。 数度の格闘の後、白芯玥は倒れ、赫連夙は女性を川底の古墳から救出し、自分の屋敷に連れ帰った。白芯玥は意識不明の状態から覚醒するが、記憶を失っていた。自分の過去を調べるために赫連夙の邸宅に滞在することを決めた白芯玥。過去を調べていくうちに、実は2人は生き別れた幼馴染だったこと、白芯玥の一家はある事件がきっかけで惨殺されたことが発覚する。この事件を追っていくうちに、2人は互いにどんどん惹かれていき…?