『ETV特集』の動画一覧

本編

「時を彫る」

「時を彫る」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

明治時代に創設され、令和のいまも35人の仏師が腕をふるう美術院国宝修理所。国宝や重要文化財に指定された仏像を修理することを、日本で唯一許された工房だ。京都を舞台に、「謎の仁王像」の修理の過程を2年にわたって記録。平安時代に作られた、由緒もいわれも資料も残っていないもの言わぬ仏像。その声なき「声」に耳をすませ、いにしえより伝わる仏像を未来に守り受け継ぐ仏師たちの知られざる姿を追った。
「さらば!ドロップアウト 高校改革1年の記録」

「さらば!ドロップアウト 高校改革1年の記録」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

70人以上いた退学者を2年間で4割減らした都立八王子拓真高校。家計を支えるために働き遅刻が続いたり、家族との関係がうまく築けなかったり、生徒の事情はさまざま。そこで子ども食堂と連携した校内の食糧配布、専門家のカウンセリング、進路未定者には卒業後もサポートするなど支援を行っている。それでも卒業を目前にゆれる生徒たち…。高校は最後のセーフティネット、誰一人見捨てないと奮闘する高校の1年間の記録。
「君が見つめたあの日のあとに~高校生の沖縄復帰50年~」

「君が見つめたあの日のあとに~高校生の沖縄復帰50年~」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

沖縄本土復帰から50年。復帰直前の激動を記録した3万枚の写真がある。撮影した吉岡攻がこだわったのは高校生の姿だった。教師に導かれて復帰後に期待した若者たち。しかし、B52の墜落事故、高校生の刺傷事件などが起きると、若者たちは基地撤去を求め集会やデモに参加するようになる。一方で、集団就職で本土に渡り、壁にぶつかった者もいた。高校生たちは、その後どのような人生を送ったのか、吉岡が半世紀ぶりに再訪する。
「祇園の子~都をどり コロナからの復活~」

「祇園の子~都をどり コロナからの復活~」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

コロナ禍で深い傷を負った日本最大の花街・祇園。芸舞妓たちは仕事の場所を失い、芸の継承も危ぶまれる状況になった。そんな中、町の復活をかけ目指したのが2年連続で中止となった「都をどり」の開催だ。華やかな世界に憧れて飛び込んだ少女たちが逆境を乗り越えて初舞台に挑む。厳しさとやさしさが交錯する女性たちの世界。ふだん目にできない置屋の内側にまでカメラが入り、夢に向かって生きる舞妓たちの姿を生き生きと捉えた。
「おひとりさま 笑って生きて、笑って死にたい」

「おひとりさま 笑って生きて、笑って死にたい」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

“おひとりさまの看取り”を数多く行ってきた診療所が岐阜にある。自宅で最期を迎えたい寝たきりで認知症のある女性、頼れる家族がいない中で不安に押しつぶされそうな男性、余命数か月と宣告された末期がん患者…対話を重ね寄り添うのは小笠原文雄医師と看護師やヘルパーたちからなるチーム。不可能を可能にする術を考え、死まで伴走する。現在65歳以上の単独世帯はおよそ700万。笑顔の旅立ちを実現するヒントに迫る。
「侍従長が見た 昭和天皇と戦争」

「侍従長が見た 昭和天皇と戦争」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

太平洋戦争中、昭和天皇の動向を健康状態まで克明に記した侍従長がいた。海軍大将の百武三郎。開戦当初、戦勝に「天機麗しい」としたが、ミッドウェー海戦の敗北で天皇は衝撃を受ける。短波放送など海外情報も、定期的に進講を受けたことも明らかになった。ガダルカナルの戦いで対立する陸海軍に協力を求めるが戦局は悪化。敵に一撃を与えた上での講和を模索していく。初公開の百武三郎日記を軸に昭和天皇と側近たちの戦争に迫る。
「“ナガサキ”の痕跡と生きて ~188枚の“令和 原爆の絵”~」

「“ナガサキ”の痕跡と生きて ~188枚の“令和 原爆の絵”~」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

NHKと長崎原爆資料館が昭和・平成に続いて2021年に募集を行った「令和原爆の絵」。被爆者たちが描いた絵には原爆の悲惨さだけでなく、戦後の人生がにじみ出ていた。船員として世界を旅し、アメリカへの憎しみを抱き続けてきた男性が人生の航海の末に辿りついた戦争の意味。防空壕で見た夫婦の姿を心に背負ってきた女性が、描くことを決めた理由。核の脅威が高まる今、壮絶な光景の絵で孫と対話した89歳の思いにも迫る。
「久米島の戦争~なぜ住民は殺されたのか~」

「久米島の戦争~なぜ住民は殺されたのか~」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

太平洋戦争末期の1945年6~8月、沖縄の久米島で日本軍が住民計20人をスパイとみなして殺害する事件が起きた。これまで住民の多くが事件について沈黙を守ってきたが、2021年に発刊された「久米島町史」には、悲劇を風化させてはいけないと重い口を開いた住民の証言が多数収録され、事件の複雑な背景が明らかになりつつある。なぜ住民は殺されたのか。米軍資料や新たに見つかった日本兵の日誌も分析、事件の深層に迫る。
「女たちの戦争画」

「女たちの戦争画」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

戦時中、戦意高揚を目的に描かれた戦争画。ほとんど知られてこなかった異色の作品がある。『大東亜戦皇国婦女皆働之図』幅3メートルの画面を埋め尽くすのはさまざまな仕事に従事する女性の姿。色は不思議と明るい。描いたのは洋画家・長谷川春子を委員長とした女性画家集団。戦争による人手不足ははからずも女性に活躍の場を与え、女性画家にとってもこの大作は絵筆を披露できる好機に。写真家・大石芳野が知られざる物語に迫る。
「消滅集落の家族」

「消滅集落の家族」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

秋田県八峰町のとある集落。2000年に住民が一人もいなくなり、“消滅集落”となったが、12年後、ある男が移り住む。宮城出身の木村友治さん。東日本大震災で食料もエネルギーも不足する避難生活を経験。自分の手ひとつで暮らしを成り立たせたい、と自給自足を始めた。やがて妻と出会い、子どもに恵まれる。震災やコロナ禍を経て、当たり前の日常も簡単にひっくり返ることを知る今。“確かなもの”を大切にする家族の物語。
「“看取り犬(みとりいぬ)”とワンダフルライフ」

「“看取り犬(みとりいぬ)”とワンダフルライフ」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

不思議な犬がいる。名前は、文福。神奈川県にある特別養護老人ホームで暮らしている。文福はお年寄りに死期が迫ると、顔をなめたり、体をこすりつけたりする。施設ではその姿から文福を“看取り犬(みとりいぬ)”と呼ぶ。実は施設に暮らす犬は文福だけでない。ここでは愛犬を連れて入所が可能。長い人生を生きてきたお年寄りたちに、そっと寄り添う。共に求め合うように生きるお年寄りと犬たちの日々を半年間取材した。
「銃撃事件と日本社会」

「銃撃事件と日本社会」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

日本を震撼させた安倍晋三元首相の銃撃事件。旧統一教会の存在がクローズアップされるなか、行き場のない怒りがなぜ暴発したのか、この社会にも目を向けようとする声が高まっている。虐げられた人々の視線から権力を問うてきた高村薫。秋葉原無差別殺傷事件や戦前の要人刺殺事件を研究する中島岳志。SNSを分析、民主主義と言葉の視点から思索するロバート・キャンベル。3人のロングインタビューから、今後を見通す知恵を探る。
「芥川賞を読む。~“正しさの時代”の向こうへ~」

「芥川賞を読む。~“正しさの時代”の向こうへ~」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

「結局我慢する人とできる人とで世界がまわっていく。世界。この世界。」史上初めて、芥川賞5人の候補全員が女性となった。文学は、今の時代を映し出す。「刺青の下の皮膚」「ばばあのゲロまみれの衣服」「LGBTの人で固定されてしまった」他者からカテゴライズされる苦しさ、“正しさ”の時代の影。5人がそれぞれに描く、この世界。「そんなことより、今日はセックスをするんだろうな」芥川賞を読む。 朗読・石橋菜津美
ステージで、輝くいのち~戦禍のウクライナ国立バレエ~

ステージで、輝くいのち~戦禍のウクライナ国立バレエ~

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

バレエ大国ウクライナ。その最高峰、キーウの国立バレエがこの夏、ロシアによる侵攻後初の外国ツアーを日本の16都市で行った。世界各国に避難して散り散りになっていた21人のダンサーたちは、祖国の家族や友人たちの安否に心を砕きながら日本の舞台に立ち続けた。このツアーの実現には、半世紀にわたってウクライナのバレエ界と交流を続けてきた日本人とその母親の存在があった。公演までの道のりと日本滞在の日々に密着した。
戦禍の中のHAIKU

戦禍の中のHAIKU

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

<うつくしき空より飛来ロケット我らに>(ウクライナ)。<特別軍事作戦サラダに油少なめに>(ロシア)。ソビエト時代に「おくのほそ道」がロシア語に翻訳され、学校でも日本の俳句が教えられることがあるというウクライナとロシア。両国には本格的な俳句愛好者がいる。戦争の最中で人々は何を感じ何を考えながらどう生きているのか。俳人たちに自作をリモートで語ってもらい、戦禍の中にある人々の「内面の声」に耳を傾ける。
落葉帰根 中国残留孤児 かなわぬ願い

落葉帰根 中国残留孤児 かなわぬ願い

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

「どうして日本に帰れないのか」。中国残留孤児の認定を求め続けている人々がいる。しかし70代後半となって養父母も亡くなり、証拠集めも難しくなった。2012年以降、新たな認定者はいない。「証拠不足」として却下された人々は「死ぬ前に日本人と認めてほしい」と訴える。番組では旧満州・中国東北部での残留孤児・身元調査の実態を取材。敗戦や文化大革命など厳しい時代を生き抜いてきた人々の切実な声に耳を傾ける。
子どもたちのために(マジ時々笑) ▽絵本「動物会議」で戦争を語りあう

子どもたちのために(マジ時々笑) ▽絵本「動物会議」で戦争を語りあう

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

2022年2月、絵本『動物会議』に関する展覧会が都内で開かれた。『動物会議』は、戦争を止められない愚かな人間に対して動物たちが「子どもたちのために」と団結して立ち上がり、奇想天外な方法で平和を創り出す物語。ドイツの児童文学作家ケストナーによる73年前の作品だ。人間は問題を暴力でしか解決できないのか。展覧会の会場で小学生から大人までが対話を繰り広げた。出演:ヨシタケシンスケ、高橋源一郎ほか #君の声
デザインには希望がある ~三宅一生のまなざし~

デザインには希望がある ~三宅一生のまなざし~

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

2022年に亡くなった世界的衣服デザイナーの三宅一生さん。広島で7歳の時、被爆した。世界を魅了するデザインはどのようにうまれたのか。知られざる広島への思いとは。 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。
沖縄の“眼”になった男 ~写真家・平良孝七とその時代~

沖縄の“眼”になった男 ~写真家・平良孝七とその時代~

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

本土復帰の前後を中心に沖縄を記録した写真家・平良孝七(1939-1994)。反基地闘争、復帰運動、離島の現実、沖縄戦の記憶に至るまで、激動の戦後をフィルムに刻んだ。未発表のものを含む20万カットと平良が残した創作ノートから浮かぶ沖縄の光と影とは。本土復帰から50年がたった今、沖縄の“眼”と呼ばれた平良の人生を、現代沖縄を代表する写真家のひとり石川竜一さんがたどり、“沖縄のリアル”とは何か思索する。
「弔いの時間(とき)」

「弔いの時間(とき)」

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

娘の死をきっかけに、東京葛飾区で遺体安置と葬儀を行う施設の経営を始めた三村麻子の日々を追う。いま日本の葬儀は家族と近親者だけで行う「家族葬」が主流となり、葬儀なしで火葬場へという「直葬」も増えている。簡素化と時短という近年の傾向はコロナ禍でさらに進んだ。そんな中、三村は遺族の話を聞いて故人と遺族が対面しそれぞれの思いに寄り添う葬儀の形を見つけていく。三村の眼差しを通して「弔う」とは何かを見つめる。