「映像の世紀」の「新・映像の世紀 「第4集 世界は秘密と嘘(うそ)に覆われた」」をフル動画で配信中!
- NHKまるごと見放題パック会員は
0ptで視聴できます - 登録して視聴
レンタルしてから3日以内に視聴してください。期間をすぎると視聴ができませんのでご注意ください。
画質についてあらすじ
冷戦時代に東ドイツの秘密警察シュタージが行った諜報活動の映像が公開された。夫婦がお互いに監視し合ったり、親しい隣人を盗撮するなど、人間性破壊のおぞましい映像である。一方、アメリカもCIAの秘密工作によって外国の反米政権を次々に転覆させた。核兵器による恐怖の均衡が続く中、米ソは直接戦うことを避け、世界各地で代理戦争を繰り広げた。世界が核戦争の恐怖におびえ、秘密とうそが覆った狂気の時代を描く。
こちらの作品は
NHKまるごと見放題パック対象です
『映像の世紀』の動画一覧
本編
1995年に放送し大きな反響を呼んだシリーズ全11回をデジタルリマスタリングし、鮮明で臨場感あふれる映像によみがえらせた。第1集は、ムービーカメラが誕生して間もない20世紀初頭の世界。パリ万博、ビクトリア女王の葬儀、ロシア革命で処刑されるニコライ2世一家、第1次世界大戦の引き金となったサラエボ事件など、激動の世紀の幕開けをビビッドに描く。ルノアール、モネ、トルストイなど偉人の貴重な映像も登場。
1995年に放送し大きな反響を呼んだシリーズ全11回をデジタルリマスタリングし、鮮明で臨場感あふれる映像によみがえらせた。第2集は、動く映像として記録された初めての戦争である第1次世界大戦を描く。第1号戦車、最初の空爆、毒ガス兵器など大量殺りく兵器の誕生と無残な死を遂げた多くの兵士の膨大な記録。若き日のマッカーサーやチャーチル、ルーズベルト、チャップリンなど後に時代を動かす主役たちも登場する。
1995年に放送し大きな反響を呼んだシリーズ全11回をデジタルリマスタリングし、鮮明で臨場感あふれる映像によみがえらせた。第3集は1920年代のアメリカが舞台。花開く大衆文化、マスメディアの発達と功罪、移民と排他主義、そして繁栄の極みから経済恐慌という奈落へ。20世紀の資本主義社会の原型を形づくった時代の光と影を、ニューヨーク・マンハッタンを舞台に鮮烈に描写する。
1995年に放送し大きな反響を呼んだシリーズ全11回をデジタルリマスタリングし、鮮明で臨場感あふれる映像によみがえらせた。第4集は第2次世界大戦への道のりを描く。映像の力をプロパガンダとして巧みに利用し、国民の熱狂的な支持を集めることに成功したヒトラーの戦略と野望に焦点を当てる。同時代のアメリカ、ソ連、日本の思惑と行動を織り交ぜながら、世界を戦争に巻き込んでいくナチス・ドイツの狂気を描いてゆく。
第2次世界大戦は、ナチスによるユダヤ人虐殺、アメリカの原爆投下など、非戦闘員である市民が犠牲となった史上最悪の戦争だった。ドイツ軍によるポーランド、ソ連侵攻、最大の市街戦と言われたスターリングラードの戦いなど。ユダヤ人の強制収容所ゲットーの悲惨な実態。マリアナ沖海戦、神風特攻隊など日本軍の映像。1936年から45年にかけての世界大戦を詳細克明に伝える映像は人類のかけがえのない遺産でもある。
アジア諸国は長く欧米列強に支配され、日本もその後支配権を競った。第2次世界大戦で日本が敗北すると、アジアの人々は悲願だった祖国独立に立ち上がった。インド独立の父ガンジー、巨大国家中国を束ねた毛沢東、ベトナム独立の指導者ホー・チ・ミンなど、アジアの指導者たちの苦悩と闘争の歴史。列強による植民地支配の実情や独立運動の変遷を、半世紀にわたり、貴重な発掘映像とともにたどる。
アメリカ大統領ルーズベルト、イギリス首相チャーチル、ソ連首相スターリンによって開かれたヤルタ会談は、ソ連の対日参戦決定と日本軍捕虜のシベリア抑留、朝鮮半島の米ソによる分割統治という悲劇をもたらし、それは東西冷戦の始まりともなった。東欧で強引な共産化が推し進められる一方、アメリカでは苛烈な赤狩りが猛威をふるった。東西冷戦はついに、朝鮮戦争で火を噴く。そして世界は二つの陣営に分割されることになった。
東西冷戦は世界を二分し、国家や民族を引き裂いた。米ソのミサイル開発競争は、一瞬で世界を壊滅させる核戦争の脅威に人類を追い込み、それはキューバ危機で頂点に達した。フルシチョフの回想録で米ソの攻防をたどり、ミサイル基地の爆発炎上事故、死の灰による犠牲者を出したアメリカの核実験、韓国駐留米軍を慰問するマリリン・モンローなどの映像を交えつつ、冷戦の時代の国家の駆け引きを克明に描いてゆく。
1995年に放送し大きな反響を呼んだシリーズ全11回をデジタルリマスタリングし、鮮明で臨場感あふれる映像によみがえらせた。第9集はベトナム戦争の時代を描く。 放送以外の配信の許諾が得られなかったため、一部映像を編集してお伝えします。
冷戦が終結しソ連が崩壊した後、世界に再燃した民族紛争や数々の内戦は、再び膨大な数の難民を生み出している。難民問題は、2度の世界大戦、植民地支配に対する民族運動の勃興、社会主義国家の誕生と衰退などに端を発し、今や最大の課題の一つとなっている。この集は、珍しい20世紀初期の難民の映像を含め、国家に翻弄される人々の絶え間ない民族対立の歴史とそれが生み出す膨大な難民の映像が語る悲劇の歴史を描く。
1995年に放送開始し大きな反響を呼んだシリーズ全11回をデジタルリマスタリングし、鮮明で臨場感あふれる映像によみがえらせた。第11集は海外に伝えられた日本。 放送以外の配信の許諾が得られなかったため、一部映像を編集してお伝えします。
第一次世界大戦は、今も世界を覆う不幸の種子をばらまいた。毒ガスを初めて開発した天才科学者、フリッツ・ハーバー博士の悲劇。ロシア革命を成し遂げたレーニンは、恐怖政治の創始者でもあった。砂漠の英雄・アラビアのロレンスの裏切りが今に至る中東紛争のきっかけと言われる。私たちの生きている世界自体が、第一次世界大戦の産物なのである。世界を動かした人々の人間ドラマを通して、歴史の深層に切り込んでいく。
石油に目をつけ、悪魔とも呼ばれながら史上最大の富豪となったロックフェラー家。大統領をしのぐ発言力を持ち、金融界を牛耳ったモルガン家。大量生産で、車を大衆の乗り物とした自動車王フォード。アメリカのふりまく富の匂いは、世界中の移民も引き寄せ、超大国アメリカの基盤を形づくった。しかし世界はやがて大恐慌に見舞われる。グレートファミリーのプライベート映像を駆使、現代の資本主義を生んだ欲望の時代を見つめる。
5000万を超える人々が犠牲となった第二次世界大戦の惨劇は、一人の独裁者の狂気だけが生み出したものではない。大恐慌で資本主義に幻滅した人々はファシズムを支持し、世界の企業がドイツを支援した。アメリカのフォード社は、ドイツ軍のトラックを生産。強制収容所の大量の囚人管理を可能にしたのは、アメリカ企業の開発したパンチカードマシンだった。独裁者に未来を託し、世界を地獄に追い込んでしまった人々の物語。
冷戦時代に東ドイツの秘密警察シュタージが行った諜報活動の映像が公開された。夫婦がお互いに監視し合ったり、親しい隣人を盗撮するなど、人間性破壊のおぞましい映像である。一方、アメリカもCIAの秘密工作によって外国の反米政権を次々に転覆させた。核兵器による恐怖の均衡が続く中、米ソは直接戦うことを避け、世界各地で代理戦争を繰り広げた。世界が核戦争の恐怖におびえ、秘密とうそが覆った狂気の時代を描く。
1960年代に、世界で連鎖的に起こった若者たちの反乱を取り上げる。その爆発的なエネルギーは、新しい文化を生んだ。ビートルズなど60年代のスーパースターが登場。 放送以外の配信の許諾が得られなかったため、一部映像を変更してお伝えします。
最終回は、激動の21世紀を追う。その最初の年、悪夢の記憶として刻まれたのは、アメリカで起こった同時多発テロだった。その時から、映像は人々の憎悪を増幅させる装置ともなった。一方、映像は国境を越え人々の心をつなぐこともある。誰もが発信者となる時代、人生のささやかな一場面を世界が記憶する。「アラブの春」では携帯動画が人々の勇気の源泉となった。世界を引き裂き、世界をつなぐ。映像の巨大なパワーを描く。
開戦80年を迎える太平洋戦争。プロパガンダ報道が前線の「勝利」を伝え続ける中、カメラは戦時下の日常を克明に捉えていた。自分の写真を慰問袋にしのばせて戦地の兵隊に送る女性、「少国民」と呼ばれた子どもたちの学童疎開での生活、雨の神宮外苑で学徒出陣に挑む学生のボロボロの長靴、そして新たな支配者となった日本人に何度もお辞儀する南方の人々。熱狂から絶望へ、戦場ではない1347日の銃後の生活を発掘映像で描く。
今回カラー化を試みるのは、空前の繁栄を築いたアメリカの1920年代を描いた「第3集それはマンハッタンから始まった」。ニューヨークでは、高層ビルが林立し、大衆文化が花開き、株ブームが広がった。この華やかな時代を、AI技術でカラー化、さらに時代考証を重ね、再現する。リンドバーグの勇姿、ジャズエイジ、ベーブ・ルースが鮮やかなカラー映像でよみがえる。そして迎える大恐慌。強烈な光と陰の時代を追体験する。
PV
第一次世界大戦は、今も世界を覆う不幸の種子をばらまいた。毒ガスを初めて開発した天才科学者、フリッツ・ハーバー博士の悲劇。ロシア革命を成し遂げたレーニンは、恐怖政治の創始者でもあった。砂漠の英雄・アラビアのロレンスの裏切りが今に至る中東紛争のきっかけと言われる。私たちの生きている世界自体が、第一次世界大戦の産物なのである。世界を動かした人々の人間ドラマを通して、歴史の深層に切り込んでいく。
石油に目をつけ、悪魔とも呼ばれながら史上最大の富豪となったロックフェラー家。大統領をしのぐ発言力を持ち、金融界を牛耳ったモルガン家。大量生産で、車を大衆の乗り物とした自動車王フォード。アメリカのふりまく富の匂いは、世界中の移民も引き寄せ、超大国アメリカの基盤を形づくった。しかし世界はやがて大恐慌に見舞われる。グレートファミリーのプライベート映像を駆使、現代の資本主義を生んだ欲望の時代を見つめる。
5000万を超える人々が犠牲となった第二次世界大戦の惨劇は、一人の独裁者の狂気だけが生み出したものではない。大恐慌で資本主義に幻滅した人々はファシズムを支持し、世界の企業がドイツを支援した。アメリカのフォード社は、ドイツ軍のトラックを生産。強制収容所の大量の囚人管理を可能にしたのは、アメリカ企業の開発したパンチカードマシンだった。独裁者に未来を託し、世界を地獄に追い込んでしまった人々の物語。
冷戦時代に東ドイツの秘密警察シュタージが行った諜報活動の映像が公開された。夫婦がお互いに監視し合ったり、親しい隣人を盗撮するなど、人間性破壊のおぞましい映像である。一方、アメリカもCIAの秘密工作によって外国の反米政権を次々に転覆させた。核兵器による恐怖の均衡が続く中、米ソは直接戦うことを避け、世界各地で代理戦争を繰り広げた。世界が核戦争の恐怖におびえ、秘密とうそが覆った狂気の時代を描く。
最終回は、激動の21世紀を追う。その最初の年、悪夢の記憶として刻まれたのは、アメリカで起こった同時多発テロだった。その時から、映像は人々の憎悪を増幅させる装置ともなった。一方、映像は国境を越え人々の心をつなぐこともある。誰もが発信者となる時代、人生のささやかな一場面を世界が記憶する。「アラブの春」では携帯動画が人々の勇気の源泉となった。世界を引き裂き、世界をつなぐ。映像の巨大なパワーを描く。