おちょやん

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おちょやん

明治の末、竹井千代は芝居茶屋に女中奉公に出される。そこで女優を志し、少しずつ成長していくが、戦後、彼女は芝居の世界から去ってしまう。女優・浪花千栄子さんをモデルにした物語。

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『おちょやん』の動画一覧

本編

(1)「うちは、かわいそやない」

(1)「うちは、かわいそやない」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

大正5年。竹井千代(毎田暖乃)は大阪の南河内で貧しい農家の家に生まれた。幼い頃に母を亡くし、飲んだくれの父テルヲ(トータス松本)と弟ヨシヲと三人で暮らしていた。千代は口が達者な元気な女の子だったが、父の留守中は、小さい弟の面倒を見ながら、生活のため、鶏の世話をしなければならず、小学校にも通えずにいた。隣近所の子どもに陰口を叩かれる日々。そんなとき、テルヲが新しい母親、栗子(宮澤エマ)を連れて帰る。
(2)「うちは、かわいそやない」

(2)「うちは、かわいそやない」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

父テルヲ(トータス松本)が新しい母親、栗子(宮澤エマ)を連れて帰ったことで、これからは小学校に通えると喜ぶ千代(毎田暖乃)だった。ところが栗子はテルヲ以上に朝寝坊で、ゴロゴロと寝ているばかり。家事は何もしなかった。あげくに千代が弟ヨシヲのために学校から持ち帰った大切なおはぎを栗子が横取りする始末。これをきっかけに二人は対立を深めていく。その夜、血相を変え、家を飛び出すテルヲの姿が。栗子は何処に…。
(3)「うちは、かわいそやない」

(3)「うちは、かわいそやない」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

栗子(宮澤エマ)を引き止めるため、一獲千金を狙い、飼っていた鶏・流星丸を売る決断をするテルヲ(トータス松本)。そこで、千代(毎田暖乃)を連れ、観賞用の鶏の品評会が開かれるガラス工場の社長の屋敷を訪れる。周りの他の売り手たちが、千代が見たこともない立派な鶏を次々と差し出すものの、鋭い眼光の峰岸社長(佐川満男)は、いっこうに首を縦に振らない。緊張が張り詰める中、ついに千代たちの流星丸の番が巡ってくる。
(4)「うちは、かわいそやない」

(4)「うちは、かわいそやない」

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  • 3日間 110 pt 〜

社長の厚意から鶏を売ることができたテルヲ(トータス松本)と千代(毎田暖乃)。意気揚々と家に帰ると栗子(宮澤エマ)が独り。ヨシヲの姿が見当たらない。翌朝から村中でヨシヲの捜索が始まった。居ても立っても居られない千代は懇願し、大人に混じって一緒に探すことに。どうしてヨシヲは一人でこんな山奥に立ち入ったのか。考え込む千代の目に飛び込んできたのは、崖上に転がるヨシヲの草履だった。気付くと千代も行方不明に。
(5)「うちは、かわいそやない」

(5)「うちは、かわいそやない」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

子どもを授かった栗子(宮澤エマ)は、千代(毎田暖乃)とヨシヲを奉公に出すことをテルヲ(トータス松本)に提案。憤慨する千代は栗子を追い出そうと策略を練るが、栗子を慕う者も居て、心持ちは複雑だ。さらにヨシヲが山奥で迷子になったのが、栗子の体を気遣って薬草を取るためだったことを知りショックを受ける千代。居場所の無さを実感しつつもヨシヲの幸せを願う心から、煮えきらない父テルヲの真意を問い詰めるのだった…。
(6)「道頓堀、ええとこや~」

(6)「道頓堀、ええとこや~」

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  • 3日間 110 pt 〜

道頓堀にやってきた竹井千代(毎田暖乃)。目に映るもの全てが、華やかな世界だった。千代の奉公先は、芝居茶屋・岡安。そこを取りしきる女将の岡田シズ(篠原涼子)から、ひと月の間に「お茶子」と呼ばれる女中の仕事を全て覚えるよう、条件を出される千代。いざ働き出すと、炊事、洗濯、お使いとお茶子として覚えることは山ほどあった。目の回るような忙しさの中で道頓堀を駆け回る千代のお茶子修行の日々が始まったのだった。
(7)「道頓堀、ええとこや~」

(7)「道頓堀、ええとこや~」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

岡安のお茶子として、ひと月で仕事を覚えなければ、女将のシズ(篠原涼子)に追い出されてしまう…。そんな不安の中で始まった千代(毎田暖乃)のお茶子修行は、失敗の連続。シズの娘で同い年のみつえからは説教を受け、岡安の商売敵・福富の女将の菊(いしのようこ)には門前払い。かめ(楠見薫)を中心とする岡安のお茶子の先輩からは、面倒なことを押しつけられる日々。気がつけば、風呂屋にも間に合わず、一日が終わる…。
(8)「道頓堀、ええとこや~」

(8)「道頓堀、ええとこや~」

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  • 3日間 110 pt 〜

芝居の街・道頓堀で、一、二の人気を誇る喜劇の天海一座が岡安にやってきた。その一座の子役・天海一平(中須翔真)と出会う千代(毎田暖乃)。一平は、酒飲みで女癖が悪い自分の父・天海の事が大嫌いだと話す。その言葉に親近感を覚える千代。そんなある日、客の弁当を届けに来た千代は、初めて芝居というものを目にする。舞台の上で演じていたのは高城百合子(井川遙)という女優だった。その姿に、千代の目はくぎづけになる…。
(9)「道頓堀、ええとこや~」

(9)「道頓堀、ええとこや~」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

女優・高城百合子(井川遙)の美しさと情熱的な演技に、魅了された千代(毎田暖乃)は、手に入れた台本で、文字の勉強を少しずつ始める。そんなとき、一平の父、天海が突然、亡くなってしまう。劇場では盛大な葬儀が行われた。鶴亀株式会社の社長、大山鶴蔵(中村鴈治郎)は、一平に二代目を継がせるよう一座の面々に伝える。一方、千代は隣近所だった小林と道頓堀で遭遇。父テルヲ(トータス松本)たち家族の近況を聞かされる…。
(10)「道頓堀、ええとこや~」

(10)「道頓堀、ええとこや~」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

岡安の女将シズ(篠原涼子)から大切な使いを頼まれた千代(毎田暖乃)。途中で一平と出会い帰りが遅くなったことで贔屓(ひいき)の客を怒らせてしまう。お茶子失格となり岡安を翌朝出て行くことに。この時、岡安の誰もが千代の父テルヲ(トータス松本)が夜逃げしてしまい、千代には帰る家が無いことを知らなかった。道頓堀以外、どこにも行くあての無い千代。ようやく居場所を突き止めたのはシズの母親のハナ(宮田圭子)だった
(11)「うちのやりたいことて、なんやろ」

(11)「うちのやりたいことて、なんやろ」

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  • 3日間 110 pt 〜

大正13年、秋。千代(杉咲花)が道頓堀の芝居茶屋・岡安へ奉公に来て8年がたった。千代は、お茶子として一人前に仕事をしながらも、時間さえあれば相変わらず芝居に夢中の日々だった。まもなく数えで18歳。奉公が終わる年季明けが近づいていた。そんな折、岡安の女将シズ(篠原涼子)から思いがけず、自分の将来のことを問われ、困惑する千代。本当に自分がやりたいことは何なのか。生まれて初めて、本気で考えるようになる。
(12)「うちのやりたいことて、なんやろ」

(12)「うちのやりたいことて、なんやろ」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

女将のシズ(篠原涼子)から、年季明けを前に「自分のやりたいことを考えなさい」と諭された千代(杉咲花)。そんなある日、ずっと憧れ続けてきた女優、高城百合子(井川遥)と偶然に再会する。百合子もまた岐路に立っていた。会社から、芝居小屋や舞台ではなく、当時「活動写真」と呼ばれていた映画の撮影所へ行くように命じられていた百合子は、それが嫌で逃げ回っていたのだ。千代は、そんな百合子を岡安でかくまうことにする。
(13)「うちのやりたいことて、なんやろ」

(13)「うちのやりたいことて、なんやろ」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

大女優・高城百合子(井川遥)の失踪騒動と時を同じくして、道頓堀の劇場を沸かしていた歌舞伎役者、早川延四郎(片岡松十郎)。千秋楽をもって廃業する延四郎は、かつて深い因縁のあった岡安の女将シズ(篠原涼子)と20年ぶりの再会を果たす。その現場を見ていたライバル茶屋、福富のお茶子が「2人が不義密通の関係である」との噂を広め、道頓堀中に悪い評判がたつ。その最中、千代(杉咲花)を呼び止めたのは延四郎だった…。
(14)「うちのやりたいことて、なんやろ」

(14)「うちのやりたいことて、なんやろ」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

早川延四郎(片岡松十郎)と話した千代(杉咲花)は延四郎の人柄とシズ(篠原涼子)への深い思いに触れ託された手紙を受け取ってしまう。一方その手紙を決して開こうとはしない、かたくななシズが抱く延四郎への秘められた思いにも気付く千代は二人が会えず終(じま)いでいいのか思い悩む。そんな中シズをはじめお茶子たちは、延四郎の千秋楽翌日に執り行われる大口の芝居客を総出で接待する「組見」の準備で大忙しだった。
(15)「うちのやりたいことて、なんやろ」

(15)「うちのやりたいことて、なんやろ」

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  • 3日間 110 pt 〜

岡安総出の組見の日に女将のシズ(篠原涼子)に延四郎(片岡松十郎)に会いに行くことを説得した千代(杉咲花)。そこには千代のシズへの感謝の思いが溢(あふ)れていた。組見当日、他のお茶子たちやかめ、みつえとも協力しながら大勢の芝居客の接待を目が回る程の忙しさの中でも滞りなくすすめていく。一方、待ち合わせ場所に立つシズ。その姿を見て驚きを隠せない延四郎。20年の歳月を経て、二人の秘められた思いが交錯する。
(16)「どこにも行きとうない」

(16)「どこにも行きとうない」

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  • 3日間 110 pt 〜

千代(杉咲花)が芝居茶屋「岡安」で奉公して8年がたち、年季が明けた千代は、そのまま岡安で働くことを決めた。そのやさき、父テルヲ(トータス松本)が突然、千代の前に現れる。テルヲは千代に一緒に暮らそうと持ちかけるのだった。その頃、天海一平(成田凌)と須賀廼家千之助(星田英利)の天海一座が久しぶりに道頓堀に戻ってきた。久々に再会した一平は、芸子遊びばかりで芝居に真剣に取り組んでいるようには見えなかった。
(17)「どこにも行きとうない」

(17)「どこにも行きとうない」

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  • 3日間 110 pt 〜

道頓堀での一番の人気は、須賀廼家万太郎(板尾創路)が率いる万太郎一座で、劇場は連日満員だった。一方、千代(杉咲花)と久々に再会した一平(成田凌)は、芸子遊びばかりで、芝居に真剣に取り組んでいるようには見えなかった。そんな一平は飲み屋で偶然、千代の父テルヲが借金の返済のために、千代を別の店に身売りしようとしていることを知る。借金取りから逃げられないと悟ったテルヲは、奥の手を使い、千代を説得する。
(18)「どこにも行きとうない」

(18)「どこにも行きとうない」

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  • 3日間 110 pt 〜

千代(杉咲花)には内緒で、テルヲ(トータス松本)を問いただそうする一平(成田凌)。しかし千代自身も結局は、テルヲが借金返済のために千代を別の店へ身売りしようとしていた事実を知ってしまう。そんなテルヲのたくらみを、千代はきっぱりと断る。すると今度は、借金の取り立て屋が大勢、岡安に押しかけ、嫌がらせを始める。女将のシズ(篠原涼子)をはじめ、岡安の仲間や客に迷惑を掛けることが居たたまれない千代だった。
(19)「どこにも行きとうない」

(19)「どこにも行きとうない」

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  • 3日間 110 pt 〜

テルヲ(トータス松本)の借金の取り立て屋からの岡安への嫌がらせはエスカレート。ひいきの客の足も遠のいていく。風呂の帰りに取り立て屋とテルヲに待ち伏せされた千代は、怖がる玉と里子を気遣い、岡安を出てテルヲの意に従うことを決意する。女将のシズ(篠原涼子)は、千代の意思を受け入れ、天海一座の千秋楽までの7日間、仕事を勤め上げるよう伝える。ところが天海一座の客の入りは悪く、突如中日で打ち切られることに…。
(20)「どこにも行きとうない」

(20)「どこにも行きとうない」

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  • 3日間 110 pt 〜

天海一座の千秋楽当日、千之助(星田英利)が突然失踪。さらに公演直前に女形がぎっくり腰で動けず、大ピンチの一平(成田凌)。急きょ千代(杉咲花)を代役として舞台に上げることで何とかしのぐ。千代の初舞台は緊張の連続だったが、図らずも千代の心の奥底からあふれ出した感情と言葉が客や一平の心を動かすことに。それも束の間、借金取りの迎えの時間が近づいていた。岡安の人々への千代の最後のお願い事は意外なものだった。

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千代(杉咲花)が劇団を辞めないように説得するも、聞く耳を持たない灯子(小西はる)。夜、寛治が顔に痣をつくって、家に帰ってくる。灯子が劇団を辞めるのは、一平(成田凌)と何かがあり、居づらくなったからだと言い張る劇団員とのけんかが原因だった。千代は、そんなことはあるはずがないと信じなかったが、一平の様子が何やらおかしい。しまいには寛治が聞いたことは事実だと認める始末。千代は冷静さを失い、修羅場と化す。
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千代(杉咲花)が道頓堀から姿を消して、1年が過ぎた。劇団の色恋沙汰が世間の目に触れ、鶴亀新喜劇もイマイチ波に乗れず…。それでも一平(成田凌)は新しい生活を始めていた。その頃、NHK大阪放送局では「お父さんはお人好し」というラジオドラマの企画が進んでいた。お母さん役に人気女優・箕輪悦子を起用したい脚本家の長澤誠(生瀬勝久)に対し、意外な人物を推すのは漫才師・花車当郎(塚地武雅)だった…。
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千代(杉咲花)が出演を決めたラジオドラマ「お父さんはお人好し」は、大阪で果物屋を営む夫婦と十二人の子どもたちが巻き起こす喜怒哀楽のホームドラマであった。千代と漫才師の花車当郎(塚地武雅)が夫婦役だった。初めての台本の読み合わせの日、千代は集まった出演者たちに、お互いに役の名前で呼び合わないかと提案する。当郎含め、子どもたちも大賛成。しかし、長女・京子は余裕のない表情で台本に目を落とすばかり…。
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栗子なき家で、養子にむかえた春子(毎田暖乃)と一緒に暮らす千代(杉咲花)。大人気となったラジオドラマ「お父さんはお人好し」の仕事も順調だった。一平と離縁してから、2年の月日が流れていた。そんなある日、熊田(西川忠志)が訪ねてくる。鶴亀を退社する熊田の願いは、千代に一日だけ鶴亀新喜劇の舞台に立ってほしいというものだった。そして帰り際、千代に差し出したのは一平(成田凌)が書き上げた新作の台本だった…。