心霊×カルト×アウトロー

2017年秋。映像制作チームSharaku Town(写楽街)に北九州市在住のある人物からの「不可解な動画に映っている友人が失踪したのでそいつを探して欲しい。」という一本の電話をきっかけに始まった新たな心霊調査。失踪者にまつわる黒い噂、すれ違う証言、暴力、嘘、錯綜するそれぞれの意図に振り回され、調査は困難を極める。途中、東京～北九州間を往復する過酷な調査で資金難に陥り心身ともに疲弊し、調査中止に追い込まれるが、チーム初となるクラウドファンディングに挑戦。SNSを中心にホラーファンの間で話題が駆け巡り、プロジェクトを達成。調査を続行することになるが、予想だにしない事態の連続に翻弄されながら、結末は思いもよらない方向に転がっていく。