こどもだってつらいよ

わたべが学校からの帰り道をのんびり歩いていると、突然クラスメイトののきしたが現れ、大流行のギョーテンマンチョコを買いに行こうと誘ってくる。あまりの人気のためどこへ行っても買えないギョーテンマンチョコを売っている希少な店を知っているとのことなので一緒に行くことにする。

待ちに待った人気ゲーム「モンクエ4」のカセットを手に入れたわたべ。さっそくプレイを始めるが、同様にゲームを手に入れて興奮しているのきしたからの電話の嵐が。そして電話や学校での情報交換をしながらモンクエ4の世界にどっぷりとハマっていく二人。

クリスマスの朝。わたべはお願いしていたプレゼントの「ラストランド3」を楽しみにしていた。しかし、起きてみると枕元にもリビングにも見当たらない。母によると、わたべがプレゼントを急に変更したため、サンタさんの準備が間に合わなかったとのこと。

「ミニバギー」というおもちゃに夢中になるわたべとのきした。ノーマルモーターよりもスピードの出るソニックジェットモーターを手に入れるためホクエーに行くが、そこで目にしたのはミニバギー大会のポスターだった。二人は優勝賞品である幻のミニバギーほしさに参加することにした。

発売からしばらく経った人気ゲーム「モンクエ4」だが、わたべとのきしたはまだクリアしていないようだ。フィンやレイという頼もしい仲間、空飛ぶ亀のカーメラ、大魔王の意外な過去など、冒険の旅もいよいよクライマックスに。二人は無事にクリアすることができるのか。

わたべとのきしたは今話題の「モンクエの4コマまんが」を読み、そのおもしろさに感激する。4コマ漫画のおもしろさを知ったのきしたは自分でも漫画を描いてみたくなり、わたべと一緒に漫画制作に挑戦。やがて二人は学級新聞に4コマ漫画を掲載するまでになる。

のきしたは宿題の読書感想文のための本を『本当にあった学校の怪談』に決める。しかし帰宅後、うっかり学校に本を忘れてきてしまったことに気付く。一人では心細いからとわたべを誘い、本を取り戻すため薄暗い学校を探索することに。

のきしたは「外でも遊べるトイコン」として発売されたゲームウォークを手に入れた。わたべと一緒に、ゲームと現実の二つの世界を同時に冒険する旅に出る。そして、二人の前にドキドキするような出会いと、ヒヤヒヤするような困難が立ちはだかる。

のきしたは、大昔に埋められたという埋蔵金を掘り起こす番組に夢中になる。自分でも埋蔵金を探してみたくなり、わたべを川の近くの空き地に誘ってダウジングに挑戦するが、掘っても掘ってもミミズしか出てこない。そして、同じくダウジングに挑戦しているクラスメイトのケンジに出会う。

いつからかキラキラシールやホロシールが無くなってしまい、地味なシールばかりになってしまったギョーテンマンシール。シールへの情熱を失ってしまったのきしたは、わたべと一緒にギョーテンマン以外のシールを集めてみることにする。そして、ある重大な事実に気づいてしまうのだった。

ある夜、マモルは数年前に発売された古いゲーム「モンクエ2」をプレイしていたが、あまりの難しさに窓から放り投げてしまう。翌日、カセットを拾ったわたべとのきしたは、たまたま通りかかった早見玲も誘い、わたべの家で遊んでみることにする。

「モンクエ2」プレイ中に姿を消してしまった早見玲とのきした。部屋に一人残されてしまったわたべは再び不思議な体験をし、謎の異世界へ入りこんでしまう。そして、「モンクエ」シリーズのモンスターであるプリンの姿をした老人に出会う。果たして敵なのか味方なのか。

「モンクエ2」の世界で再会したわたべとのきしたは、ビーエの村で一晩休み、気になっていたお城を目指して冒険に出発する。その後、ビーエの村の西にある港町ダコハにて船についての情報を得る。

強力なモンスターが巣くうコタンカイムの洞窟の先にあったのは、あたり一面まっ白な雪景色だった。もう一人の仲間との再会を果たし、3人はついに魔道士デーマスとの最終決戦に挑む。

わたべとのきしたが拾った「モンクエ2」のカセットはマモルの物だと判明した。あの夜、部屋の窓からカセットを放り投げてしまったあと、マモルはどこでなにをしていたのだろうか。

「カセットの中の冒険」シリーズ最終話。マモルと再会したわたべ。マモルはずっとクリアしていなかったモンクエ2を最後までプレイする覚悟を決める。

発売したばかりの次世代ゲーム機「ハイパートイコン」をマモルに見せてもらった〈わたべ〉と〈のきした〉は、トイコンと比べ美麗で迫力あるゲーム画面に衝撃を受ける。

わたべとのきしたは、最近よく見かけるトレーディングカード自動販売機「ジャンカード」のモンスタークエストバージョンを発見する。大好きなモンクエのカードということで、興奮した二人はなけなしのお小遣いを使い、カードに挑戦してみることに。