21 世紀になって初めての夏―
ノストラダムスの予言は外れ、世界は続き、テクロノジーは進化した。
でも、僕らはただの高校生だった。
『カメラを止めるな!』を生み出したシネマプロジェクト第8弾作品!
柴田啓佑監督初長編映画、主演・小川あん&ワークショップオーディションキャストによる真夏の青春映画!
東京国際映画祭・日本スプラッシュ部門正式出品ほか国内外映画祭で話題となった、今泉力哉監督作品『退屈な日々にさようならを』(第6弾)、上映館数350館、動員224万人を突破し、社会現象と化した上田慎一郎監督作品『カメラを止めるな!』(第7弾)など数々の話題作を輩出したENBUゼミナール主催の「シネマプロジェクト」。
監督が開催する2日間ワークショップ参加者より、映画出演者10名以上を選抜、ワークショップやリハーサルを行いつつ、新作長編映画の製作するプロジェクト第8弾に選ばれたのは、短編作品にて、国内・外の映画祭にてグランプリなど各賞を受賞し、近年ではTVドラマ演出も手掛けるなど幅広い分野で活躍している柴田啓佑監督。初長編作品である本作は、2018年11月の田辺・弁慶映画祭に続いた3日間限定のイベント上映では連日満席となり、2月のさぬき映画祭でも話題となり劇場上映が決定。
主演には、柴田啓佑監督の短編映画「運命のタネ」(第10回さぬきストーリープロジェクト グランプリ受賞)、「窓の外側」(第19回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭 短編映画コンクール入選)でもタッグを組んだ小川あん。
イルカ調教師を目指す台湾からの留学生をいうハーフ役を等身大に体現してる。あらゆることにもがきながらも、イルカ調教に参加する高校生・萩尾亮役に高橋雄佑。和歌山、静岡ロケで撮影されたかけがえのない夏を描いた本作は、変わりない日々をひたすら消費していく時代だからこそ、多くの人間が人生の中で経験したであろうかけがえのない時間、その限りある時間の中で、もがく人々の物語。
「あの日、描いた未来とは違う人生を歩んでいたとしても、いまを生きる糧になっていることを改めて伝えたい。あの頃の想いは決して嘘ではなく、自分の人生を彩るの一部…」という監督の思いを軸に、人生はハッピーエンドばかりではなく、どこか悲喜劇であり、だからこそ愛しい時間を思わせる珠玉の青春映画が誕生しました。