スウォーズマン 女神伝説の章

明の時代の戦乱期。日本は戦国時代で、豊臣秀吉が天下を取り、敗れた武将の一部の藩士が中国南方に集結、土地の勢力と結託し、中国の朝廷転覆を企んでいた。剣士リン(ジェット・リー)は、戦乱の世に嫌気がさし、妹弟子(ミシェル・リー)らと隠棲の地を探し、牛背山へと向かっていた。道中、酒の大好きなリンは東方不敗(ブリジット・リン)に酒をこぼされる。黙ったまま逃げた東方不敗をリンは妖艶な美女だと勘違いして後を追う。
ある夜、檀主イン(ロザムンド・クワン)、ラン(フェニー・ユン)が日本の忍者に襲われ、失踪する。リンは、インとランを探し続け、やっと再会を果すが2人から東方不敗が日本人と結託し、朝廷の怒りを買っていることを聞く。その頃、東方不敗は苗族の日月神教をのっとり、兄であるヤン教主(ヤン・サイクーン)を幽閉し教主となっていた。東方不敗は『葵花宝典』を手に入れる事で肉体を変化させられるようになる。インとランは依然として父であるヤン教主を探し続けていた。
　リンは、ゼン左使(ラウ・シュン)をはじめとする教徒たちと共にヤン教主を救いだそうと、東方不敗の屋敷へ向かう。リンは日本からきた忍者服部(レイ・チーホン)に捕まりそうになりながらもヤン教主を見つけ、助け出すことに成功する。だがリンは東方不敗との再会し彼の正体を知らぬまま恋に落ちてしまうのだった。
ヤン教主を無事に救い出したリンは、華月流の剣士たちと再び牛背山へと向かうつもりだったが、ヤン教主に共に東方不敗を成敗しないかと問われる。しかし、リンはそれを断って一人で旅立ってしまう。あとに残った剣士たちは運悪く東方不敗に遭遇し殺されてしまう。弟子の剣士たちの亡骸を見つけたリンは、彼らを埋葬し、東方不敗への復讐を誓う。リンは、ヤン教主、ゼン左使と合流し復讐のために黒木崖に向うも、彼は目の前にいるのが恋した東方不敗だと気づくのだった・・・