少女漫画「はいからさんが通る」は、「週刊少女フレンド」(講談社)で連載され、シリーズ累計売上部数1200万部を超えて、過去にもさまざまなメディアで展開されてきたラブコメの金字塔。
近年では宝塚歌劇が舞台化したことでも注目を集め、今なお幅広い年代の人々に愛され続けている。
大和和紀が生んだ、そんな「はいからさんが通る」が、新たなスタッフ・キャスト陣によって劇場版アニメーション二部作として復活。2017年11月に『前編 ~紅緒、花の17歳~』が、2018年10月に『後編 〜花の東京大ロマン〜』が公開された。
『後編』では、『 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(17)で助監督を務めた、気鋭のアニメ演出家・城所聖明を監督に起用。また、『前編』に引き続き、キャラクターデザインを西位輝実が担当するほか、ヒロイン紅緒役の早見沙織をはじめ少尉役の宮野真守や青江冬星役の櫻井孝宏など今作も実力派役者たちが作品に色を添える。さらに主演の早見沙織が歌う主題歌も、『前編』に続いて竹内まりやが作詞・作曲を手掛けた。
TVアニメシリーズでは描かれていない、怒涛の展開をみせる原作のラストパートが
ついに初めてアニメーションとなって、現代に花ひらく。
愛する少尉との別れを経て、自立した女性へ成長した紅緒を待ち受ける運命とは!?
少女漫画史に残るラブコメの傑作がついに完結。
配信開始日:2019年03月27日
『劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~』の作品動画を一覧にまとめてご紹介!
劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~
550 pt
まだ女性が恋も仕事も自由に選べなかった時代。
女学校に通っていた花村紅緒は、祖父母の時代から決められていた許婚、伊集院忍少尉と出会う。
紅緒は、当初少尉に反発していたが、やがて2人は許婚という関係を超え、心の底から惹かれあっていく。
しかし、少尉が戦地で消息不明に――。
どこかで少尉が生きているのではと諦め切れないそんな彼女の目の前に、少尉と瓜二つの人物が現れる。ロシアからの亡命貴族、サーシャ・ミハイロフだ。
ところが、少尉そっくりなサーシャは紅緒のことをまったく知らない様子。
ショックを受けた紅緒を励まし、支え続けたのは、彼女が働く出版社の編集長、青江冬星だった。
愛する人と同じ姿でありながら自分のことを知らない、サーシャ。
一方、過去は忘れて新しい道を共に歩んでいこうと語る冬星。
2人の間で紅緒の心は激しく揺れ動く――。
そんな中次々と衝撃的な事実が明らかとなり、ついには歴史的大事件に巻き込まれることにも…短くも激動の大正時代。その真っ只中を
時には笑い、時には涙し、ひたむきにまっすぐ駆け抜ける「はいからさん」。
彼女は、最後に何を選び、誰と結ばれるのか――。
作品のあらすじやキャスト・スタッフに関する情報をご紹介!
原作
大和和紀「はいからさんが通る」(講談社KCDXデザート)
監督
城所聖明
脚本
古橋一浩
キャラクターデザイン
西位輝実
総作画監督
伊藤秀樹、大竹紀子、中村深雪
作画監督
吉岡彩乃、渡邉真由美、鷲田敏弥、大西陽一、吉田 肇、飯田清貴、芦谷耕平、水上ろんど、一川孝久、島袋美由紀、佐藤多恵子
演出
野田泰宏、榎本 守、高林久弥、城所聖明
美術デザイン
加藤靖忠
美術監督
小幡和寛
色彩設計
辻田邦夫(※「辻」は1点しんにょう)
撮影
秋山涼路
音響監督
若林和弘
音楽
大島ミチル
主題歌
「新しい朝(あたらしいあした)」 早見沙織
作詞・作曲
竹内まりや
編曲
前口 渉
アニメーション制作
日本アニメーション
製作
劇場版「はいからさんが通る」製作委員会
配給
ワーナー・ブラザース映画
製作年
製作国
日本
(C) 大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会