本シリーズで、ゴールデン・グローブ賞男優賞を受賞したイドリス・エルバが、新シリーズでも強烈な存在感でルーサーを演じている。
前・後編で構成されたシリーズ3は全4話。今回のシリーズでは犯罪被害者となった人物たちの心理描写が克明に描かれている他、事件の背景でシリーズを通じて描かれてきたルーサー自身の心の闇もストーリーの中軸を成し、見ごたえ十分。
配信開始日:2019年02月15日
『刑事ジョン・ルーサー シリーズ3』の作品動画を一覧にまとめてご紹介!
第1話~第4話
308ポイント
第1話
110ポイント
エミリー・ハモンドという独り暮らしの女性の遺体が見つかった。犯人は彼女に仮面や鬘をつけ、ポストパンクのような恰好をさせていた。ルーサーは模倣犯による犯行と考え、ベニーに迷宮事件で似たケースがあるか調べさせる。そこへシェンクが別件を持ち込んできた。彼は断ろうとするが、シェンクは自分にはどうすることも出来ないと言う。何か企みのにおいがするもののルーサーは引き受けた。その事件の被害者は生活保護を受けていたジャレド・キャスで、ネット荒らしをしていた…。
第2話
110ポイント
ダニ・レーンと夫のクレイグ・レーンの遺体が見つかる。ルーサーが電話をかけようとした瞬間に、リプリーが怒鳴り込んできたため、警告できずに殺されてしまっていた。ルーサーはリプリーに、この件では共に働けないと伝え、彼にはバーナビーの件を任せる。
リプリーは、バーナビーが処分した彼自身の手の残骸をゴミから探り出し、鑑識にまわす。バーナビーは、妻が病気なので彼女を1人残すわけにはいかないとリプリーに告げる。しかし、手の残骸から指紋が復元され、リプリーに逮捕される…。
第3話
110ポイント
夜間、車に乗っていたカップルが不良たちに襲われた。そこへショットガンを持った男が現れ、2名が射殺された。彼らは以前弁護士を殺したが刑期途中で仮釈放されたため、新聞に大きな顔写真が載った。遺体の上には”ケイトリンに捧ぐ”というネットアドレスが書かれたチラシが置かれていたが、シェンクは殺害された2人やその周囲、弁護士にもケイトリンとのつながりはないと言う。2時間後にはライブ映像がネット上に配信されようとしていた…。
第4話
110ポイント
ルーサーは、ジャスティン殺害およびメアリー殺害未遂でグレイとスタークに逮捕されてしまう。彼らはルーサーが故意にマーウッドを逃がし、2人を殺させようとしたと考えていた。しかし、ルーサーを移送中に、何者かがスタークとグレイを襲いルーサーを連れ出す。実行犯は、しばらく姿を消していたアリス・モーガンだった。
スタークとグレイはメアリーを隠れ家へ連れて行く。ルーサーはメアリーに電話をかけ、わざと追跡をさせ、グレイがルーサーの居場所をシェンクに報告する際に、逆に彼らの隠れ家の場所を突き止める。
作品のあらすじやキャスト・スタッフに関する情報をご紹介!
屈折した犯罪心理を深い洞察力で読み取り、自身のモラルに従って、強行に捜査を進めていく刑事ジョン・ルーサー。それ故に彼は孤独であり、妻ゾーイをはじめ多くの人物を失っていた。この事実に目をつけた者たちがルーサーの周囲でうごめき始める。
「真の首謀者はルーサーなのでは?」 彼らはルーサーの忠実な部下であるジャスティン・リプリーを巻き込み、ルーサーの闇を暴こうと躍起になるのだが・・・
リプリーとルーサーが互いに抱く感情、やがて彼らに訪れる衝撃の結末は見逃せない!
(C)BBC 2013