皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて

第19話 翠雋の愛

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あらすじ

容若が女官と私通しているという報告を受けて康煕帝(こうきてい)と琳琅が急行すると、そこには寝台に横たわる容若とあられもない姿の翠雋(すいしゅん)が。侍衛と女官の私通は死罪と定められている。康煕帝(こうきてい)は容若に事情を問いただすが、真相がはっきりしないまま2人とも投獄され、無実を信じる琳琅の直訴も聞き入れてもらえずにいた。恵妃(けいひ)は琳琅の関与を疑い、結婚を拒否されて落胆する弟を更に罠に嵌めたと罵倒し…。

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『皇帝の恋 寂寞の庭に春暮れて』の動画一覧

本編

第21話 手放した凧

第21話 手放した凧

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

容若の想い人が琳琅だと知った翠雋(すいしゅん)は、参内をねだり、琳琅とふたりきりになった。そして、夫を忘れてほしいと懇願する。翠雋(すいしゅん)の悲痛な表情を見て、琳琅の心は決まった。容若にもらった凧を揚げ、糸を切る。凧は空に舞い上がり、容若への想いや愛しい日々も風と共に去った。寂しそうな琳琅の姿を、康煕帝(こうきてい)がそっと見守っている。その優しさに感謝しながら、琳琅は新しい人生を歩むことを誓い…。
第22話 福佑寺の花火

第22話 福佑寺の花火

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

狩りから戻って以来、妃嬪たちの宮を訪れていないことで康煕帝(こうきてい)を咎めた皇太后は、その本心がつかめず苛立ちを募らせていた。そば仕えの小徳子(しょうとくし)に問いただすも答えは得られない。叱責し体罰を与えたため、起き上がれないほどの怪我を負った小徳子(しょうとくし)の代わりに、皇太后は配下の長慶(ちょうけい)を仕えさせることに成功した。長慶(ちょうけい)に不信感を抱く小徳子(しょうとくし)は琳琅に、康熙帝から片時も離れず警戒を怠らぬよう釘を刺す…。
第23話 皇太后の逆鱗

第23話 皇太后の逆鱗

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

皇帝に最も近い太監である小徳子(しょうとくし)のご機嫌を取ろうと纏わり付いていた者たちが、皇太后のお仕置き以降、一気に離れていった。そんな時でも変わらぬ気遣いで接する琳琅に、小徳子(しょうとくし)は感動する。不機嫌な皇太后は、献上品の美人画が先帝の寵愛を独占した側室に瓜二つだったことから、ますます激怒。一方、康煕帝(こうきてい)は気晴らしを思いつき、乾清宮(けんせいきゅう)の太監や女官を集めて競技やなぞなぞに興じるのだった…。
第24話 おてんば公主

第24話 おてんば公主

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

突然、宮中を訪れた端敏(たんびん)公主は、無邪気に周囲を振り回す。康熙帝に甘える様子を目にして琳琅の心は乱れた。そんな琳琅を想って密かに女官部屋のそばにたたずむ康熙帝の姿を目撃した端敏(たんびん)は、琳琅のもとに直接乗り込む。自分こそ康煕帝(こうきてい)が慕うただ1人の女だと立場を誇示し、更に、2人きりの月見の席では琳琅を仕えさせ、親密さを見せつけた。いたたまれない思いで、その場を下がる琳琅だったが…。
第25話 太陽の慎み

第25話 太陽の慎み

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

皇太后から受けた折檻で重傷を負った琳琅が心配でならない康煕帝(こうきてい)だが、太皇太后の忠告通りに、ただ部屋の外からそっと見舞うにとどめた。この特別な想いと行動を知る由もない画珠(がじゅ)は、琳琅の世話係になっても陛下の尊顔を拝めない、と落胆する。一方、康煕帝(こうきてい)に見向きもされない端嬪(たんびん)のために、皇太后は酒席を設けることに。したたかに酔わされた康煕帝(こうきてい)は、介抱する端嬪(たんびん)を琳琅と見間違い…。
第26話 指輪と人形

第26話 指輪と人形

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

長慶(ちょうけい)は、琳琅を陥れる企みに加担するよう画珠(がじゅ)に強要。弱みを握られていた画珠(がじゅ)は、後ろめたさを感じながらも承諾する。康煕帝(こうきてい)が雨乞いの行事に出掛けると、寵愛を得られないことで逆恨みした端嬪(たんびん)の策略により、琳琅は康煕帝(こうきてい)の指輪を盗んだ罪を着せられ投獄されてしまった。その上、画珠(がじゅ)が隠した皇太后を呪う人形まで見つかり、ついには処刑が言い渡される。容若の報告で事態を知った康煕帝(こうきてい)は…。
第27話 晴れた濡れ衣

第27話 晴れた濡れ衣

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

琳琅に着せられた濡れ衣を晴らそうとする容若は、芸初(うんしょ)の協力を得て罠を仕掛ける。捕まった女官は、端嬪(たんびん)の命令により琳琅を陥れたと白状した。康煕帝(こうきてい)は端嬪(たんびん)の称号を剥奪し蟄居を命じるが、すべての真相が明らかになったわけではなかった。なんとかして琳琅を救おうと必死になる康煕帝(こうきてい)の姿に太皇太后の怒りは収まらず、琳琅の死刑執行が言い渡された。皇帝は琳琅を逃がそうとするが…。
第28話 太皇太后の教え

第28話 太皇太后の教え

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

体調のすぐれない太皇太后に望まれ、慈寧宮(じねいきゅう)に仕えることになった琳琅。そこで写本を命じた太皇太后の真意は、皇帝の女人としての心得を学ばせることにあった。太皇太后は、先帝の寵愛を一身に受けた端敬(たんけい)皇后について語り、幸せの陰には誰かの不幸があると教え諭す。その時、康熙帝が倒れたとの知らせが入った。病床に駆けつけた太皇太后と琳琅は、危険な劇薬を処方するしかないと聞かされ…。
第29話 刺客襲撃

第29話 刺客襲撃

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

旱ばつ被害地の視察に向かう康煕帝(こうきてい)とその一行。容若は、旅先でも仲睦まじい康煕帝(こうきてい)と琳琅の姿を見るたびに心の痛みを感じていた。仇討ちを焦る長慶(ちょうけい)は、巻き込みたくない気持ちから芸初(うんしょ)につらく当たるようになる。心変わりの理由を探るべく、人目を避けて外出した長慶(ちょうけい)のあとをつける芸初(うんしょ)。すると、長慶(ちょうけい)は林の中で見知らぬ男と落ち合った。2人の会話から、殺人の相談だと知って驚いた芸初(うんしょ)は…。
第30話 憎き仇の名

第30話 憎き仇の名

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

追い詰められて川に落ちた康煕帝(こうきてい)と琳琅。人気のない暗い洞窟で過ごす時間は、思いがけない安らぎを与えてくれた。容若らによって無事に救出され、刺客は呉三桂(ご・さんけい)の配下との報告を受けた康煕帝(こうきてい)は、内通者の調査を指示。琳琅との互いを想う気持ちはますます深まっていく。そんな時、不慮の事故で気を失った琳琅の夢に現れたのは、幼い頃に見た恐ろしい光景。無残に命を奪われる家族たちの姿だった…。
第31話 悲しい葛藤

第31話 悲しい葛藤

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

ついに琳琅はすべてを思い出し、愛と憎しみの板挟みになって苦悩していた。康煕帝(こうきてい)は何も知らず、急に心を閉ざした琳琅の様子を見て力になりたいと申し出るが、拒絶されてしまう。琳琅は悩んだ末、容若と共に皇宮を出ることを決意するが、その密約は長慶(ちょうけい)に感づかれていた。長慶(ちょうけい)一派は2人の駆け落ちを待ち伏せして容若を捕らえ、その命と引き換えに、琳琅に康煕帝(こうきてい)の暗殺を命じるのだった…。
第32話 画珠の僥倖

第32話 画珠の僥倖

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  • 3日間 220 pt 〜

琳琅は、その愛を受け入れられないと告げたうえ、(しんじゃこ)への配置換えを願い出た。理由を明かさないことに康煕帝(こうきてい)は怒りと悲しみを覚え、願いを許さないばかりか、側室である“答応(とうおう)”の位を琳琅に与える。また、琳琅を妬かせたいがために画珠(がじゅ)をも側室にしたが、結果的には康煕帝(こうきてい)自身も琳琅も容若も、更に苦しむことに。そんな時、琳琅は刺客の手に噛み付いたことを思い出し、それを聞いた芸初(うんしょ)は…。
第33話 明かされた素性

第33話 明かされた素性

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

被災地で住民に施しをする康煕帝(こうきてい)を、何者かが襲撃した。とっさに身を挺した琳琅の行動で愛を確信し、真意を探る康煕帝(こうきてい)だったが、琳琅の冷淡な態度は変わらない。そんな時、画珠(がじゅ)から、容若と琳琅が幼なじみであると聞かされた康煕帝(こうきてい)は驚き、その関係を隠していた理由を琳琅に問いかけた。仇の命を救ったことを天国の両親に詫びていた琳琅は、意を決し、ついにすべての事実を語り始めた…。
第34話 芸初との別れ

第34話 芸初との別れ

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

康煕帝(こうきてい)の周囲で起きた数々の事件への関与を疑われている長慶(ちょうけい)のため、芸初(うんしょ)は逃亡を決意する。待ち合わせの夜。追われる刺客を長慶(ちょうけい)だと思い込み、とっさに飛び出した芸初(うんしょ)の体を、兵が放った矢が貫いた。意識がなくなっていく芸初(うんしょ)を抱いて、長慶(ちょうけい)は名前を呼び続けた…。芸初(うんしょ)に死化粧を施していた琳琅は、遺体が身に付けている特殊な三角?と銀のかんざしを見て、8年前に死んだはずの兄に思い当たる。
第35話 靴の中の毒虫

第35話 靴の中の毒虫

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

長慶(ちょうけい)は、さらわれた琳琅を仲間の呉子墨(ご・しぼく)から奪い返した。そして、琳琅が望む兄妹ふたりのつましく穏やかな暮らしを始めるかのように装うが、気絶させた琳琅を康煕帝(こうきてい)のもとに連れ帰る。この手柄によって長慶(ちょうけい)は、御前太監に取り立てられた。それからというもの、琳琅は、長慶(ちょうけい)の魔の手から康煕帝(こうきてい)を守るために、ひとときも離れずそばに仕えることに。ついにある日、小徳子(しょうとくし)が深手を負ってしまう…。
第36話 御前太監の殺意

第36話 御前太監の殺意

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

寵愛を受けたい画珠(がじゅ)は太皇太后のもとを訪れ、康煕帝(こうきてい)が夜伽(よとぎ)を選ばず琳琅と起居を共にしていることを告げ口する。太皇太后は康煕帝(こうきてい)と琳琅を呼び出して叱責。それにより琳琅は、乾清宮(けんせいきゅう)への出入りすら禁じられた。画珠(がじゅ)は長慶(ちょうけい)の入れ知恵を聞き、琳琅についての話をすることで、夜伽(よとぎ)として指名されることに成功する。一方、長慶(ちょうけい)を監視できず気が気でない琳琅は、そば仕えの宮女にその役割を頼むが…。
第37話 近づく真相

第37話 近づく真相

  • 45分 字幕 
  • 3日間 220 pt 〜

康煕帝(こうきてい)の命を狙う長慶(ちょうけい)の動きに、琳琅は気が安まることがない。そんな琳琅を心配した康煕帝(こうきてい)は、ついに琳琅の居所である儲秀宮(ちょしゅうきゅう)で寝起きするようになった。そんなある日、恵妃(けいひ)が作った杏仁酪(きょうにんらく)を味わった太皇太后は、その独特な作り方が琳琅の杏仁酪(きょうにんらく)と同じであることをいぶかしく思い、琳琅の素性の調査を女官に命じる。一方、名ばかりの夜伽(よとぎ)だと他の妃嬪に嘲笑された画珠(がじゅ)は、更に焦りを募らせていた…。
第38話 国法と私情

第38話 国法と私情

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  • 3日間 220 pt 〜

記憶を取り戻したことを知った恵妃(けいひ)の命令によって、琳琅に刃を向ける納蘭(ならん)逸(いつ)。だが、未遂に終わった。やむなく恵妃(けいひ)は康煕帝(こうきてい)のもとを訪れ、納蘭(ならん)家の罪を認めたうえで琳琅の素性を明かし、身の安全のため一刻も早い琳琅の処刑を求めた。康煕帝(こうきてい)は獄中の長慶(ちょうけい)を訪れ、これまでに犯した多くの罪は一家皆殺しに値すると言い渡す。それを聞いた長慶(ちょうけい)は、琳琅だけは救ってほしいと康煕帝(こうきてい)に許しを乞うのだが…。
第39話 容若の献身

第39話 容若の献身

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  • 3日間 220 pt 〜

容若の手引きで皇宮を脱出し、人里離れた小さな家に隠れ住むことになった琳琅と長慶(ちょうけい)。夢見ていた兄妹水入らずの穏やかな暮らしが、そこにはあった。8年前の一件を再調査した康煕帝(こうきてい)は阿布ダイ(あふだい)の無実を認め、名誉を回復するとの通達を出す。そんな時、隠れ家を見つけた呉子墨(ご・しぼく)が、再び康煕帝(こうきてい)暗殺の計画を長慶(ちょうけい)に持ちかけた。憎しみを捨てきれない長慶(ちょうけい)は、琳琅に何も告げぬまま計画に乗ることを決意する。
第40話 康煕帝と良嬪

第40話 康煕帝と良嬪

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  • 3日間 220 pt 〜

琳琅を諦めようとしない康煕帝(こうきてい)に、大清国の皇帝としての自覚を促して諭そうとする太皇太后。だが、康煕帝(こうきてい)の愛は揺るがない。それを予想していた太皇太后は、想いを断ち切らせるため、琳琅に自害を命じていた。琳琅がつながれる獄舎に自害に使う白帯を持って現れたのは、皮肉にも8年前に琳琅の命を救った恵妃(けいひ)だった。過ぎ去った幸せな日々の思い出が、死を目前にした琳琅の脳裏に次々と蘇る…。