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画質についてあらすじ
完和君が4歳になっても明成皇后に子供は出来なかった。李尚宮は明成皇后に、「王妃様が息子を産んでくれれば、自分たち母子は気を楽にして暮らせる」と皮肉を込めて話す。
大院君は高宗が二十歳になっても親政を勧めず、あと10年だけ自分を信じろと言う。しかし明成皇后には子供がいないため、後継者問題だけが気になる。完和君を嫡子にしようとすることに反対していた府大夫人も、これ以上の反対は難しいと思い…。
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本編
金玉均は日本の力を借りて清の侵入を防いだ後、独立国であることを宣布しようと提案する。これに高宗と明成皇后は賛同し、金玉均を信じると書いた勅書を渡す。これにより開化派は、目標達成のため本格的に作戦を練り始める。守旧派は、高宗と開化派が何度も接触すると清の機嫌を損ねるため、注意するよう話すが、清の干渉を振り払い独立国になるには今しかないと話す高宗と明成皇后。しかし明成皇后は、清と日本を対峙させ、その間にロシアと手を組み独立国の位置を確保しようと狙っており…。
政変の日、高宗と明成皇后は、清の干渉から解放されたら新しい独立国を作ることを約束する。壬午軍乱のときのように離れないという約束とともに。
約束の時間になると、郵政局に各国の官僚たちが到着し、開化派も万全の準備で落成式に参加した。しかし別宮の火災がうまくいかず苛立ちを隠せない。そんな中、「火事だ」の言葉とともに政変が始まる。
金玉均の行動を警戒し席を離れていた閔泳翊が刀で刺された状態で郵政局に入ってくると、郵政局は修羅場と化した。金玉均は高宗を景ウ宮に避難させるが…。
高宗を景ウ宮に移動することに成功した開化派は、日本の竹添が軍を率いてやってくることと待っていた。しかし日本軍は来ず、先に清が到着するだろう不安を抱えたまま、最初の夜を過ごす。
竹添が軍を率いてくると、すぐさま景ウ宮を包囲し、開化派は守旧派を片付けようと高宗に命令を求める。これに対し高宗は「論議をすることは許すが血を見ることは許さない」と念を押す。しかし守旧派を片付けなければ革命は成功しないと判断した開化派は、閔台鎬や趙寧夏などを殺し始め…。
開化派の行動に疑いを持った高宗は金玉均を呼び、殺戮を繰り返す開化派の目的は改革なのか、それとも王室の打倒なのか問い詰める。これに対し金玉均は、死を覚悟した改革のため、行き過ぎた事が起こっているだけだと話す。高宗は金玉均を信じると話すが、これ以上の殺害は止めるよう話す。
一方、対策を練るために来た沈相薫は、袁世凱から本国からの攻撃開始の旨を伝え、高宗の居場所の景ウ宮から昌徳宮に移すよう言われ、沈相薫はこれを明成皇后に伝えるが…。
日本軍と開化派の軍人たちが清を食い止められず敗れると、高宗や明成皇后たちは北門に避難する。敗北を認めた金玉均らは、高宗を連れて仁川に逃げようとする。しかし高宗がそれを断ると、金玉均らは日本軍とともに仁川に避難。高宗に付いていった洪英植は清に殺害されてしまう。結果、開化派の政変は三日で失敗に終わる。
政変の責任を負わせようと、金玉均らを捕まえるため仁川に軍が派遣され、彼らの家族は身の危険を感じ自殺を図った。
日本と清は、政変の余波を自分たちに有利になるよう利用しようとするが…。
政変で、高宗が書いた日本軍出動余生の文書が、日本との会談で利用されると考えた明成皇后は、事前に手を打つ。一方、高宗は開化派を守ることができなかったと自分を責める。会談のため訪れた日本の井上と竹添は、明成皇后の思ったとおり、会談を自分たちが有利なように進めようとする。
会談の結果、清が本国に帰ることととなり喜ぶ朝鮮だが、李鴻章が大院君を解放するという知らせに緊張感が漂い…。
崇礼門に迎えに出た高宗を見て感動する大院君だが、宮廷に入ることを拒否され、雲ヒョン宮へと向かう。一方、明成皇后は王宮にロシア公使などを呼び、国際情勢などの話を通じて、政事感覚を磨こうとする。しかしこの行動が、政権に立ち入ろうとしていると見る者もいた。
一方、袁世凱は大院君に、明成皇后と高宗が清に対して反対するような感情を抱いており、このままでは高宗を廃位せざるを得ないと話す。そして、大院君の孫を次の王にしようとするのだが…。
これまで女が政事に立ち入って良い結果が出た試しがないとし、明成皇后を廃位させようと高宗に話す大院君。その話を偶然耳にした明成皇后と、ばったり外で会ってしまう。大院君は「自分は虎の子を育てた」とし、明成皇后は「この世は大院君の物ではない」と反発する。そんな中、袁世凱は臣下の前で、高宗廃位の話を持ち出す。
一方、明成皇后は西洋医学や新教育などを取り入れた学校の財政のため、臣下の夫人を集めては宴会を開き、資金を確保する。
そして大院君は、袁世凱の意見に賛同するかのように、孫を連れて袁世凱の元へ行き…。
王室内の和解だけが袁世凱の陰謀を防げると判断した金弘集は、大院君と高宗の和解のために、大院君の元を訪れる。大院君は大王大妃のお見舞いを口実に、府大夫人とともに王宮へ向かう。大院君、大王大妃、明成皇后の間には壁があるものの、今の難局を打破するには和解しかないと考え、お互いに心を開く。そして高宗は雲ヒョン宮を訪ね、大院君と一晩を共に過ごす。
大院君の孫を王にしようとする袁世凱の作戦が失敗に終わると、外交の責任を取らせようと、メンドルフの代わりにデニーは外交顧問にし…。
朝鮮に初めて電灯が入り、王宮を昼間のように明るく照らすとして、高宗はもちろん、宮内の誰もが不思議に思う。府大夫人は大院君がこれ以上政事に口を出しせず、ゆっくり暮らせるようにと、妓生の秋月を家に呼び入れる。楽しむ大院君だが、一方で市場を乱す清と日本を追い出すため、部下を使い朝鮮の商人を扇動しようとする。それにより、清と日本からの干渉を懸念した明成皇后は、それを防ごうとする。そんな2人の争いを止めるかのごとく、大王大妃が死去してしまい…。
妙な夢を見た大院君が目覚めると、寝汗をかいていた。妓生の秋月が不吉な予感がするとし寝床を変えたところ、侵入した刺客が大院君の寝ていたところに刀を刺して逃げる。犯人は逃げたものの、最も怪しいのは閔氏一族だという噂が流れる。王宮を訪ねた大院君は刺客の話よりも、南延君の墓参りをして全国を回りたいと話す。
大院君が野心を抱くのは、世子に子供がいないからだと思い、子供を持てるよう尽力する。一方、雲ヒョン宮に戻った大院君の居所に、またもや命を狙った爆弾があり…。
日本の伊藤博文と井上馨は、清と戦争になろうとも朝鮮の従主権を手に入れようと目論む。朝鮮征服が、大陸進出への第一歩だったからだ。そして朝鮮で起きている東学農民運動を契機に、軍を投入しようとする。
丁度その頃、政変の主導者であった金玉均が上海で殺害される。死体は仁川に運ばれ、バラバラに切断される極刑を受ける。
一方、東学教徒の勢いは止まらず、全州城を占領してしまう。それを聞いた大院君は真夜中に王宮へと向かい…。
清の出兵がまとまらない中、袁世凱は、朝鮮が東学教徒の暴動を収められないときだけ出兵し、朝鮮の内政には口を出さないと約束する。清の出兵により日本も介入してくるだろうという懸念の声に袁世凱は、それが戦争を意味することは日本を承知しているから大丈夫だと話す。
清と日本を国に留まらせまいとする東学教徒たちは自ら解散するが、このとき既に、日本軍艦2隻が仁川に向かっており…。
奇襲的に景福宮に侵入した日本軍は、高宗と明成皇后を監禁状態にし、大院君を訪ねては執権するように話す。これは王宮に無断で入った罪を、大院君になすりつけるための作戦であったが、それを感知した大院君ははっきりと断る。一方、日本軍を退けてくれる唯一の勢力であった袁世凱は、日本の戦意に負けて退いてしまう。
王宮が日本軍の手に落ち、思うようにいかなければ高宗を殺すという噂に、明成皇后は大院君を訪ねて執権するよう持ちかけるが…。
1894年6月23日、日清戦争が勃発する。豊島近海に続き陸地でも勝利を収め、勢いを得た日本は、清を押し詰めていく。この勝利により日本は、誰にも邪魔されることなく朝鮮の内政に干渉できる機会を得る。このようなことになった原因を閔氏一族にあると考えた大院君は、閔氏一族を排除しようとする。
一方、日本は自分たちが思うように操れるように、朝鮮の内政改革を要求する。しかし大院君は、内政改革は自分がやっているからと要求を断る。
閔泳翊と閔応植が処罰の対応であると知った明成皇后は、大院君の矛先が自分に向いていると感じ…。
閔泳翊と閔応植の処分を巡って争う大院君と明成皇后。閔氏一族に向けられた過酷な粛清に明成皇后は悲しみを表し、大院君はそうすることで王妃に被害が及ばないと話す。結局、閔応植は都を離れ、閔泳翊は海外に送ることで大院君と明成皇后はお互いに妥協する。
一方、日清戦争を起こして海戦で勝利を収めた日本は、朝鮮内にいる清を一掃しようと公式に宣戦布告する。金弘集から強力を得た日本は、軍国機務処の新設案を朝鮮政府に提出するが…。
金弘集を領相とした軍国機務処が誕生し、日本はこれを通じて朝鮮の内政に干渉しようとする。さらには明成皇后と大院君を仲たがいさせようとするが、日本の動向を予測した二人は逆に日本を利用する。一方、日本を退けようとする大院君は清に助けを求め、東学党に手紙を送る。
ようやく手を取り日本に対抗しようとする大院君と明成皇后。しかし彼らの間に亀裂を生んだのは李埈鎔だった。日本が李埈鎔を王にしようとすることに、大院君と明成皇后は敏感に反応し…。
李埈鎔を利用し、明成皇后と大院君を仲たがいさせようとする日本。岡本を通じて李埈鎔が王座を狙うよう焚きたてると同時に、高宗と明成皇后の耳に、李埈鎔が日本とつるんでいるという噂が耳に入るよう計画する。さらにはミチコに、李埈鎔を王にしようとしているのは大院君だと話し、明成皇后と大院君は離れていく。
一方、日本は清との戦争を早く終わらせるため、日朝同盟条約を結ぼうとする。しかし真の目的は、朝鮮を物的人的に利用としようというもので…。
井上の目的は明成皇后と大院君の葛藤を利用して、朝鮮王室を崩壊させることだった。王室が崩してしまえば、朝鮮を手に入れるのも時間の問題だと見込んだのだ。そしてその計画の中心には李埈鎔がいた。岡本の焚きつけにより、まるで王になったかのように振舞う李埈鎔。
李埈鎔の行動が、世子に跡継ぎが産まれないからだと思った明成皇后は、跡継ぎを産むよう世子に急かす。そして世子に、世子妃以外の女との寝床を用意し、1人になった世子妃を訪ねる明成皇后だが…。
世子妃が1人泣くのは、世子が他の女と夜を共にすることに不満を覚えたと考え、叱りつける明成皇后。だが本当の理由は、父である閔台鎬の祭祀を行いたくても、兄である閔泳翊が外国にいるため行えず、悲しんでいたためだった。
日本が李埈鎔を利用し、自分と明成皇后を仲たがいさせようとしていることを知った大院君は、岡本を呼びつけて警告を促す。しかし岡本は、平壌で清と戦ったときに奪い取った、大院君が清に助けを求める手紙を盾に、逆に脅迫するが…