『幾多の北』と三つの短編

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『幾多の北』と三つの短編

日本を代表するアニメーション作家として、また既に100冊を越える絵本作家としても知られる山村浩二の監督作品「幾多の北」のほか、3つの短編を綴ったアニメーション作品。

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本編

『幾多の北』と三つの短編

『幾多の北』と三つの短編

  • 87分 見放題 
  • 7日間 400 pt 〜

「ミニミニポッケの大きな庭で」観察、記録、実験しながら日々を紡いだ、いとをかしアニメーション詩。NHK Eテレの番組「シャキーン!」の番組内アニメーションも手掛ける幸 洋子(ゆき・ようこ)が、自身の日記を落書きのように大胆にアニメート。自由律俳句のようなテキストと本人マンによる過激な音楽、サラウンドの混淆。「アニメーションってこんなに自由なんだ!」と開いた口が塞がらない衝撃作。 「ホッキョクグマすっごくひま」すごく暇なホッキョクグマは、広い海で様々な海獣たちと出会う。日本語と英語の言葉遊びで、絵巻物風に描く「海獣人物戯画」。楽しい音楽と歌に合わせて、かわいい墨絵の動物たちがまったりと遊ぶ。 「骨嚙み」父親のお葬式で、少女は父と過ごした最後の夏を思い出す。 光の粒子のようにまたたく点描のレイヤーが映し出す、日本のとある小さな島でのいとなみ。有頂天やアニメ『TRIGUN STAMPEDE』のエンディングアニメーションも手掛ける矢野ほなみが、2年の歳月を費やして紙の表にも裏にも色彩を打ち続け、自身の過去と向き合った一作。その余韻は今も世界中を震わせている。 「幾多の北」ナレーションやセリフもなく、画面に現れるテキストと繊細に動く絵、そして音楽や効果音が巧みにミックスされたサウンドに包まれながら「体感」するアニメーション。音楽を聴くように、展覧会の絵を眺めるように、旅は続く。旧ソ連のタルコフスキーやハンガリーのタル・ベーラなど、ヨーロッパの実写映画作家の時間の流れをも思わせる、堂々たる大作。ポスト3.11、コロナ禍とも共振し、作品に身をゆだねるうちに、観る者それぞれの「北」が立ち上がる。