『アイコ十六歳』『恋恋豆花』などで知られる映画監督、今関あきよしに「《究極の愛の形》を描こうと、もがき続ける米澤監督の《崇高な作品》」と評された本作は、俳優・舞台演出家・映画監督と多岐にわたって活動する米澤成美による初の長編劇場デビュー作となる。
主人公・筑摩むねとしはある朝、身体の一部に異変が起き、それまでのうだつが上がらない生活が一変する。その姿は一見すると摩訶不思議ながら、ヒロインありすへの恋心を純粋に貫いていく。そんな情けなくも愛おしい男むねとしを、舞台などで活躍する阿紋太郎
(舞台「えんとつ町のプペル」「花火の影」)が演じた。
病気のため、15歳で全盲となった仁科ありすは現在細々とではあるが、小説家として活動しながら自立した生活を送っている。ハンディを抱えながらもひたむきに生きる、夢みがちなヒロインを監督である米澤成美が演じる。
むねとしの幼なじみには大沢真一郎(『自宅警備員と家事妖精』(主演)、『カメラを止めるな!』)、年下の職場仲間に山田笑季菜(『やってらんないよ』『逃げろ、増本!』)。
アイドルとして活動するたまぴー、るなてん!や、重要なファクターとなる〈流し〉の役に國武神、友情出演として氏神一番など、映画界のみならず幅広く多彩な面々が本作を彩る。
ロケ地には米澤の馴染み深い新宿ゴールデン街や世田谷区豪徳寺山下商店街が使用されるなど、作品に親しみやすさと奥深さを与えている。
幻想と不条理が入り混じる“米澤ワールド”がスクリーンに炸裂する!