義風堂々!! 兼続と慶次

第20話 魔物

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  • 24分

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あらすじ

左玄ら伊賀忍軍に捕らわれ、瀕死の次郎坊を連れ去った異形の魔物。それほどの秘密を謙信の直臣でもあった次郎坊は握っていた。それは、遡ること永禄二年(1559年)、長尾景虎(後の上杉謙信)と妙姫(当時の関白、近衛前久の妹)が、ささやかな情を交わしたことから始まった。その夜、足利義輝将軍の名の下、近衛邸で催された祝宴に、景虎と若衆姿に扮した妙姫は大盃を交わす。宴もたけなわの頃、何者かが侵入した気配を察した妙姫は―

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『義風堂々!! 兼続と慶次』の動画一覧

本編

第21話 滅亡と絆

第21話 滅亡と絆

  • 24分 
  • 2日間 110 pt 〜

秀吉の戦略は非情だった。天正十八年六月二十三日、上杉、真田、前田の豊臣連合軍は一万五千の兵力を以て八王子城へ攻め入った。抗する城側も農民混在のわずか三千の兵では、結末は火を見るより明らかなものとなった。女子供も巻き込み、凄惨を極めた戦いはたった一日で終結、落城の報を受けた北条氏政、氏直は追い打ちをかけられる様に、突如小田原城の眼前に現れた秀吉の石垣城を見て戦意を喪失。一方的な戦況に、兼続は景勝に問う。
第22話 菩薩像の在処

第22話 菩薩像の在処

  • 24分 
  • 2日間 110 pt 〜

次郎坊、左玄、家康、そして島左近。立場は異なれど、それぞれが謙信の地蔵菩薩像を追っていた。そして最も手掛かりの近いところに辿り着いた次郎坊から、兼続に文が届く。白雲に助けられ、絶体絶命の危機から脱した次郎坊は、妙姫の姉、大陽院のもとへ向かった。そこで聞き取った事実は次郎坊を驚愕させたのであった。その行方が記されていた次郎坊の文を読んだ兼続は、ふと息をこぼす。地蔵菩薩像を持っていたのは…織田信長!
第23話 武士の死に場所

第23話 武士の死に場所

  • 24分 
  • 2日間 110 pt 〜

次郎坊と左玄は、灰燼と化した本能寺跡地で、信長の抱え忍びであった伴太郎左衛門より、信長亡き後、地蔵菩薩像の在処を知る事が出来る手掛かりを「分けて」知らされたのであった。それぞれ思惑を抱え、行動を開始する忍び達。一方、兼続のもとを訪れていた島左近は、過去のしがらみから脱する事が出来ずにいた。次郎坊は兼続の秘を守るため、たった一人で左玄ら伊賀忍軍と対峙している。左近は二人の義に心打たれ、自らの生き方を決めた―
第24話 いざ、高野山へ!

第24話 いざ、高野山へ!

  • 24分 
  • 2日間 110 pt 〜

道中、旅籠にて左近は兼続に秀吉の病を告げる、そして軍師としての夢を語った。早朝、旅籠を発とうとした兼続の前に赤く染まった巨体が現れた。白い体毛が血塗れた白雲の背には、左玄ら伊賀忍軍の待ち伏せを受け深手を負った次郎坊がいた。息も絶え絶えの白雲は力尽き身体を折る。兼続の元へ、命懸けで次郎坊を送り届けた白雲の忠義であった。白雲の息が細くなっていき―次郎坊と合流した兼続一行は地蔵菩薩を守るため、秘策を打って高野山へ向かう。
第25話 語れども尽きぬは漢の物語

第25話 語れども尽きぬは漢の物語

  • 24分 
  • 2日間 110 pt 〜

道中、旅籠にて左近は兼続に秀吉の病を告げる、そして軍師としての夢を語った。早朝、旅籠を発とうとした兼続の前に赤く染まった巨体が現れた。白い体毛が血塗れた白雲の背には、左玄ら伊賀忍軍の待ち伏せを受け深手を負った次郎坊がいた。息も絶え絶えの白雲は力尽き身体を折る。兼続の元へ、命懸けで次郎坊を送り届けた白雲の忠義であった。白雲の息が細くなっていき―次郎坊と合流した兼続一行は地蔵菩薩を守るため、秘策を打って高野山へ向かう。