やすらぎの郷

第116話

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  • 16分

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あらすじ

九条摂子(姫/八千草薫)が旅立って10日が経ったころ、なんの前触れもなく菊村栄(石坂浩二)を孫の梢(山本舞香)が訪ねてくる。久しぶりに会う梢は大人びた雰囲気をたたえており、栄は少し戸惑いを感じる。聞けば、善福寺の家は取り壊され、親元を離れた梢はパートナーの男性がいるという。

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『やすらぎの郷』の動画一覧

本編

第61話

第61話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

連日、菊村栄(石坂浩二)のヴィラを午前3時に訪ねてきた九条摂子(姫/八千草薫)は、用意した想定質問に添い栄に四宮道弘(シノ/向井理)を演じさせる。姫の出自にまつわる話は栄の興味を大いにそそるが、シノを演じている以上、姫は栄に自由な会話を許さない。しかし、そう言う姫が自ら脱線。シノは千坂監督の生まれ変わりではないかと言って、その理由を説明しながら秘密のお守りを取り出す。
第62話

第62話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

"菊村栄(石坂浩二)は濃野佐志美こと井深凉子(野際陽子)が書くまで聞いたこともなかった特攻基地への女優の慰問が、どのように記録されているのかが知りたくなり、図書室で文献を漁る。どれだけ探しても関連する記述は一つも見つからなかったが、その代わりに、特攻計画に関するページだけが切り取られた一冊の本を発見する…。 そんな中、ドラマ台本の第一稿が『やすらぎの郷』に届けられる。"
第63話

第63話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

ドラマの台本は、九条摂子(姫/八千草薫)が強く封印を望んでいる特攻前夜の出来事が、出版を差し止められた濃野佐志美の原作とも違う陳腐なメロドラマに仕立てられていた。菊村栄(石坂浩二)は、四宮道弘(シノ/向井理)の訪問がこのドラマのためだと知ったら、姫がどれだけ傷つくかを思いやると同時に、戦争の中で生きた人間の心情を理解しない今の時代への怒りと悲しみを抱く。
第64話

第64話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

"四宮道弘(シノ/向井理)の訪問日は突然に決まり、不在の名倉修平(名高達男)に代わり菊村栄(石坂浩二)が、名倉みどり(草刈民代)とともにプロデューサーの若松(天宮良)との打合せに同席することになる。 若松は、九条摂子(姫/八千草薫)に特攻隊員との最後の食事についてだけは質問しないという条件を了承。シノも無口な男なので心配いらないと言うが…。"
第65話

第65話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

九条摂子(姫/八千草薫)と四宮道弘(シノ/向井理)、世紀の対面がついに幕を開ける。しかし、シノは噂通りに無口でほとんど口を開かず、せっかくの時間は白けた見合いのようになる。菊村栄(石坂浩二)の同席ももはや不要。折よく高井秀次(藤竜也)からの呼び出しがあり、栄は退席することに。すると、それまで黙っていたシノが急に態度を変え…!?
第66話

第66話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

『やすらぎの郷』に秋の気配が近づくころ、三井路子(五月みどり)が、自分の構想を盗んで小説『流されて』を書いたと疑われる濃野佐志美の正体を暴くため、ナスの呪い揚げをするとの噂が菊村栄(石坂浩二)の耳に入る。その夜、濃野の正体が井深涼子(野際陽子)だと知る栄は、AEDの使い方を教わるとこじつけ、介護士の野村(芳野史明)と非番の貫井医師(小野了)をカサブランカに誘い、万が一に備える。すると…。
第67話

第67話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

"『流されて』の舞台化が決まる。主役候補は白川冴子(お嬢/浅丘ルリ子)。演出家は、菊村栄(石坂浩二)の脚本を条件にしているという。栄にその気はまったくなかったが、やる気満々のお嬢は栄を口説きにかかる。 女の心理は書けないときっぱり断る栄。しかし、お嬢は男のズルさを視点に書けばいいと、栄がかつて浮名を流したことのある女性の話を持ち出し、栄を困らせる。"
第68話

第68話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

"水谷マヤ(加賀まりこ)と白川冴子(お嬢/浅丘ルリ子)の仲が急に険悪になる。菊村栄(石坂浩二)は、その原因が『流されて』の舞台化に関係していると察知。どうやら、断捨離にハマり女優への未練すら捨てたというマヤにとって、久々の仕事のオファーに舞い上がるお嬢の姿は年がいもなく、いらだたしく映るらしい。 そんなマヤにも捨てられないものがあった。それは、犬山小春(冨士眞奈美)が自殺直前に、絶縁状態のマヤに送ってきた手紙だった。"
第69話

第69話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

「人生最後の手紙を書く相手がいない…」と嘆く水谷マヤ(加賀まりこ)の一言は、菊村栄(石坂浩二)の心を強く捉える。自分は誰に宛てて書きたいのか…。考え続けたその夜、夢に亡き妻の律子(風吹ジュン)が現れる。
第70話

第70話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

真野六郎(マロ/ミッキー・カーチス)と岩倉正臣(大納言/山本圭)が、濃野佐志美の正体をとうとう嗅ぎつける。井深凉子(野際陽子)は他言しないよう二人に懇願。しかし、その願いもむなしく、翌日には『やすらぎの郷』の全員が知るところとなる。 自分が主演を目指す舞台の原作者が、仲間の凉子だと知った白川冴子(お嬢/浅丘ルリ子)は…。
第71話

第71話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

菊村栄(石坂浩二)は、『やすらぎの郷』に入居しているテレビ界を支えた裏方の一人、元美術職人のちのやん(茅野大三郎/伊藤初雄)と50年ぶりの再会を果たし、懐かしい時代の会話を交わす。ちのやんは、ともにテレビ創成期を過ごしたタイムキーパーのカメコ(亀山順子/長内美那子)と結婚。夫婦そろって入居したのだが、カメコはがんを患い、余命数日なのだという。
第72話

第72話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

カメコ(亀山順子/長内美那子)の病室を訪ねた菊村栄(石坂浩二)は、かつてちのやん(茅野大三郎/伊藤初雄)の下で働き、今は舞台美術の大御所として活躍する柿原一平(あにやん/村田雄浩)と出会う。ちのやんの弟子たちは、世話になったお礼にと、カメコが大好きだった昔のドラマの美術を別室に再現。カメコは朦朧とする意識の中で星空の装飾を眺めながら、中島みゆきの唄を口ずさみ始める…。
第73話

第73話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

カメコ(亀山順子/長内美那子)の通夜が『やすらぎの郷』のゲストハウスで営まれる。棺は、ちのやん(茅野大三郎/伊藤初雄)が育てた大道具製作のベテランたちによる手作り。簡素ながらやさしさにあふれる裏方たちの弔いに、菊村栄(石坂浩二)たち弔問客は胸を締め付けられる。その中に白川冴子(お嬢/浅丘ルリ子)の姿だけがなかった…。
第74話

第74話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

最愛の妻、カメコ(亀山順子/長内美那子)を看取った翌朝、ちのやん(茅野大三郎/伊藤初雄)が後を追うようにこの世を去る。葬儀はカメコとの合同葬となり、二人の魂はカメコが亡くなる直前まで口ずさんでいた、中島みゆきの『ファイト!』の大合唱で見送られる。
第75話

第75話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

舞台化される濃野佐志美の原作『流されて』の打ち合わせのため東京に出向き、カメコ(亀山順子/長内美那子)の通夜を欠席した白川冴子(お嬢/浅丘ルリ子)は、水谷マヤ(加賀まりこ)らに厳しく叱責され、すっかり意気消沈した様子でバー・カサブランカに現れる。冴子は東京での出来事を菊村栄(石坂浩二)に報告。その衝撃的な内容に栄は凍りつく…。
第76話

第76話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

菊村栄(石坂浩二)は白川冴子(お嬢/浅丘ルリ子)から見せられた安西直美の孫、榊原アザミ(清野菜名)の写真に言葉を失う。アザミの容姿は若き日の直美と瓜二つだった。脚本家を志しているアザミは、栄を神のように尊敬しているという。栄の心はいつになく昂ぶる。 一方、真野六郎(マロ/ミッキー・カーチス)が栄と岩倉正臣(大納言/山本圭)に恋愛を告白。結婚も考えているというが…。
第77話

第77話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

認知症の徘徊から行方不明になっていた及川しのぶ(有馬稲子)が、夜になって思いがけない場所で発見される。 翌日、『やすらぎの郷』は何事もなかったかのように平穏な朝を迎えるが、それを真野六郎(マロ/ミッキー・カーチス)の恋愛話が打ち破る。なんと、マロのお相手は46歳も若い女性で、この『やすらぎの郷』にいるのだという!?
第78話

第78話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

真野六郎(マロ/ミッキー・カーチス)と相手女性との間では、すでに合意しているという“年の差恋愛”をめぐり、『やすらぎの郷』では支持する者と反対する者との間でさまざまな意見が飛び交う。当事者のマロは、事が公になった今、隠す必要もないと、カサブランカで堂々と恋愛話を繰り広げる。その話に耳を傾けていた菊村栄(石坂浩二)に、一通の速達が届く…。
第79話

第79話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

菊村栄(石坂浩二)に届いた速達の差出人は、安西直美の孫の榊原アザミ(清野菜名)だった。シナリオの勉強をしているというアザミは、一度、栄に会いたいと、メールアドレスを伝えてくる。すぐにでも返事を出したい栄。しかし、栄はメールの打ち方を知らなかった…。
第80話

第80話

  • 16分 
  • 7日間 110 pt 〜

菊村栄(石坂浩二)が榊原アザミ(清野菜名)宛てに送ったメールは、初歩的なミスで水谷マヤ(加賀まりこ)に届いてしまう。栄は仕方なくマヤにアザミのことを白状。栄の下心を含めすべてを理解したマヤは、栄に代わってアザミへのメールを再送信する。 翌日、アザミから栄に待望の返信が届く。