遺留品にこめられた最後のメッセージに耳を傾け、
被害者の“想い”と事件の真相に迫る刑事・糸村聡――。
そんな愛すべき“風変わり刑事”が、生誕10周年!
記念すべき節目、冬の京都を舞台に開幕!!
第6シーズンの舞台はおなじみ、京都府警“特別捜査対策室”、通称“特対”。
寒さ厳しい冬は、空気が澄んで景色の美しさが、ひと際引き立つ季節でもあります。冬の京都ならではの凛とした風景をバックに、糸村をはじめとする特対のメンバーはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか!
10年という歴史を積み重ねてきた『遺留捜査』、ときに切なく、ときに温かく、胸にしみる物語を綴っていきます。
糸村が最後に語る“3分間”に、どんな真実が明かされていくのでしょうか!?
ぜひ第6シーズンの開幕にご期待ください。
配信開始日:2021年01月21日
『遺留捜査(2021)』の作品動画を一覧にまとめてご紹介!
第1話
330 pt
関西財界の大物・深谷成章(山田明郷)が、京都市内の自宅で毒殺された。発見時、邸宅にいたのは、成章の妻・美幸(福井裕子)、百貨店の社長を務める長男・尚一(草野イニ)、フィットネスクラブを経営する長女・佳菜子(山田キヌヲ)、画廊を営む次男・俊介(永野宗典)、それに、メイドの奥田彩月(中山忍)と美川依子(吉川依吹)。深谷家では以前から家族が相続をめぐって対立しており、中でも時価3億円といわれる、夭折の画家・中森司郎が遺した名画『黄昏』は、3兄妹それぞれが手に入れたがっている成章秘蔵の品だった。
第2話
330 pt
居酒屋チェーンを全国展開する外食産業の社員・姫野美那子(加藤貴子)が、自社のキッチン工房で頭から血を流して死んでいるのが見つかった。臨場した糸村聡(上川隆也)は、被害者のバッグの中に古びたパペット人形があるのを発見。美那子は独身で子どももいないため、なぜパペットを持ち歩いていたのだろうか…。さっそくパペット人形を糸口に独自の捜査をはじめた糸村のマイペースぶりに、特別捜査対策室に異動してきたばかりの若手刑事・沖田悟(戸塚純貴)はただただ驚く。
第3話
330 pt
雑木林の土中から、女性の射殺体が発見された。臨場した特別捜査対策室のリーダー・佐倉路花(戸田恵子)は、遺体の顔を見て驚く。殺され、埋められていたのは、路花の亡き友人・前園慶介(東根作寿英)の妹で、元警察官の由紀(黒川智花)だったのだ。
一方、糸村聡(上川隆也)は、遺体のポケットの中からハンカチに包まれた、厚手の紙を発見する。少々いびつな形をしたそれは一見、和紙のようだったが、科捜研の研究員・村木繁(甲本雅裕)の鑑定によるとパルプを原料としており、和紙とは違うという。
第4話
330 pt
バーのママ・中松里香子(朝海ひかる)が、店内で殺されているのが見つかった。前日の閉店後に何者かに刺されたようだったが、臨場した糸村聡(上川隆也)は被害者が古びた銀のマドラーを握りしめていることに気づく。先端が小さなスプーン状で、その反対側は鉛筆の芯のように尖っている、少々変わった形のマドラーだった。
まもなく里香子の本名は“川端葉子”で、彼女は22年前、福岡市内で料亭の板前が殺された事件の容疑者として指名手配されていたことが判明。バーのオーナーである梶木邦昭(小林勝也)は6年前に彼女を雇い入れた際、身元は確認しなかったと話すが、彼女の所在に気づいた22年前の事件関係者による復讐なのだろうか…。また、科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)の鑑定の結果、凶器の包丁から被害者以外の血液がわずかに検出され、犯行の際、犯人は自らの手を傷つけた可能性が高いこともわかった。
第5話
330 pt
雨宮宏(永井大)がランニング中、男性の撲殺死体を発見した。臨場した糸村聡(上川隆也)は、被害者のカバンから1枚の紙を見つける。そこには、雑誌を切り抜いた文字で「“京都名所マラソン”を中止しろ。中止しなければ多くの人間が死ぬことになる」と記されていた。1週間後に開催される京都名所マラソンは “京都のトランプ”と揶揄される“ホテル王”倉持俊(冨家規政)が主催する一大イベントで、実は雨宮も参加予定だった。糸村はまた、被害者のポケットから巾着袋を発見。中には直径15センチほどの輪状にした紐が入っており、興味を抱いた糸村はその輪っかがいったい何なのか、捜査をはじめる。
作品のあらすじやキャスト・スタッフに関する情報をご紹介!
脚本
大石哲也ほか
音楽
吉川清之
ゼネラルプロデューサー
三輪祐見子(テレビ朝日)
チーフプロデューサー
佐藤凉一(テレビ朝日)
プロデューサー
藤崎絵三(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、谷中寿成(東映)
演出
長谷川康、濱龍也、兼崎涼介
制作
テレビ朝日、東映
製作年
製作国
日本
(C)テレビ朝日・東映