7月31日、誕生日の夜。ライブの帰り道に、大学生の葵海は事故にあってしまう
しかし、気が付くと葵海は教室にいた。日付は事故の1週間前―。
動揺する葵海に、お互いに好きな想いをなかなか伝えられない幼なじみの陸が言う。
「秘密を教える。俺、時間を戻せる。」
葵海の運命を変えるため、陸は時間を遡れるレコードを使い、何度も時を戻していたのだ。
「運命を変えられた。葵海はもう死なない。絶対に」
想いが通じ合った二人は、恋人として日々をやり直すため1年前に戻る。
周囲が羨むカップルとして幸せな日々を送る二人だったが、陸のタイムリープには葵海への一途な想いとともに重大な秘密が隠されていた―。
「葵海のいない未来なんて、俺には意味がない」
陸が自分の未来すべてをかけて自分を愛していることを知る葵海に、再び7月31日がやってくる―。