第37回東京国際映画祭コンペティション部門出品決定!
唯一無二のコント職人が小説家デビューを果たした珠玉の恋愛小説を実写化。
映画史に残る新たな最高傑作が誕生!
キングオブコント2020年の優勝に輝き、熱狂的ファンも多いコント職人”ジャルジャル”の福徳秀介。TVや舞台での活動はもちろん、日々中毒性の高いコントをYouTubeで精力的に発信し続ける稀代のコント師が、「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」で待望の小説家デビューを果たしたのが2020年。それから4年という年月を経て、この珠玉の恋愛小説がついに映画化される。監督は映画『勝手にふるえてろ』17)、『私をくいとめて』20)、ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」NHK/23など、数々の話題作を手がける大九明子。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。観客や視聴者の絶大な共感を呼ぶ作品作りに定評のある大九監督の、新境地にして最高傑作が完成した。
主人公の冴えない毎日を送る大学生・小西徹を演じるのは、萩原利久。映画化もされたドラマ「美しい彼」シリーズでその人気を確かなものにした若き実力派俳優が、硬軟自在の魅力でスクリーンを支配する。小西が突然恋に落ちるヒロイン・桜田花には、話題のドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS/24)で一躍大ブレイクを果たした河合優実。以前からその演技力を高く評価されていた河合が、お団子頭が印象的な孤独を恐れぬ凛とした桜田を好演する。
小西のバイト仲間・さっちゃんには、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で注目され、以降多くの話題作に途切れることなく出演し続ける注目の若手俳優・伊東蒼。小西の唯一の友人・山根には映画『さよならほやマン』(23)で鮮烈な印象を残した黒崎煌代。強烈に“今を感じさせる若手俳優達の競演は、リアルな若者の圧倒的なグルーヴ感をスクリーンに力強く焼きつけている。
物語のキーとなるレジェンドバンド“スピッツ”の楽曲「初恋クレイジー」は、スピッツが楽曲提供を快諾。
まるで楽曲自体が登場人物の1人のような、強烈な存在感を放つ。また原作者・福徳の出身校である関西大学が、撮影に全面協力。原作の世界観そのままに、小西の生々しい日常を映し出すことに一役買っている。
SNS全盛の時代だからこそ、自然と他人と自分を比べてしまう。本当の自分をさらけ出すのが怖い。無自覚にどんどん膨れ上がる自意識。想像以上に緊張を強いられて生きている現代の若者たちの、意外にも不器用な姿。そんなある意味どこにでもいる2人が出会い、モノクロだった世界が急にカラフルに色づき始め、何でもない日常がたまらなく愛おしくなる。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲う――。
さらに、本作は、第37回東京国際映画祭コンペティション部門に公式出品した。東京国際映画祭は大九監督にとっても縁の深い映画祭で、第30回の同映画祭コンペティション部門に『勝手にふるえてろ』、第33回の同映画祭TOKYOプレミア2020部門に『私をくいとめて』で史上初の観客賞を2度獲得している。