全米映画批評家協会賞ノンフィクション映画賞ほか数々の賞を受賞!
94歳の巨匠フレデリック・ワイズマン監督が、ミシュラン三つ星に55年間輝き続けるフレンチレストラン〈トロワグロ〉の全貌に迫るドキュメンタリー!
ドキュメンタリー映画に才能と人生を捧げ続け、2014年にヴェネチア国際映画祭で栄誉金獅子賞、2016年にはアカデミー賞®名誉賞を受賞し、〈現存する最も偉大なドキュメンタリー作家〉の称号を手にしたフレデリック・ワイズマン監督。1967年に発表された第1作目から、ナレーション・インタビュー・音楽は一切なしという、当時も今も革新的なスタンスを貫く唯一無二のフィルモグラフィーで、全世界から敬愛される巨匠だ。バレエ・美術などのアート分野から、医療・教育・行政など福祉分野まで、あらゆる業界に踏み込んできた巨匠が、94歳にしてはじめて料理芸術の世界に挑んだ。ワイズマン監督がカメラを向けたのは、55年もの間、ミシュラン三つ星に輝き続けるフレンチレストラン〈トロワグロ〉。今から4年前、トロワグロで友人とテーブルを囲んだワイズマン監督が、レストランで繰り広げられたもてなしと料理という“芸術”に心を打たれ、その場でドキュメンタリー映画を撮らせてほしいとオファー、4代目シェフのセザール・トロワグロが快諾し実現した。2022年からスタートした撮影と編集を経て完成した本作は、2023年全米映画批評家協会賞ノンフィクション映画賞を始め、数々の誉れ高いドキュメンタリー映画賞を独占している。
数ある三つ星レストランの中でも、世界の美食家たちが生涯で一度は訪れたいと願うことでも名を馳せる〈トロワグロ〉とは、トロワグロ・ファミリーが、1930年にフランスの中部で創業したフレンチレストランだ。映画では、2017年に建築家パトリック・ブシャンがウーシュに建てた、周囲の自然と解け合いながらそこにモダンな一筆を加えた新しいレストランを主な舞台に、オーナーシェフ3代目のミッシェルと4代目のセザール、さらにスタッフたちの終わりのない食への追求の日々を捉える。