大河ドラマ 天地人

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大河ドラマ 天地人

秀吉や家康を魅了し、恐れさせた上杉家の知将・直江兼続。「愛」の兜を掲げ、いちずに民と故郷を愛し、義を貫く姿を描きます。大いなる愛と誇りと勇気を現代によみがえらせるドラマです。

[お試し] 第 1回 五歳の家臣再生

[お試し] 第 1回 五歳の家臣

『大河ドラマ 天地人』の動画一覧

本編

第 1回 五歳の家臣

第 1回 五歳の家臣

  • 73分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

永禄7年(1564)、越後上田庄の坂戸城主・長尾政景が死に、上杉輝虎(後の謙信)が弔いに現れます。政景の妻・桃は輝虎の実の姉です。桃は髪を下ろし仙桃院(せんとういん)となり、政景の子・喜平次(後の景勝)は輝虎の養子になります。仙桃院は、10歳の喜平次とともに成長し腹を割って話せる家臣を望み、長尾家家臣・樋口惣右衛門の長男・与六(後の兼続)に白羽の矢が…。与六は5歳で喜平次の家臣になったのです。
第 2回 泣き虫 与六

第 2回 泣き虫 与六

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

永禄7年(1564)冬、喜平次(後の景勝)と与六(後の兼続)は上田庄の寺で、侍としての修業生活を送っていました。ある夜、与六は寂しさから寺を脱け出し、心配した喜平次があとを追います。雪の中を実家にたどり着いた与六は、母・お藤に追い返されます。もう歩けないと泣く与六を喜平次が背負い、「母君はお主を捨てたのでない、喜平次に下されたのだ。わしのそばにいてくれ」と語りかけます。二人の心が通った瞬間でした。
第 3回 殿の初恋

第 3回 殿の初恋

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

天正元年(1573)春、14歳に成長した兼続は軍議の席で、主君・景勝の考えだとして策を述べますが、謙信はもう一人の養子・景虎の策を採ります。反省しながらの帰り道、兼続は暴れ馬にけられそうになり、一人の若い女性に鮮やかな手さばきで助けられます。上杉家筆頭家老・直江景綱の娘・お船(せん)で、兼続の従姉(いとこ)でした。数日後、兼続は景勝がお船に恋していると知り、無口な主君のためにひと肌脱ごうとして…。
第 4回 年上の女(ひと)

第 4回 年上の女(ひと)

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

天正元年(1573)7月、越中の混乱を治めて春日山に戻った上杉軍は、景勝と景虎の活躍に沸いていました。謙信は北条氏からの養子・景虎と景勝の妹・華姫との婚儀を決めます。兼続はお船と祝いの品を買いに遠出しますが、帰り道、二人きりで雨宿りをして気まずい雰囲気に…。翌年、信長が突然、謙信に屏風(びょうぶ)を送りつけてきました。真意を確かめるため、兼続は信長の使者・初音とともに信長の居城・岐阜城に赴きます。
第 5回 信長は鬼か

第 5回 信長は鬼か

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

天正2年(1574)5月、兼続は岐阜城で信長と対面し、義の精神をぶつけます。信長は古くさいと言い放ち、ひそかに藤吉郎(後の豊臣秀吉)に兼続を殺せと命じます。兼続の窮地を救ったのは佐吉(後の石田三成)という若者でした。翌年、信長は長篠の戦いで、鉄砲を採り入れた戦法で武田を破り、越後を脅かします。なかなか動こうとしなかった謙信は景勝らの説得でついに信長を討つ決意を固めます。兼続はついに初陣を迎えます。
第 6回 いざ、初陣

第 6回 いざ、初陣

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

謙信の率いる上杉軍は信長を討つため越中に侵攻。ようやく初陣がかなった兼続ですが、敵兵を斬(き)れず落ち込みます。一方、お船の婚儀が決まりました。相手は上野長尾家の景孝です。七尾城を攻める上杉の陣中で、景勝と景虎の家臣同士のいさかいが起きます。犬に景勝の幼名・喜平次と名づけてからかう景虎の家臣に、兼続が激怒して斬りかかったのです。謙信は兼続に「上田庄で己を見つめ直せ」と申し渡し、兼続は陣を去ります。
第 7回 母の願い

第 7回 母の願い

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

上田庄の寺に蟄居(ちっきょ)する兼続のところへ、弟の与七(後の実頼)が母・お藤の病が思わしくないと伝えに来ます。しかし、兼続は意地を張って家に帰ろうとしません。一方、北条は関東の上杉方の城攻略を再開し、上杉軍は七尾城攻めを中止して春日山にとって返します。お船の父・直江景綱が病で亡くなり、跡取りとなったお船の夫・信綱も参戦します。謙信が七尾城攻めに戻るころ、兼続のもとに母・危篤の知らせが届きます。
第 8回 謙信の遺言

第 8回 謙信の遺言

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

難攻不落と言われた七尾城を攻め落とした謙信は、加賀・手取川で柴田勝家率いる信長軍に大勝しました。年が明け、蟄居(ちっきょ)が解かれた兼続は弟の与七(後の実頼)と春日山へ戻り、景勝や上田衆から温かく迎えられます。次は天下取りとはやる景勝や景虎に、謙信は天下を取るよりも大切なことがあると諭します。そして兼続には、迷うことで己の義が見えてくると説き、兼続こそ謙信の唯一の弟子だと告げます。
第 9回 謙信死す

第 9回 謙信死す

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

天正6年(1578)3月、関東出陣を目前に、突然、謙信が病に倒れました。兼続の必死の看病もむなしく、謙信は「そなたの義」と言い残して息を引き取ります。謙信の死で、上杉家は家督を巡って景勝派と景虎派に分かれて対立。見かねたお船の母・妙椿尼(みょうちんに)は、謙信が「家督は景勝に」と遺言を残したとうそを告げます。景勝の母・仙桃院は、上杉の混乱を鎮めるために、うそを真実として生きていく決意をします。
第10回 二人の養子

第10回 二人の養子

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

謙信の遺言を不審に思った景虎派の柿崎晴家は、景勝に夜討ちを仕掛けますが、景勝派の泉沢久秀に斬(き)られて絶命。疑いの目を向けられた景虎は怒って潔白を訴えます。謙信の葬儀の夜、兼続の父・樋口惣右衛門は兼続と弟の与七(後の実頼)に、急いで春日山城本丸をおさえるよう指図します。兼続が景勝に知らせますが、景勝は義兄弟を裏切ることはできないと進言を拒みます。しかし、兼続は与七らとともに本丸占拠に向かいます。
第11回 御館(おたて)の乱

第11回 御館(おたて)の乱

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

春日山城本丸占拠に不信感を募らせた景虎は、ついに景勝と戦うことを決意します。お船は仙桃院に実の息子・景勝のもとに戻るよう説得しますが、仙桃院は戦を止めるため景虎のそばに残ると告げます。景勝はこの戦に義があるのかと悩み、兼続は謙信の義を継ぐのは景勝だと励まします。緒戦は景勝軍の優位に展開し、景虎軍は御館(おたて)へ陣を移します。兄・景勝の所に戻れと言う景虎に、華姫は生涯、景虎の妻でいると誓います。
第12回 命がけの使者

第12回 命がけの使者

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

長引く戦で春日山城の兵糧が尽きかけていました。兵糧を運ぶ道は景虎軍におさえられ、北条氏政は弟の景虎に援軍を送ります。兼続はかつて謙信が春日山を守る最後の要とした桑取村を頼ることを思いつきます。桑取に向かう途中、兼続は老婆・トメを助け、話し合いには無用と刀を預けます。桑取に着いた兼続は、桑取の長・斎京三郎右衛門の説得を試みますが、三郎右衛門は頑として応じません。すると、そこにトメが現れ…。
第13回 潜入!武田の陣

第13回 潜入!武田の陣

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

兼続の活躍で兵糧を確保した景勝軍でしたが、依然としてこう着状態が続いていました。そんな折り、景虎軍に加勢した武田の軍勢が越後と信州の国境まで迫り、さらに北条の援軍も近づきます。兼続は苦境を打破する妙案が浮かばず、父・惣右衛門に「力の限りを尽くせ」と叱咤(しった)されますが、ついに宿敵・武田と和ぼくする策を持ち出します。猛反対する景勝や重臣を説得し、兼続は武田家重臣・高坂弾正と交渉します。
第14回 黄金の盟約

第14回 黄金の盟約

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

兼続が武田家重臣・高坂弾正と和ぼくを約束したひと月後、再び武田軍が進軍を始めました。高坂弾正が急死したのです。兼続は再度の和ぼく交渉を懇願し、初めは聞き入れなかった景勝も上杉家を守り抜くと決意します。兼続と上田衆が直談判に赴き、必死の交渉の末、武田勝頼は軍を引きます。一方、景虎に加勢する北条の大軍が越後に進軍。上杉は武田との結びつきを強めるため、景勝と信玄の娘で勝頼の妹・菊姫との婚儀を決めます。
第15回 御館(おたて)落城

第15回 御館(おたて)落城

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

武田と手を結んだことで、御館(おたて)の乱は景勝方が優勢となります。兼続は景虎の傍らに残る景勝の母・仙桃院と妹・華姫の身を案じていました。まもなく仙桃院の必死の説得で景虎が降伏し、嫡男の道満丸が人質として差し出されます。しかし、春日山へ向かう途中、道満丸が何者かに暗殺されます。景虎が反撃を開始すると、景勝も御館へ総攻撃を仕掛けます。景虎は華姫とともに逃げますが、追いつめられて自害を決意します。
第16回 信玄の娘

第16回 信玄の娘

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

信長の脅威が越後に迫っていました。上杉家では武田との和ぼくの証しとして、信玄の娘・菊姫を景勝の妻に迎えます。初めは心を閉ざしていた菊姫も、仙桃院や兼続の優しさにふれ、徐々に心を開いていきます。景勝は景虎方の残党を一掃して越後を平定し、ようやく御館(おたて)の乱が終結。兼続は21歳で家老に任じられ、上田衆もそれぞれ城持ちとなります。しかし、重臣の中には年若い兼続の出世を快く思わない者もいました。
第17回 直江兼続誕生

第17回 直江兼続誕生

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

兼続の出世をねたむ家臣にお船の夫・直江信綱が殺され、兼続は家老職を引きたいと願い出ます。景勝は受け入れず、兼続に筆頭家老・直江家に入るよう命じます。兼続はお船の夫、直江兼続になります。一方、信長は武田家を滅亡させ、越後を包囲します。春日山では悲しみに沈む菊姫を景勝が優しく気遣い、菊姫は初めて夫婦であることを実感します。そのころ、上杉の対信長軍の最前線である魚津城で、激戦が繰り広げられていました。
第18回 義の戦士たち

第18回 義の戦士たち

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

信長軍に包囲された越中・魚津城では、吉江宗信、安部政吉ら上杉軍が必死に防戦していました。信長軍の攻撃が激しさを増す中で、兼続が奇襲作戦を提案し、景勝も了承します。出陣準備に追われる兼続のもとに、与板衆の援軍が駆けつけます。お船から預かったという直江家家宝の短刀と一房の黒髪を渡され、兼続はお船の心づかいに勇気づけられます。そして単身、魚津城本丸に乗り込んだ兼続はろう城組に降伏するよう説得しますが…。
第19回 本能寺の変

第19回 本能寺の変

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

上杉軍は信長軍を討つため越後へ引き返しますが、すでに敵は撤退していました。兼続は追い討ちをかけますが、もう少しのところで逃げられてしまいます。自分を責める兼続に、景勝は少し休むよう命じます。直江屋敷に戻った兼続は、お船と初めて夫婦らしい時間を過ごし、互いに最初からひかれていたと告白します。一方、京では明智光秀が謀反を起こし、本能寺にいる信長を急襲、ほどなく越後にも「信長死す」の知らせが届きます。
第20回 秀吉の罠(わな)

第20回 秀吉の罠(わな)

  • 43分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

本能寺の変の後、明智光秀を討った秀吉は信長の孫・三法師を跡継ぎに推し、その後見として主導権を掌握。さらにライバルの柴田勝家を討ち、関白に就任します。春日山城に秀吉の使者が来て、秀吉は景勝との会見を望んでおり、みずから越後まで出向くというのです。会見は景勝、兼続、秀吉、三成の4人のみ。ひと言も話さない景勝は威圧感を与え、会見は順調に進みますが、やがて秀吉は景勝に上洛(じょうらく)を迫ります。

PV

[お試し] 第 1回 五歳の家臣再生
[お試し] 第 1回 五歳の家臣
  • 1分 
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永禄7年(1564)、越後上田庄の坂戸城主・長尾政景が死に、上杉輝虎(後の謙信)が弔いに現れます。政景の妻・桃は輝虎の実の姉です。桃は髪を下ろし仙桃院(せんとういん)となり、政景の子・喜平次(後の景勝)は輝虎の養子になります。仙桃院は、10歳の喜平次とともに成長し腹を割って話せる家臣を望み、長尾家家臣・樋口惣右衛門の長男・与六(後の兼続)に白羽の矢が…。与六は5歳で喜平次の家臣になったのです。
[お試し] 第 2回 泣き虫 与六再生
[お試し] 第 2回 泣き虫 与六
  • 1分 
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永禄7年(1564)冬、喜平次(後の景勝)と与六(後の兼続)は上田庄の寺で、侍としての修業生活を送っていました。ある夜、与六は寂しさから寺を脱け出し、心配した喜平次があとを追います。雪の中を実家にたどり着いた与六は、母・お藤に追い返されます。もう歩けないと泣く与六を喜平次が背負い、「母君はお主を捨てたのでない、喜平次に下されたのだ。わしのそばにいてくれ」と語りかけます。二人の心が通った瞬間でした。
[お試し] 第 3回 殿の初恋再生
[お試し] 第 3回 殿の初恋
  • 1分 
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天正元年(1573)春、14歳に成長した兼続は軍議の席で、主君・景勝の考えだとして策を述べますが、謙信はもう一人の養子・景虎の策を採ります。反省しながらの帰り道、兼続は暴れ馬にけられそうになり、一人の若い女性に鮮やかな手さばきで助けられます。上杉家筆頭家老・直江景綱の娘・お船(せん)で、兼続の従姉(いとこ)でした。数日後、兼続は景勝がお船に恋していると知り、無口な主君のためにひと肌脱ごうとして…。
[お試し] 第 4回 年上の女(ひと)再生
[お試し] 第 4回 年上の女(ひと)
  • 1分 
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天正元年(1573)7月、越中の混乱を治めて春日山に戻った上杉軍は、景勝と景虎の活躍に沸いていました。謙信は北条氏からの養子・景虎と景勝の妹・華姫との婚儀を決めます。兼続はお船と祝いの品を買いに遠出しますが、帰り道、二人きりで雨宿りをして気まずい雰囲気に…。翌年、信長が突然、謙信に屏風(びょうぶ)を送りつけてきました。真意を確かめるため、兼続は信長の使者・初音とともに信長の居城・岐阜城に赴きます。
[お試し] 第 5回 信長は鬼か再生
[お試し] 第 5回 信長は鬼か
  • 1分 
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天正2年(1574)5月、兼続は岐阜城で信長と対面し、義の精神をぶつけます。信長は古くさいと言い放ち、ひそかに藤吉郎(後の豊臣秀吉)に兼続を殺せと命じます。兼続の窮地を救ったのは佐吉(後の石田三成)という若者でした。翌年、信長は長篠の戦いで、鉄砲を採り入れた戦法で武田を破り、越後を脅かします。なかなか動こうとしなかった謙信は景勝らの説得でついに信長を討つ決意を固めます。兼続はついに初陣を迎えます。
[お試し] 第 6回 いざ、初陣再生
[お試し] 第 6回 いざ、初陣
  • 1分 
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謙信の率いる上杉軍は信長を討つため越中に侵攻。ようやく初陣がかなった兼続ですが、敵兵を斬(き)れず落ち込みます。一方、お船の婚儀が決まりました。相手は上野長尾家の景孝です。七尾城を攻める上杉の陣中で、景勝と景虎の家臣同士のいさかいが起きます。犬に景勝の幼名・喜平次と名づけてからかう景虎の家臣に、兼続が激怒して斬りかかったのです。謙信は兼続に「上田庄で己を見つめ直せ」と申し渡し、兼続は陣を去ります。
[お試し] 第 7回 母の願い再生
[お試し] 第 7回 母の願い
  • 1分 
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上田庄の寺に蟄居(ちっきょ)する兼続のところへ、弟の与七(後の実頼)が母・お藤の病が思わしくないと伝えに来ます。しかし、兼続は意地を張って家に帰ろうとしません。一方、北条は関東の上杉方の城攻略を再開し、上杉軍は七尾城攻めを中止して春日山にとって返します。お船の父・直江景綱が病で亡くなり、跡取りとなったお船の夫・信綱も参戦します。謙信が七尾城攻めに戻るころ、兼続のもとに母・危篤の知らせが届きます。
[お試し] 第 8回 謙信の遺言再生
[お試し] 第 8回 謙信の遺言
  • 1分 
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難攻不落と言われた七尾城を攻め落とした謙信は、加賀・手取川で柴田勝家率いる信長軍に大勝しました。年が明け、蟄居(ちっきょ)が解かれた兼続は弟の与七(後の実頼)と春日山へ戻り、景勝や上田衆から温かく迎えられます。次は天下取りとはやる景勝や景虎に、謙信は天下を取るよりも大切なことがあると諭します。そして兼続には、迷うことで己の義が見えてくると説き、兼続こそ謙信の唯一の弟子だと告げます。
[お試し] 第 9回 謙信死す再生
[お試し] 第 9回 謙信死す
  • 1分 
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天正6年(1578)3月、関東出陣を目前に、突然、謙信が病に倒れました。兼続の必死の看病もむなしく、謙信は「そなたの義」と言い残して息を引き取ります。謙信の死で、上杉家は家督を巡って景勝派と景虎派に分かれて対立。見かねたお船の母・妙椿尼(みょうちんに)は、謙信が「家督は景勝に」と遺言を残したとうそを告げます。景勝の母・仙桃院は、上杉の混乱を鎮めるために、うそを真実として生きていく決意をします。
[お試し] 第10回 二人の養子再生
[お試し] 第10回 二人の養子
  • 1分未満 
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謙信の遺言を不審に思った景虎派の柿崎晴家は、景勝に夜討ちを仕掛けますが、景勝派の泉沢久秀に斬(き)られて絶命。疑いの目を向けられた景虎は怒って潔白を訴えます。謙信の葬儀の夜、兼続の父・樋口惣右衛門は兼続と弟の与七(後の実頼)に、急いで春日山城本丸をおさえるよう指図します。兼続が景勝に知らせますが、景勝は義兄弟を裏切ることはできないと進言を拒みます。しかし、兼続は与七らとともに本丸占拠に向かいます。
[お試し] 第11回 御館(おたて)の乱再生
[お試し] 第11回 御館(おたて)の乱
  • 1分 
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春日山城本丸占拠に不信感を募らせた景虎は、ついに景勝と戦うことを決意します。お船は仙桃院に実の息子・景勝のもとに戻るよう説得しますが、仙桃院は戦を止めるため景虎のそばに残ると告げます。景勝はこの戦に義があるのかと悩み、兼続は謙信の義を継ぐのは景勝だと励まします。緒戦は景勝軍の優位に展開し、景虎軍は御館(おたて)へ陣を移します。兄・景勝の所に戻れと言う景虎に、華姫は生涯、景虎の妻でいると誓います。
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[お試し] 第12回 命がけの使者
  • 1分 
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長引く戦で春日山城の兵糧が尽きかけていました。兵糧を運ぶ道は景虎軍におさえられ、北条氏政は弟の景虎に援軍を送ります。兼続はかつて謙信が春日山を守る最後の要とした桑取村を頼ることを思いつきます。桑取に向かう途中、兼続は老婆・トメを助け、話し合いには無用と刀を預けます。桑取に着いた兼続は、桑取の長・斎京三郎右衛門の説得を試みますが、三郎右衛門は頑として応じません。すると、そこにトメが現れ…。
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  • 1分 
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兼続の活躍で兵糧を確保した景勝軍でしたが、依然としてこう着状態が続いていました。そんな折り、景虎軍に加勢した武田の軍勢が越後と信州の国境まで迫り、さらに北条の援軍も近づきます。兼続は苦境を打破する妙案が浮かばず、父・惣右衛門に「力の限りを尽くせ」と叱咤(しった)されますが、ついに宿敵・武田と和ぼくする策を持ち出します。猛反対する景勝や重臣を説得し、兼続は武田家重臣・高坂弾正と交渉します。
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[お試し] 第14回 黄金の盟約
  • 1分 
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兼続が武田家重臣・高坂弾正と和ぼくを約束したひと月後、再び武田軍が進軍を始めました。高坂弾正が急死したのです。兼続は再度の和ぼく交渉を懇願し、初めは聞き入れなかった景勝も上杉家を守り抜くと決意します。兼続と上田衆が直談判に赴き、必死の交渉の末、武田勝頼は軍を引きます。一方、景虎に加勢する北条の大軍が越後に進軍。上杉は武田との結びつきを強めるため、景勝と信玄の娘で勝頼の妹・菊姫との婚儀を決めます。
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[お試し] 第15回 御館(おたて)落城
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武田と手を結んだことで、御館(おたて)の乱は景勝方が優勢となります。兼続は景虎の傍らに残る景勝の母・仙桃院と妹・華姫の身を案じていました。まもなく仙桃院の必死の説得で景虎が降伏し、嫡男の道満丸が人質として差し出されます。しかし、春日山へ向かう途中、道満丸が何者かに暗殺されます。景虎が反撃を開始すると、景勝も御館へ総攻撃を仕掛けます。景虎は華姫とともに逃げますが、追いつめられて自害を決意します。
[お試し] 第16回 信玄の娘再生
[お試し] 第16回 信玄の娘
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信長の脅威が越後に迫っていました。上杉家では武田との和ぼくの証しとして、信玄の娘・菊姫を景勝の妻に迎えます。初めは心を閉ざしていた菊姫も、仙桃院や兼続の優しさにふれ、徐々に心を開いていきます。景勝は景虎方の残党を一掃して越後を平定し、ようやく御館(おたて)の乱が終結。兼続は21歳で家老に任じられ、上田衆もそれぞれ城持ちとなります。しかし、重臣の中には年若い兼続の出世を快く思わない者もいました。
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[お試し] 第17回 直江兼続誕生
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兼続の出世をねたむ家臣にお船の夫・直江信綱が殺され、兼続は家老職を引きたいと願い出ます。景勝は受け入れず、兼続に筆頭家老・直江家に入るよう命じます。兼続はお船の夫、直江兼続になります。一方、信長は武田家を滅亡させ、越後を包囲します。春日山では悲しみに沈む菊姫を景勝が優しく気遣い、菊姫は初めて夫婦であることを実感します。そのころ、上杉の対信長軍の最前線である魚津城で、激戦が繰り広げられていました。
[お試し] 第18回 義の戦士たち再生
[お試し] 第18回 義の戦士たち
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信長軍に包囲された越中・魚津城では、吉江宗信、安部政吉ら上杉軍が必死に防戦していました。信長軍の攻撃が激しさを増す中で、兼続が奇襲作戦を提案し、景勝も了承します。出陣準備に追われる兼続のもとに、与板衆の援軍が駆けつけます。お船から預かったという直江家家宝の短刀と一房の黒髪を渡され、兼続はお船の心づかいに勇気づけられます。そして単身、魚津城本丸に乗り込んだ兼続はろう城組に降伏するよう説得しますが…。
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[お試し] 第19回 本能寺の変
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上杉軍は信長軍を討つため越後へ引き返しますが、すでに敵は撤退していました。兼続は追い討ちをかけますが、もう少しのところで逃げられてしまいます。自分を責める兼続に、景勝は少し休むよう命じます。直江屋敷に戻った兼続は、お船と初めて夫婦らしい時間を過ごし、互いに最初からひかれていたと告白します。一方、京では明智光秀が謀反を起こし、本能寺にいる信長を急襲、ほどなく越後にも「信長死す」の知らせが届きます。
[お試し] 第20回 秀吉の罠(わな)再生
[お試し] 第20回 秀吉の罠(わな)
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本能寺の変の後、明智光秀を討った秀吉は信長の孫・三法師を跡継ぎに推し、その後見として主導権を掌握。さらにライバルの柴田勝家を討ち、関白に就任します。春日山城に秀吉の使者が来て、秀吉は景勝との会見を望んでおり、みずから越後まで出向くというのです。会見は景勝、兼続、秀吉、三成の4人のみ。ひと言も話さない景勝は威圧感を与え、会見は順調に進みますが、やがて秀吉は景勝に上洛(じょうらく)を迫ります。

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