『やまと尼寺 精進日記』の動画一覧

本編

「師走 年の瀬は まごころこめて」

「師走 年の瀬は まごころこめて」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

かりんジャムを煮る甘い香りに包まれる12月の尼寺。お世話になった方々に手作りの味を贈る「まごころ便」の準備だ。ある日、里の潤子さんからいただいた大きな山芋を混ぜ込んでそばを打とうと思い立つ3人。“宇陀の金ごぼう”や“大和まな”など奈良の伝統野菜を調達して「年越しそば御膳」を整え、潤子さんとやっちゃんを招待。旬を迎えた野菜の味にうつりゆく季節を感じながら、ともに2018年を振り返る。
「睦月 おかゆづくしで 春想う」

「睦月 おかゆづくしで 春想う」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

奈良・桜井。急な山道を登ること40分の音羽山観音寺。新年は初もうで客で大にぎわい。住職たち3人は手作り「おでん」と「ぜんざい」でお迎え。7日にはお寺周りの野草で作る「七草粥(がゆ)」1年の無病息災をしみじみ願う。寺には1月ならではの“お粥”がもうひとつ。小正月に作る「小豆粥」。庭の木々に小豆粥をかけて回る“成る木責め”というちょっと変わった風習も。心も体もホカホカにおいしい一年が始まる!
「如月 すり鉢ごりごり春を待つ」

「如月 すり鉢ごりごり春を待つ」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

奈良・桜井の音羽山観音寺の料理上手な3人のもとに、里の潤子さんから贈り物が届く。仕込んで2か月で食べられる新鮮な白みそ。早くも芽を出したフキノトウと合わせたり、ゆず果汁と合わせたりして、2種類のふろふき大根を楽しむ。2月は、ご住職の誕生日の月。慈瞳さんとまっちゃんは、お祝い膳のために力をあわせてすり鉢でごまをすり、手間ひまかけてごま豆腐作り。ふたりからの心のこもったプレゼントの中身は?
「弥生 ほろ苦ピリリ春が来た」

「弥生 ほろ苦ピリリ春が来た」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

奈良・桜井の音羽山観音寺に暮らす料理上手な尼さんたち3人。弥生の声を聞くと「春の味」が野に畑に勢いよく生えてくる。道端の草のようなノビル、採っても採っても新しい葉が伸びて“いくらでも食べられる”高菜。どれも、ほろ苦かったりピリリと辛かったり。「体を目覚めさせる春の味」なのだと、ご住職。中華風のサラダにしたり、自家製ゆずこしょうと炒めたり。今年初めての縁側ごはんを楽しんでいると、うぐいすの初音が。
やまと尼寺 くいしんぼ日記

やまと尼寺 くいしんぼ日記

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

急な山道を40分登ってたどり着く奈良の尼寺に暮らす、愉快な尼さんたち3人。「山の恵み」と「里からの贈りもの」だけで、夢のような精進料理を作り出す。2016年取材開始以来、100近くの極上レシピが。その“3年分のおいしい!”をつめこんだくいしんぼスペシャル! 緑まぶしい春の山菜、カラフルな夏野菜、秋のギンナン七変化、冬の鏡餅の大活用法まで…。“究極の手作りスローライフ”を柄本佑さんの声で案内する。
「卯月 春のハレの日 花ざかり」

「卯月 春のハレの日 花ざかり」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

奈良・音羽山観音寺に、待ちわびた春がやってきた! 毎年春に開かれる、お寺最大の法会“大般若会”に向けて、住職たち3人は準備に余念がない。本堂に飾る花入れから、御供まきの紅白餅まで、すべて手作り! 3人の料理も、いつにも増して気合いが入る。潤子さんに頂く初物のタケノコ、芽吹いたばかりの山菜や野草を使った春らんまんの料理で、お参りのみなさんを温かく迎える。
「皐月 竹 青々と 端午の節句」

「皐月 竹 青々と 端午の節句」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

尼寺の5月は“竹尽くし”。青竹を容器に水ようかん(えんどうと小豆の2種類)。竹の葉の緑みずみずしい端午の節句のちまきを、筍(たけのこ)で2種類の“メンマ”を工夫してつくり、10年前に拾った竹の皮でつつんで中華ちまきのごちそうも。子どもたちが集まってきたら、ご住職は竹筒でつくった水鉄砲、慈瞳さんは竹の表裏の色を生かした“むぎこめ”という素朴な遊びを伝授。すべてが手づくりの、豊かな子どもの日。
「水無月 青葉風吹く お茶日和」

「水無月 青葉風吹く お茶日和」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

夏野菜にはちょっと早い6月だが尼寺の3人はおいしいものを続々見つける。庭に生えている茶の葉を初めて収穫。大塔町篠原のおばあちゃんを訪ね、お茶にする方法を習い茶粥(がゆ)のレシピを教わる。ご住職が来る前には、お寺でも茶粥が作られていたようで専用のしゃもじも残っている。ならば本格的に、としばらく使っていなかったかまどの火をおこし茶粥に挑戦。庭でとれたさんしょうの実のつくだ煮を添えて極上の朝ごはんを。
「文月 雨もへっちゃらナスづくし」

「文月 雨もへっちゃらナスづくし」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

尼寺は、梅雨のさなか。ザーザー雨から霧雨まで、いろんな種類の雨が降る。小雨のタイミングを見計らって、ご住職は庭でどくだみつみ。花は虫刺されの特効薬に、乾燥させた葉はお茶にする。ある日、京都から箱いっぱいの加茂ナスが届く。早速油で揚げて田楽に。いただきもののナスも、蒸したり、ピーマンと炒めたりして、ナスざんまいごはん。雨の軒下で七夕飾り、手作りゼリーのおやつなど、退屈知らずの7月の日々。
「葉月 夏のごほうび 蓮(はす)日和」

「葉月 夏のごほうび 蓮(はす)日和」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

ご住職が丹精こめて育ててきた庭の蓮(はす)、夏の早朝に花が咲く。泥の中で育ててこそきれいに花開く、という蓮はお寺としても意味深い花。今年最初の花をきれいに生けて観音様にお供えする。お盆の準備を終えたらお寺にも短い夏休みがやってくる。今年は庭の和製ハーブを取り合わせて初めてのグリーンカレーづくりに挑戦。熟成みそのたまりでコクを出し焼いた湯葉や生ふ、夏野菜がたっぷり入った「音羽カレー」のお味はいかが?
「長月 秋の先どり小さな実り」

「長月 秋の先どり小さな実り」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

夏野菜もそろそろ終わり、収穫の秋はもうちょっと先。そんな“すきまの季節”にも、尼寺の台所にはおいしいものがいっぱい。潤子さんが届けてくれたイチジクは、日本酒で煮てコンポートに。大きく育ったバジルは、おなかにやさしいおかゆに。柿の里・西吉野まで摘果のお手伝いに出向けば、摘み取った小さな実を持ち帰り、奈良漬を仕込む。庭のイチョウの木の小さなギンナンも、数えられるほどに育った。この秋は、豊作の予感。
「神無月 料理自慢は母ゆずり」

「神無月 料理自慢は母ゆずり」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

新米を精米しようと里に下りた慈瞳さんとまっちゃんを呼び止め、やっちゃんは採れたてサツマイモをおすそわけ、潤子さんは“去年一緒に仕込んだミソ”が食べごろだと家に誘う。収穫の季節。ご住職はお母さんの思い出を語りながら栗(くり)ごはんを炊く。訪ねてきた潤子さんが間引き菜でつくる“お和い”や新米と小麦でつくる“さなぶり餅”も、母や祖母直伝の自慢料理。自分たちで収穫したものばかりを材料に、大満足な秋の食卓。
「霜月 あれこれ漬けて 冬支度」

「霜月 あれこれ漬けて 冬支度」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

お寺のギンナン、どっさり。里の潤子さんの畑のハヤトウリとショウガ、西吉野の岡本さんの名物・富有柿と、秋の恵みが台所に大集合し、始まるのが漬け物づくり。シンプルな塩漬け、手作りみそに漬けたり、そこにヨーグルトを加えて漬けたり、熟しすぎた柿をベースにして大根を漬けたり。にぎやかに冬支度が進む。この季節、境内にある九十余社神社では恒例の収穫祭。里の人々が装束をつけ、おごそかに豊作を感謝する。
「師走 冬至にかぼちゃ 数珠づくり」

「師走 冬至にかぼちゃ 数珠づくり」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

12月の畑でご住職たちが掘るのは“こんにゃく芋”。おととしの暮れ、慈瞳さんのお母さんが群馬から持ってきた芋が大きく育ったのだ。ユズやゴマを加え、4つの味のこんにゃく作り。蓮(はす)の実の数珠づくりを手伝ってくれる里の人たちにふるまうのだ。冬至には保存してある各種かぼちゃで何種類ものごちそう。小豆と炊き合わせ、キノコとシチュー、ソーメンかぼちゃは酢の物、デザートにプリン。これでこの冬も、かぜ知らず。
「睦月 分かち合う福 年明ける」

「睦月 分かち合う福 年明ける」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

観音寺の年越し。今年もご住職は、修行の地・高野山に若松をお供えする大役を担う。日本中から届く食材を生かしたおせち作り、助っとたちとしめ飾り作り。里の人々を迎えての年越しは、くみたての若水で護摩をたき、邪気を払う。お正月、潤子さんが白みそ仕立ての「大和のお雑煮」を作ってくれる。にんじんと大根の紅白が美しいお雑煮、そのちょっと変わった味わい方は?三が日が過ぎちょっと食べ飽きたおせちのアレンジ術も必見!
「如月(きさらぎ) 白菜じまい 春の声」

「如月(きさらぎ) 白菜じまい 春の声」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

節分の日の尼寺、潤子さんに教わって「やまとの茶めし」を炊く。おかずは白菜まるっと一個使った住職お得意の「ほっとけ煮」。暖かい2020年の冬、立春を過ぎ桜のつぼみもふくらんだみたい。慈瞳さんとまっちゃんは、この冬最後の白菜を収穫。こんどは細かく刻んで納豆とあわせ、シャキシャキの「サラダ」に。一緒にいただくのは、春を告げる「菜の花のからしあえ」。ウグイスも初音の練習を始めたよう、季節は移りゆく。
「弥生 桃のお茶会 春はこぶ」

「弥生 桃のお茶会 春はこぶ」

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

三寒四温の尼寺。冬の間に蓄えた干し野菜を使いきろうと、薪(まき)ストーブでピザづくり。3月3日はひな祭り。お菓子を手づくり、潤子さんたち里の女性を招いて庭のイチョウの下でにぎやかにお茶会を開く。暖かな今年は、山菜も早い。ニワトコ、フキノトウ。白あえに、かきあげ。早春の味を楽しむ。ある日は、里の大勢が集まって山仕事。春の到来を控え、展望台までの道を整備するのだ。手づくりスローライフは、明日も続く。
やまと尼寺 くいしんぼ日記 ふたたび

やまと尼寺 くいしんぼ日記 ふたたび

  • 59分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

奈良・桜井。急な坂道を1km上らないとたどり着かない寺に暮らすご住職たち3人は、とびきりの料理上手。山に自生する“万葉ハーブ”や、里から到来する季節の野菜を、極上の精進料理に仕上げるのだ。春は摘みたての山菜。子どもの日には中華ちまき。初夏に庭の茶葉で茶がゆをつくり、夏休みはアイデア満載洋風精進。秋になるとくりひろい、お雑煮は大和の白みそで。目にもおいしい料理を、にぎやかな笑い声とともに!
「ひとり生きる豊穣」

「ひとり生きる豊穣」

  • 89分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

奈良・桜井。険しい山道を40分登らないとたどり着けない寺に暮らすご住職の後藤密榮さん。その日々を、NHKでは2016年から取材してきた。巡る季節を慈しみ、精進料理に丁寧に手をかける生活に、新型コロナが重なった。大きな行事は中止、遠方からの参拝客も減る中で、ご住職はどうしているのか。訪ねてみると、知恵と工夫で月々の観音縁日を絶やさず、里の人たちと季節の喜びを堪能する、慎ましくも豊かな日常があった。