太平記

(10)「帝の挙兵」

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あらすじ

元徳5年(1331)、幕府は帝(みかど)の側近たちを一斉検挙。都の異変は鎌倉に届き、長崎円喜(フランキー堺)に反長崎と目された佐々木道誉(陣内孝則)は命からがら足利館に逃げ込む。足利高氏(真田広之)直義(高嶋政伸)らは、日野俊基(榎木孝明)の斬首と後醍醐天皇(片岡孝夫)の流島の可能性を聞かされる。幕府は京へ3千の兵を送り、帝が奈良から笠置山に立てこもったというしらせが楠木正成(武田鉄矢)に…。

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『太平記』の動画一覧

本編

(21)「京都攻略」

(21)「京都攻略」

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足利高氏(真田広之)は、京の六波羅軍に反旗を翻した。そのころ新田義貞(根津甚八)は鎌倉攻めの兵が思うように集まらずいらだっていた。だが戦費を迫る鎌倉の役人を斬り、上野国(今の群馬県)生品神社にて挙兵した。兵はわずかに150。しかし新田の勢いは目をみはるものがあり、次々に敵をを打ち破りながら軍勢を増やし南下していった。一方、高氏は六波羅を落としていた。それはわずか2日問の戦いであった。
(22)「鎌倉炎上」

(22)「鎌倉炎上」

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元弘3年(1333)5月、鎌倉を攻める新田義貞(根津甚八)は、必死に抵抗する北条軍に苦戦する。足利高氏(真田広之)は、一色右馬介(大地康雄)に登子(沢口靖子)の兄・赤橋守時(勝野洋)の救出を命じるが、守時は応じず自害する。義貞は知略を駆使し北条軍の防衛網を突破。戦意を失った北条高時(片岡鶴太郎)は、長崎円喜(フランキー堺)、高資(西岡徳馬)と自害し果てる。150年の鎌倉幕府はここに幕を閉じる。
(23)「凱旋」

(23)「凱旋」

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元弘3年(1333)5月、鎌倉幕府は滅亡。京・六波羅の北条軍を滅ぼした足利高氏(真田広之)は、すぐさま都の再建に着手する。六波羅陥落のしらせを受けた後醍醐帝(片岡孝夫)は京を目指していた。西宮で楠木正成(武田鉄矢)の出迎えを受け、高氏と佐々木道誉(陣内孝則)の待つ東寺に到着。ある夜、宴会で高氏は正成と再会する。北畠親房(近藤正臣)亭を訪れた護良親王(堤大二郎)は「次なる北条」と高氏を敵視する。
(24)「新政」

(24)「新政」

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鎌倉幕府が滅亡してひと月。足利高氏(真田広之)は、後醍醐帝(片岡孝夫)の新政のもと、鎮守府将軍として都の再建と治安にあたっていた。そのころ足利と新田の微妙な関係に軋轢(あつれき)が生じていた。後醍醐帝は高氏を敵視する護良親王(堤大二郎)に「高氏もそなたの力も、ともに大切に思うておる」と言い聞かせていたが…。
(25)「足利尊氏」

(25)「足利尊氏」

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護良親王(堤大二郎)は楠木正季(赤井英和)らに足利高氏(真田広之)暗殺を依頼する。二人の仲を案ずる後醍醐帝(片岡孝夫)は両者の手打ちの場所を設け、高氏の真意を問う。「諸国より武士を集めてなんとする」。高氏はちゅうちょすることなく「万事、ご新政のため」と答える。そのころ、護良親王の催促によって、新田義貞(根津甚八)が上洛。高氏は帝の名の一字を授かり「尊氏」となる。
(26)「恩賞の波紋」

(26)「恩賞の波紋」

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廉子(原田美枝子)の部屋にて倒幕の恩賞沙汰が決められていたが、それは平等とは言い難いものであった。赤松円心(渡辺哲)はともに六波羅を攻め落とした尊氏(真田広之)のもとを訪れ、帝(片岡孝夫)を信じた自分が愚かだったと嘆く。尊氏にしても新田義貞(根津甚八)との間に恩賞の差を感じていた。そのころ北畠親房(近藤正臣)顕家(後藤久美子)親子は帝から奥州下向を命じられていた。
(27)「公家か武家か」

(27)「公家か武家か」

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奥州に火の手をあげた北条残党軍の討伐のために朝廷は北畠顕家(後藤久美子)を派遣した。公家の派遣という前代未聞の沙汰にとまどう武家。尊氏(真田広之)も「戦は武家にお任せあればよいものを」と愚痴をこぼす。しばらく後、尊氏は帝(片岡孝夫)に拝謁すべく参内した。目的は鎌倉及ぴ関東の治安維持を武家に委ねて欲しいと願うことであった。それは公家支配の新政ヘ真っ向から立ち向かうことを意味していたのである。
(28)「開戦前夜」

(28)「開戦前夜」

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足利尊氏(真田広之)は、鎌倉及び東国の治安維持を武家の手に委ねるよう帝(片岡仁左衛門)に訴えようとするが、そこで廉子(原田美枝子)から「皇位後継者」の取引を持ちかけられる。取引を不快に思った尊氏が帝に直接願い出ると、意見は聞き届けられ、弟・直義(高嶋政伸)の鎌倉下向が認められる。また帝の皇子・成良親王が預けられたことで足利軍は帝の軍である証を得たが、都には公家と武家の戦の波が押し寄せてきていた。
(29)「大塔宮逮捕」

(29)「大塔宮逮捕」

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護良親王(堤大二郎)は尊氏の台頭を恐れ、戦を仕掛けようと画策する。この動きを察知した尊氏(真田広之)は「都を戦火から守りたい」と各地の武家に声をかけ、六波羅に軍勢を集め始めた。これに呼応したのは楠木正成(武田鉄矢)をはじめとするそうそうたる武家であった。新田義貞(根津甚八)の足利への反論も正成の巧みな説得で抑えられ、尊氏の優勢は揺るぎないものとなった。護良親王は帝に初雪の宴に招かれ…。
(30)「悲劇の皇子」

(30)「悲劇の皇子」

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西園寺公宗(長谷川初範)を中心とした帝暗殺計画が密かに話し合われていた。そのことは尊氏(真田広之)の耳にも届き北条の残党に対する懸念も深めていた。尊氏の不安は的中し、北条の残党に攻められた鎌倉は陥落寸前であった。足利勢は鎌倉を脱出する折に護良親王(堤大二郎)を殺害してしまう。思いもよらぬ事態の急転に尊氏は、征夷大将軍の宣旨を帝(片岡孝夫)に請うため参内を願い出るのであった。
(31)「尊氏叛く」

(31)「尊氏叛く」

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北条軍は、ついに鎌倉になだれ込んだ。同じころ尊氏(真田広之)は帝(片岡孝夫)へ拝謁し、鎌倉への出陣とともに征夷大将軍の位を懇願。しかし帝からの許しは得られず都に足止めをされた。尊氏は一族の存亡をかけて関東への出陣を決意する。佐々木道誉(陣内孝則)らそれに呼応した武家は多く、都を出る足利軍は数千にも及んでいた。そのころ美濃の藤夜叉(宮沢りえ)親子に突然の悲劇が訪れていた…。
(32)「藤夜叉死す」

(32)「藤夜叉死す」

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公家の家人に切りつけられ、深手を負った藤夜叉(宮沢りえ)は死の床についていた。それを知った尊氏(真田広之)は医師を連れて藤夜叉のもとに訪れた。関東へ出陣する尊氏は見舞っただけで藤夜叉のもとを去らねばならなかった。三河に入った尊氏は直義(高島政伸)との再会を果たす。そこで直義が護良親王を斬ったことを知らされ「帝にどのように申し開きを…」と嘆く尊氏に、義直は「都へ帰らねばよい」と言い放つ。
(33)「千寿王と不知哉丸」

(33)「千寿王と不知哉丸」

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鎌倉を奪還した尊氏(真田広之)は北条の残党を信濃の国まで追い詰めた。鎌倉で内々に開かれた戦勝祝いの席では不知哉丸(山崎雄一郎)を連れた花夜叉(樋口可南子)一座が舞をつとめていた。その夜、尊氏は妻・登子(沢口靖子)に全てを打ち明け不知哉丸を引き取りたいと打ち明けたが、登子は受け入れなかった。その後、関東制圧を目指す足利軍は公家方支配の領地にまで踏み込んだ。その勢いは棟梁の尊氏にも止められなかった…
(34)「尊氏追討」

(34)「尊氏追討」

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尊氏(真田広之)のもとへ勅使が訪れた。都への召喚を伝える勅使である。直義(高島政伸)以下の一族は力ずくでも尊氏の上京を阻もうとする。尊氏が鎌倉を出てこないと知った帝(片岡孝夫)は、新田義貞(根津甚八)に命じて尊氏追討の軍をたたせる。戦を避けるため、尊氏は出家を決意するが、佐々木道誉(陣内孝則)は「どうあっても尊氏を討つ」という偽の宣旨を見せ、「わしは新田と手を組んででも生き延びる」と尊氏に迫る。
(35)「大逆転」

(35)「大逆転」

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鎌倉から出陣した尊氏(真田広之)は新田勢を次々に打ち破り、一気に近江・大津ヘ押し寄せた。そして尊氏は正成(武田鉄矢)に直接会談を申し込む。相対面した尊氏と正成。「このまま行けるところまで行く」と言う尊氏に、正成は「帝が朝敵と定めた足利殿とは戦うまで。ここから鎌倉ヘ引き上げてくれ」と答え、交渉は決裂。その後、足利軍は一度は京ヘ押し入るものの楠木・新田の連合軍に敗れて、九州まで追いやられることとなる。
(36)「湊川の決戦」

(36)「湊川の決戦」

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義貞(根津甚八)は足利にくみする播磨の赤松円心(渡辺哲)討伐に向かったが、円心の籠城策を打ち破れずにいた。そのころ尊氏(真田広之)は新たな援軍を得て京へ向かって進軍していた。足利大挙襲来の報せに驚いた帝(片岡孝夫)は正成(武田鉄矢)を含めた畿内の兵に出陣を促した。新田・楠木の軍勢と湊川で相対した尊氏は奇策を使って、これを撃破したのであった。義貞は単身京ヘ退却する。
(37)「正成自刃」

(37)「正成自刃」

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足利軍との壮絶な戦いを繰り広げる正成(武田鉄矢)。しかし軍神は尊氏(真田広之)に味方した。敗れた正成は降伏勧告を断って死に場所を求めてさまよった。そして正成と正季(赤井英和)は、とある道場にたどり着く。「わしは鬼にはなれぬ、七度でも人間に生まれ、家の木庭に花を作り、外には戦いのなき世を眺めたい」。こうして正成は一族とともに自刃した。足利の勢いを恐れた帝(片岡孝夫)は叡山に再度の動座を決意した。
(38)「一天両帝」

(38)「一天両帝」

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足利優勢に戦は続き、尊氏(真田広之)は帝(片岡孝夫)ヘ密使を送った。帝へ降伏を願い出たのである。それを知った義直(高嶋政伸)は激怒するが、実は尊氏は帝へ、降伏を勧めていたのであった。帝はそれを受け入れ、叡山を下った。その後、後醍醐帝から光明帝(海野義貴)に皇位継承が行われた。同時に尊氏は権大納言に任じられ、京に新たな幕府が開かれた。しばらく後、先帝の後醍醐が都から姿を消した…。
(39)「顕家散る」

(39)「顕家散る」

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不知哉丸(筒井道隆)が武士になりたい、と尊氏(真田広之)の元へやってきたが、それは亡くなった母の望んだことではない、と追い返す。一方、南朝の期待を背負う北畠顕家(後藤久美子)は、足利軍を打ち破りながら西走した。しかし京を目前にして、顕家は伊勢ヘ向かう。そこには父・親房(近藤正臣)がいた。「なぜ伊勢へ来た。」と父に叱陀された顕家は「顕家は疲れました。無性に父上にお会いしたくなりました」と答え…。
(40)「義貞の最期」

(40)「義貞の最期」

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不知哉丸(筒井道隆)は直義(高嶋政伸)の養子となり、元服して直冬となった。同じ頃、越前の義貞(根津甚八)はわずかな兵とともに戦っていた。足利方の射た矢が義貞に命中。これが致命的な一矢となった。義貞戦死の報せはすぐさま尊氏(真田広之)のもとに届いた。翌年、念願であった征夷大将軍を拝命した尊氏は名実ともに武家の棟梁となり、足利幕府が開かれる。しかし、これが尊氏と直義の不幸の始まりだったのである。