おかえりモネ

[お試し] (44)「雨のち旅立ち」

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百音(清原果耶)はようやくサヤカ(夏木マリ)に、気象予報士試験に合格したことを伝える。さらに、森林組合の面々にも、組合を辞めて東京で気象にまつわる仕事を目指すことを打ち明ける。残念がる一同だったが、百音の決意を応援するのだった。菅波(坂口健太郎)も百音に影響を受け、迷っていた進路を固める。そして百音には、登米を旅立つ前に、一つやらなければならないことが残されていた。

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『おかえりモネ』の動画一覧

本編

(61)「風を切って進め」

(61)「風を切って進め」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

車いすマラソン選手の鮫島(菅原小春)をサポートすることとなった、百音(清原果耶)・朝岡(西島秀俊)・莉子(今田美桜)・内田(清水尋也)。来月行われる車いすマラソンの強化選手選考会までに、鮫島の弱点である「暑さに弱い体質」を克服しなければならない。そのために、まずは「暑熱対策」と「体質改善」に取り組むこととなった。そこで、助っとに現れたのは…。
(62)「風を切って進め」

(62)「風を切って進め」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

菅波(坂口健太郎)が、医学的な観点から色々と調べた結果、鮫島(菅原小春)が暑さに弱い原因は競技中に“深部体温”が上がってしまうことではないか?と考えた。そこで菅波は、競技中に細かく砕いた氷を飲みながら走ってみてはどうかと提案する。すると、鮫島のタイムが順調に伸びていく。同じころ、百音が21歳の誕生日を迎え、汐見湯に、鮫島はじめ皆が集まって、盛り上がる。
(63)「風を切って進め」

(63)「風を切って進め」

  • 15分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

順調だった鮫島(菅原小春)だが、スランプに陥る。思うようにタイムが伸びなくなってしまった鮫島は、百音(清原果耶)に弱音を吐くのだった。百音は、鮫島のこれまでのレースを今一度検証し直す。すると「強い風が吹くと強い」という事が解(わか)った。選考会直前、朝岡(西島秀俊)と百音たちは新たなプランを立て始める。「強い風」と「鮫島の負けず嫌いな性格」を生かした「プランB」とは…。
(64)「風を切って進め」

(64)「風を切って進め」

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  • 3日間 110 pt 〜

選考会3日前、鮫島(菅原小春)に新たに計画した「プランB」を伝えた百音(清原果耶)たち。選考会当日、トラックに強い風が吹くと予測した百音たちは「大会当日、競技場で強い風が吹いたら、勝負に出てみてはどうか」と伝えたのだった。向かい風“逆風”に向かうのが鮫島スタイルだと気づいた百音は、最後は自分の感覚で勝負してほしいと考えたのだ。選考会当日、鮫島は順調にラップを刻んでいくが…。
(65)「風を切って進め」

(65)「風を切って進め」

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無事に車いすマラソンの強化指定選手に選ばれた鮫島(菅原小春)。鮫島は、「レース前からプランBで行くと決めていた。みんなのことを信じた」と百音(清原果耶)たちに告げる。「チームサメジマ」の面々もほっと胸をなでおろす。ある日、コインランドリーで話す菅波(坂口健太郎)と百音。そこで、百音は、菅波が抱えていた辛(つら)い過去を初めて聞く。
(66)「離れられないもの」

(66)「離れられないもの」

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  • 3日間 110 pt 〜

朝岡(西島秀俊)は以前より一層スポーツ気象ビジネスに力を入れ、いきいきと仕事をしていた。そんな中、東北のある町で大雨による土砂災害が発生。幸い人に被害はなかったものの、強く反応する朝岡に、百音(清原果耶)たちは異変を感じ取る。その後、皆の前で、朝岡が気象キャスターを辞めると発表があり、後任に莉子(今田美桜)が指名される。そして、莉子の中継コーナーの後任には、なんと百音の名前が挙がる。
(67)「離れられないもの」

(67)「離れられないもの」

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沢渡(玉置玲央)が、東北の町での水害に対する住民の避難行動を評価する特集の企画を立てる。内田(清水尋也)たちも人への被害がなかったことに安堵(ど)するが、朝岡(西島秀俊)の表情は暗い。朝岡は、災害に見舞われる頻度が高い土地で生活する人びとに対して何ができるのか思い悩んでいた。それは百音(清原果耶)にとっても他人(ひと)事ではない悩みで、菅波(坂口健太郎)に相談していると、そこへ思わぬ人物が現れる。
(68)「離れられないもの」

(68)「離れられないもの」

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  • 3日間 110 pt 〜

耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)が、カキの品評会のために上京してきた。百音(清原果耶)と2人きりのところを耕治に見られてしまった菅波(坂口健太郎)は大いに動揺する。一方そのころ、未知(蒔田彩珠)は相変わらず気仙沼で仕事にまい進していたが、亜哉子(鈴木京香)は、そんなようすの娘を心配していた。翌日、耕治はこっそりウェザーエキスパーツを訪れると、そこに朝岡(西島秀俊)の姿を見つける。
(69)「離れられないもの」

(69)「離れられないもの」

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  • 3日間 110 pt 〜

ウェザーエキスパーツを訪れた耕治(内野聖陽)は、朝岡(西島秀俊)と出会う。世間話などをするうち、朝岡はふと、土地とそこに暮らす人びとについて自分が考えていることを耕治に打ち明けてしまう。朝岡が抱える後悔や悩みを聞いた耕治は、一度亀島を飛び出し、また戻った自身の経験も交えて語り始める。百音(清原果耶)はそんな2人のようすを物陰からうかがっていて…。
(70)「離れられないもの」

(70)「離れられないもの」

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耕治(内野聖陽)が気仙沼へ戻る日、菅波(坂口健太郎)が汐見湯に呼び出される。父が何を言いだすのかと百音(清原果耶)は気が気ではなかったが、菅波が思いのほか耕治に対してきっぱりと対応する姿に、うれしく思う。朝岡(西島秀俊)と百音は、改めてどのように気象情報を届けていきたいか、目標や理想を語り合う。そして、耕治や朝岡の考えに触れた百音はある決断をする。
(71)「百音と未知」

(71)「百音と未知」

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耕治(内野聖陽)、龍己(藤竜也)に続いて、東京にやってきた未知(蒔田彩珠)。「菅波(坂口健太郎)に会いたい」という未知の要望に応え、百音(清原果耶)は菅波と会う約束をする。そんななか、百音のキャスターデビューの日が近づく。リハーサルはボロボロの出来。そして、いよいよ本番当日。気仙沼の家族やサヤカ(夏木マリ)をはじめとする登米の人々は、テレビの前で、百音の登場を期待と不安の面持ちで待っていると…。
(72)「百音と未知」

(72)「百音と未知」

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百音(清原果耶)と同じ日にキャスターデビューした莉子(今田美桜)は、まさかの大失敗に終わった。放送後、百音、莉子、内田(清水尋也)、野坂(森田望智)は、明日のリベンジを誓う。そんな4人を見て、朝岡(西島秀俊)も安堵するのだった。同じころ、新次(浅野忠信)と亮(永瀬廉)が気仙沼の永浦家を訪ねていた。そこに現れたのは、美波(坂井真紀)の母・フミエ(草村礼子)だった。
(73)「百音と未知」

(73)「百音と未知」

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百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)が二人で会うと知った明日美(恒松祐里)は、大はしゃぎ。「気持ちを伝えるべき」と百音を盛り立てる。同じころ、登米では菅波が、医師としてどう進むべきか、思い悩んでいた。サヤカ(夏木マリ)に相談すると「モネと話してみてはどうか」とアドバイスをもらう。百音と菅波のデート前夜、百音の前に姿を現したのは意外な人物だった。
(74)「百音と未知」

(74)「百音と未知」

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仕事で近くまで来たついでに、百音(清原果耶)を訪ねてきた亮(永瀬廉)。その夜、汐見湯で百音、未知(蒔田彩珠)、明日美(恒松祐里)と楽しい夜を過ごし、翌朝、仕事へと戻っていった。そして、いよいよデートの日。菅波(坂口健太郎)と百音が出かけようというところに、仕事の電話が入ってしまい…デートは翌日へと持ち越された。その夜、百音と未知が寝ているところに、亜哉子(鈴木京香)から不穏な電話が入る。
(75)「百音と未知」

(75)「百音と未知」

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亜哉子(鈴木京香)から「亮(永瀬廉)が船に戻っていない」と連絡を受けた百音(清原果耶)と未知(蒔田彩珠)。亜哉子は、先日、永浦家での出来事を二人に話し始める。新次(浅野忠信)が、美波(坂井真紀)のことで、荒れたというのだ。それを聞き、亮に電話をする百音。亮は「もう全部やめたい」と百音に本音をぶつける。それを横で聞いていた、未知は…。
(76)「若き者たち」

(76)「若き者たち」

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父・新次(浅野忠信)がふたたび酒を飲んで暴れたことを知り、亮(永瀬廉)は、東京で行方をくらませていた。ほどなく、百音(清原果耶)と未知(蒔田彩珠)は、亜哉子(鈴木京香)からの電話で、亮が高速バスで気仙沼に戻ることになったと聞き、少し安心する。その後、百音は明日美(恒松祐里)と相談、このまま亮を帰らせてしまうのはよくないと新宿のバスターミナルに亮を迎えに行く。
(77)「若き者たち」

(77)「若き者たち」

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亮(永瀬廉)が高速バスで気仙沼へ戻ろうとしていたところを、百音(清原果耶)は見つける。一方、汐見湯では百音に会いに来た菅波(坂口健太郎)が、明日美(恒松祐里)から事情を聞いていた。そして、百音は亮を汐見湯へ連れ帰ると、今度は未知(蒔田彩珠)が自分の苛立(いらだ)ちを周囲にぶつけてしまったいたたまれなさから足早に出ていこうとしていた。そこへ、なんと三生(前田航基)と悠人(高田彪我)が現れる。
(78)「若き者たち」

(78)「若き者たち」

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久しぶりに集まった百音(清原果耶)、亮(永瀬廉)、未知(蒔田彩珠)、明日美(恒松祐里)、悠人(高田彪我)、三生(前田航基)の6人は、震災の日から抱えてきた思いを、ぶつかり合いながらも打ち明けていく。一方、資料を届けにウェザーエキスパーツを訪れた菅波(坂口健太郎)は、莉子(今田美桜)や野坂(森田望智)たちから、百音との関係を問われ、しどろもどろに答える。
(79)「若き者たち」

(79)「若き者たち」

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それぞれの思いを話し合った百音(清原果耶)や亮(永瀬廉)たち幼なじみは、築地に繰り出して、つかの間楽しいときを過ごす。同じころ、気仙沼では、亮の父親としてこのままではいけないと感じる新次(浅野忠信)の力になろうと、耕治(内野聖陽)と亜哉子(鈴木京香)が、相談にのっていた。そして、汐見湯に戻った百音は、亮から思いもよらないことを告げられる。
(80)「若き者たち」

(80)「若き者たち」

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未知(蒔田彩珠)や亮(永瀬廉)たちは気仙沼へ帰っていった。同じころ、サヤカ(夏木マリ)や龍己(藤竜也)は、自分たちより下の世代のためにも、まずは自分たちが楽しく、格好よく生きなければ、と電話で語り合っていた。そして前日、百音(清原果耶)と結局会えずじまいだった菅波(坂口健太郎)が改めて汐見湯にやってくる。百音は菅波から、地域医療に専念するためにした意外な決断を聞かされ、激しく動揺して…。

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[お試し] (85)「わたしたちに出来ること」再生
[お試し] (85)「わたしたちに出来ること」
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弱音を吐く莉子(今田美桜)に、菜津(マイコ)は「人は、傷つく必要なんてない。どんな人でもいるだけでいい…」と伝える。その言葉に何か気づかされた莉子は、前向きな気持ちで、気象キャスターの仕事に取り組みはじめる。そんな莉子の変化を見て、百音(清原果耶)も安堵(ど)する。気づけば、菅波(坂口健太郎)が登米へ行く日が近づいていた。百音は自分が抱えてきた気持ちを電話で菅波にぶつけてしまい…。
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[お試し] (86)「伝えたい守りたい」
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2019年9月。百音(清原果耶)24歳の誕生日を控えたある日、車いすマラソン選手鮫島(菅原小春)の代表選考レースが行われていた。「気象条件はそろっています!勝ちます!」と自信を持つ百音たち。皆のサポートを受け、鮫島はゴールする。その数日後、百音は自身が考えた企画を社長にプレゼン。その企画は、全国の気象予報士の力を生かすものだった。
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百音(清原果耶)が提案した企画は「あなたの町の気象予報士 全国津々浦々計画」。地域の産業や医療などと連携する、密着型の予報士の必要性を力説したのだった。しかし、安西(井上順)に「採用になったら、地元に帰るのか?」と問われてしまう。その一方、高村(高岡早紀)から莉子(今田美桜)が、ある大事な相談を受ける。数日後、過去にあまり例がないほどの大型台風12号が、日本列島に近づいていた。
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大型台風12号の発生により、百音(清原果耶)たちは対応に追われていた。日本列島への上陸3日前に気象庁の記者会見が行われるなど異例の事態となっていた。百音たちの番組も台風報道に切り替わるが、外はまだ雨も風もない。しかし、数日後には大雨が降ることを予測している百音たち。起きていないことに対して危機感を抱いてもらうためには、どうしたらいいのか。百音は、ある効果的な伝え方を思いつく。
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台風12号は、大きな被害をもたらすことなく、雨のピークは収まりかけていた。そこへ長野に住む高齢女性(大方斐紗子)から電話が入る。「うちの裏山の小川が、川になったら危ない。ふもとの番場川が暴れる」との内容だった。同じころ、ウェザーエキスパーツにいた朝岡(西島秀俊)も、長野の河川の異変に気付き始めていた。気象班チーム、朝岡、それぞれに、どう伝えたらよいか、一刻も早く行動する選択を迫られる。
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台風の影響で長野の河川が氾濫する恐れがあると判断した朝岡(西島秀俊)。朝岡が運営するサイトにも、視聴者から次々と情報が送られてくる。そこで、朝岡は百音(清原果耶)と共にインターネットを使って、情報を配信し始める。一方、Jテレでも、意外な形で報道がされていた。台風が去り、百音と朝岡が安堵(ど)したのもつかの間、今度は、別の不穏な投稿が来る。
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気仙沼の永浦家は、突風の被害を受けていた。心配で電話をかけてきた百音(清原果耶)に亜哉子(鈴木京香)は、家族の無事を伝える。その日の夕方、登米から東京に菅波(坂口健太郎)がやって来る。誕生日を迎える百音に会いに来たのだ。2人が話していると、明日美(恒松祐里)から電話が入る。「龍己(藤竜也)のカキ棚が突風で、大きな被害を受けている」との知らせだった。それを聞いた百音は…。
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家族に電話が繋がらず、焦る百音(清原果耶)。すると、菅波が「自分で見て、出来ることをすればいい」と伝える。百音は、気仙沼に向かうことを決意、朝岡(西島秀俊)に事情を話し、実家を目指す。同じころ、気仙沼では亮(永瀬廉)や三生(前田航基)など大勢の人が永浦家の片づけを手伝っていた。作業には活気があり、まるでお祭りのように楽しそう。駆けつけた百音は、その様子を見て…。
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帰ってきた百音(清原果耶)に気づいた未知(蒔田彩珠)。皆に笑顔で迎え入れられ、百音はようやく作業の輪に交じる。翌日、百音は海の様子を見に行き、カキ棚の被害を目の当たりにする。心配する百音をよそに、龍己(藤竜也)は「しぶといんだ」と笑う。そんな龍己の姿、そして、明るく笑い合う家族や友人の顔を見た百音は、ある決意を固め、未知にそれを伝えるが…。
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百音(清原果耶)は、未知(蒔田彩珠)に気仙沼に戻りたい気持ちを伝える。百音が汐見湯に戻ると、菅波(坂口健太郎)が待っていた。菅波は百音に、元ホルン奏者で、かつて自分が診察していた宮田(石井正則)を紹介する。宮田は、現在ボイラー整備士として働いており、汐見湯に仕事で来ていたところに、偶然、菅波と再会したのだ。菅波は、宮田に相談、百音にあるサプライズを用意していた。
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宮田(石井正則)は、菅波(坂口健太郎)に頼まれホルンの演奏を披露する。優しいホルンの音色は、百音(清原果耶)の背中を押してくれる。数日後、高村(高岡早紀)に、Jテレの仕事について、百音はある決意を話す。そして、会社の新規事業審査会で、地域密着型の気象予報士を活用する企画を発表、自分の思いのたけを皆に話す。それを聞いた安西(井上順)は…。
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[お試し] (96)「気象予報士に何ができる?」
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百音(清原果耶)の全国に地域密着型の気象予報士を配置する企画は新事業としては通らなかったが、地方営業所扱いで社員のまま気仙沼へ戻ることとなった。莉子(今田美桜)、内田(清水尋也)、野坂(森田望智)らと互いの健闘を祈り、会社を後にした。引っ越しの前夜は、明日美(恒松祐里)と飲み明かすことに。地元と東京に対する率直な考え方を話す明日美。それを聞いた百音は…。
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気仙沼に戻った百音(清原果耶)は、早速売り込みに出かけて行く。市役所で働く悠人(高田彪我)に、観光課課長の遠藤(山寺宏一)を紹介してもらい「けあらし観光ツアー」を提案するが…反応はいま一つ。そのとき、機械音で気象情報が流れてきた。それは地元のコミュニティFMが放送しているものだった。それを聞いた百音は、遠藤にある提案をする。
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百音(清原果耶)は、遠藤(山寺宏一)から了承を得て、ラジオで天気予報を放送させてもらうこととなった。意気込んだ百音は、地元の天気を細かく延々と話し続ける。すると「もっと楽しい話題も」とクレームが入ってしまう。その夜、永浦家に亮(永瀬廉)、三生(前田航基)、悠人(高田彪我)、そして未知(蒔田彩珠)が集まり、百音はそれぞれの近況を聞く。はじめは楽しい時間だったが、やがて…。
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翌日、漁協組合長の滋郎(菅原大吉)が百音(清原果耶)を訪ねてくる。滋郎は「来週あたりアワビの解禁日になるだろう」とラジオでしゃべり帰っていった。アワビ漁をするには、海の透明度が重要となってくると知った百音は、アワビの開口日を予測させてほしい!と滋郎に提案。しかし、全く相手にされない。百音は、電話で菅波(坂口健太郎)に相談、再び説得する気持ちでいると、今度は、子どもたちを連れたグループが現れる。
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数日後…今度は、週末開催されるお祭りを告知したいと、高橋(山口紗弥加)ら地元商店街の店主と子どもたちが百音(清原果耶)を訪ねて来た。遠藤(山寺宏一)の計らいで、番組を変更し生放送で子供たちの声を届けることとなり、ブースは大盛り上がりとなった。しかし、天気の予測をしていると、お祭り当日は強い風が吹くことが分かった。百音は商店街店主たちに「お祭りは中止にした方がいい」と訴えるが…。
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2019年11月、水産関係の交流会で未知(蒔田彩珠)が、大勢の前で研究発表をしていた。そんな姿を、百音(清原果耶)は誇らしく見つめる。交流会後、大学教授の金子(遠山俊也)から百音は、未知に大学で一緒に研究をしないかと誘っていることを聞く。同じころ、永浦家では龍己(藤竜也)と耕治(内野聖陽)が、今後のかき養殖について話していた。そんなある日、百音の前に、一人の中学生の女の子(伊東蒼)が現れて…。
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ある朝、ラジオブースの前を一人の女の子が通りかかる。地元中学生のあかり(伊東蒼)だ。気になった百音(清原果耶)は声をかけるが、警戒心が強いあかりは、自分のことはなかなか話そうとはしない。あかりのことが気になりつつも仕事に戻る。その夜、亮(永瀬廉)と飲んでいた未知(蒔田彩珠)を迎えにいくと、何だか様子がおかしい…。百音は、未知の気持ちをゆっくりと聞き始める。
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龍己(藤竜也)が壊れたカキ棚を元に戻さず、永浦水産をたたもうとしていることが分かった。亜哉子(鈴木京香)と未知(蒔田彩珠)は、どうにか続けることが出来ないのか説得する。それを廊下で聞いていた耕治(内野聖陽)は話に入って行けず…ただ話を聞くことしかできなかった。未知が将来について悩んでいることを知っている百音(清原果耶)は「思っていることを全部言ってほしい」と自分の部屋に戻った未知に言うが…。
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百音(清原果耶)が仕事をしていると、再びあかり(伊東蒼)がやってきた。実は、あかりは亜哉子(鈴木京香)の元生徒なのだと言う。そこで、百音はあかりを永浦家に連れて行く。6年ぶりの再会を喜ぶ亜哉子とあかりは、思い出話に花を咲かせる。そしてその夜、亜哉子と百音が夕食の準備をしていると、亜哉子が今まで心に秘めていたことを話しだす。