『連続テレビ小説 おひさま』の動画一覧

本編

(21) 「母の秘密」

(21) 「母の秘密」

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「太陽のように自分の力で輝ける女性になりなさい」と、陽子(井上真央)が母から授かったコトバは富士子(渡辺美佐子)が母に授けたコトバだった!「いっしょに生きることができなくても、私はあなたのおばあさん。本当に困った時は自分が助けに行く」と言い残し、去る富士子。裁縫が下手なのも富士子に似たのなら、ちょっとうれしい。そんな陽子に、茂樹(永山絢斗)が「自分の味方になってくれ」と以前の約束を持ちだし…。
(22) 「母の秘密」

(22) 「母の秘密」

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茂樹(永山絢斗)に引っ張られ、良一(寺脇康文)の前に座る陽子(井上真央)。春樹(田中圭)も帰宅し、家族4人がそろう。海軍飛行予科練習生への応募の話を切り出せない茂樹より先に、陽子が口をすべらせた。自分なりのやり方で世の中の役に立ちたいという茂樹の決意は固く、良一は「お国のために頑張ってください」と認める。春樹は詩集を真知子(マイコ)に渡してほしいと陽子に頼む。春樹の真知子への思いに陽子は気づき…。
(23) 「母の秘密」

(23) 「母の秘密」

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河原で陽子(井上真央)・春樹(田中圭)・茂樹(永山絢斗)の3人で弁当を食べていると、突然、茂樹が春樹に感謝の気持ちを伝える。弟、妹を気遣い、自分のことがいつも後回しになる兄に、もっと自分の幸せを考えてほしい…それは陽子も同じ気持ちだった。通りがかったタケオ(柄本時生)に茂樹は陽子のことを頼む。そこへ良一(寺脇康文)が来て、茂樹に2つのお守りを渡す。諏訪神社の学問と安全祈願のお守りを受けてきたのだ。
(24) 「母の秘密」

(24) 「母の秘密」

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春樹(田中圭)から託された詩集を陽子(井上真央)から受け取り、うれしさで胸が一杯の真知子(マイコ)。かえって真知子に悲しい思いをさせてしまうのではないか…と、複雑な陽子。育子(満島ひかり)は、大学受験と東京行きを父に猛反対され、はずみでケガをする。父の泣きそうな顔を目にした育子は、東京に行きたい思いと相克の中で苦しむ。皆が少しずつ大人に向かうなか、陽子はただいっしょに泣くことしかできなかった。
(25) 「失恋」

(25) 「失恋」

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陽子(井上真央)は、奉公に出たユキ(橋本真実)と再会する。ユキは社長の計らいで、社員として神戸に行くという。陽子が写して送り続けた教科書で勉強したユキは「知らないうちに陽子ちゃんは先生になっていたんだよ」と陽子を励ます。その晩、陽子は良一(寺脇康文)に卒業後は教師を目指し師範学校に入りたいと話す。良一に賛成され進路を決め、すっかり先生になったつもりでいた陽子だったが、意外な落とし穴が待っていて…。
(26) 「失恋」

(26) 「失恋」

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師範学校入学には苦手な裁縫の試験があると聞き、途方に暮れる陽子(井上真央)。東京の大学を受ける育子(満島ひかり)も英語に自信がない。そこで真知子(マイコ)が裁縫と英語の先生となり、猛勉強を開始する。正月に帰省した春樹(田中圭)から、川原(金子ノブアキ)が家に遊びに来ると聞き、陽子は大喜び。たくさんのお願いをした初詣での帰りに、育子と真知子に川原のことを冷やかされ、陽子は幸せのピークにいたのだが…。
(27) 「失恋」

(27) 「失恋」

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陽子(井上真央)の恋心に気づいた茂樹(永山絢斗)は、良一(寺脇康文)と春樹(田中圭)に告げる。浮かれ気味の陽子の様子に確信を深める3人。しかし川原(金子ノブアキ)は、野中タエ(中村ゆり)という女性を連れてやって来た。驚いて声も出ない須藤家の4人を前に、川原は“タエを愛しており、卒業を待たずにタエといっしょに満州へ渡る決意でいる”と告げる。最愛の男性が別の女性に求婚するのを目の当たりにし、陽子は…。
(28) 「失恋」

(28) 「失恋」

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思いがけない川原(金子ノブアキ)のコトバに驚き、陽子(井上真央)は思わず涙を流すが、すぐに笑顔で2人を祝福し、精いっぱい明るくふるまう。大好きな川原が愛するタエ(中村ゆり)を、かわいい人だと思う陽子。その晩、同じ部屋に布団を並べたタエから、川原が満州に行くまでの仲と覚悟していたと聞く。タエの気持ちを痛いほどに感じた陽子は、“自分の初恋は完全に終わったのだ”と思いながら、唇をかんで泣くのを耐える。
(29) 「失恋」

(29) 「失恋」

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翌日、川原(金子ノブアキ)とタエ(中村ゆり)を見送った陽子(井上真央)はその晩から発熱で寝込んでしまう。川原とタエは満州に渡る。熱も下がり女学校へ行った陽子は、育子(満島ひかり)と真知子(マイコ)の顔を見たとたん、大声で泣きだす。その日の帰り道、陽子は村上堂に寄る。育子と真知子から「よく頑張った」と慰められるが、泣きやまない陽子。貞夫(斉木しげる)が、黙って大きなあめを陽子の口に放り込み…。
(30) 「失恋」

(30) 「失恋」

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  • 3日間 110 pt 〜

正月休みも明け、陽子(井上真央)、育子(満島ひかり)、茂樹(永山絢斗)の受験日が近づく。娘独りの東京行きに反対する育子の親を説得し、真知子(マイコ)が育子の付き添いとして東京へ行く。無事、予科練の一次試験に合格した茂樹は「陽子が受かってからお祝いしよう」と言う。東京から戻った育子も、満面の笑顔で「わたし、行くよ、東京に」と宣言。よいこと尽くめだと感動で泣きながら、次はわたしの番と張り切る陽子だが。
(31) 「旅立ちの季節」

(31) 「旅立ちの季節」

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陽子(井上真央)が緊張して受験会場へ向かうと春樹(田中圭)が待っていた。「“皆いっしょに頑張る仲間”だと思え」と助言され、リラックスできた陽子。帰ると育子(満島ひかり)の告白が待っていた。陽子に頑張ってほしくて、大学受験の失敗を隠していたのだ。合格したら自分に遠慮なく喜んでほしいという育子。数日後教室に陽子の合格通知が届き、育子も真知子(マイコ)もうれし泣きする。クラス全員で万歳の大合唱となった。
(32) 「旅立ちの季節」

(32) 「旅立ちの季節」

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昭和14年3月。卒業式を前に、師範学校で寮生活となる陽子(井上真央)、東京で働くと決めた育子(満島ひかり)、いいなずけとの縁談が進む真知子(マイコ)。深い絆で結ばれた3人に別れの時が近づく。そして茂樹(永山絢斗)が旅立つ日。いつもと変わらぬ朝食のひとときも、最後かもしれない。陽子は茂樹のために手製の慰安袋を渡し、良一(寺脇康文)と共に茂樹を送り出す。歩いて行く茂樹を陽子は思わず追いかけて…。
(33) 「旅立ちの季節」

(33) 「旅立ちの季節」

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卒業式の日、思い出を語り合う陽子(井上真央)、育子(満島ひかり)、真知子(マイコ)。3人が永遠の友情を誓えたのも、オクトパス先生のおかげだ。育子は東京の小さな出版社から内定をもらったので、2日後に上京するが「決心が鈍るから見送らないで」と言う。あめ屋のおかみ・カヨ(渡辺えり)からもらったラムネで乾杯する3人。「女性たちよ、よき人生を」と掛け声も勇ましく、育子の門出を祝福するのだった。
(34) 「旅立ちの季節」

(34) 「旅立ちの季節」

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「家族に何も言わないで家を出るって、どんな気持ちなんだろう」。東京へ旅立つ育子(満島ひかり)を思う陽子(井上真央)は落ち着かない。その夜、突然、陽子の家にパーマ姿の真知子(マイコ)が、“親が決めた結婚はしない”と家を飛び出してきた。娘を追って真知子の父・相馬剛三(平泉成)が、ものすごいけんまくで押しかけてくる。慌てた陽子と真知子は便所に逃げ込み、バリケードを作る。小さな独立戦争の火ぶたが切られた。
(35) 「旅立ちの季節」

(35) 「旅立ちの季節」

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父親に理解されるまで便所から出ないと言う真知子(マイコ)。育子(満島ひかり)も今闘っているのだと思い、共に闘う陽子(井上真央)。便所の扉をこじ開けようとする相馬(平泉成)に、真知子は「自分の人生は自分で決めたいんです」と言い放つが抵抗むなしく、家に連れ戻されてしまう。その後、真知子とは連絡が取れなくなり、陽子が旅立つ日も近づいていた。立てこもり事件から数日後、陽子と真知子のもとに育子から電報が…。
(36) 「旅立ちの季節」

(36) 「旅立ちの季節」

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陽子(井上真央)は良一(寺脇康文)に見送られ、松本へ旅立つ。真知子(マイコ)の家で託された手紙には、レジスタンスの記念として2人でいっしょに握りしめていた便所の取っ手が半分同封されていた。その後、真知子の婚約が新聞で報じられる。春樹(田中圭)は1年後に名古屋帝国大学医学部に入学。茂樹(永山絢斗)は予科練で訓練の日々。そして師範学校で2年間勉強した陽子は、昭和16年4月、母校の国民学校の教師になる。
(37) 「教室の太陽」

(37) 「教室の太陽」

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太平洋戦争が始まった昭和16年。小学校は国民学校になり、子どもを国の戦力として鍛える場所に変わった。将来の戦力を作るのが仕事と信じて疑わない教師たちに、赴任したばかりの陽子(井上真央)は困惑するが、再会した恩師・高橋夏子(伊藤歩)に激励される。子どもたちはいつの世も、先生との新しい出会いに胸ふくらませて待っているはずだ!期待に応えようと深呼吸し、笑顔で教室に飛び込んで行った陽子が受けた洗礼とは…。
(38) 「教室の太陽」

(38) 「教室の太陽」

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陽子(井上真央)は新米教師として子どもたちと共に忙しくも幸せな日々を送っていた。弁当を持ってこない子どものために教室で雑炊を作ったり皆で将来の夢を語り合ったり。歳をとっても皆と仲よくしていられたらと語る陽子に、老人のマネをして応じる子どもたち。しかし「お国のために命をささげる覚悟ですから、そんなに長く生きてはいないと思います」と1人が答えると皆は納得してうなずき合う。そのキレイな目に衝撃を受ける。
(39) 「教室の太陽」

(39) 「教室の太陽」

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陽子(井上真央)の生徒・ミチオ(鏑木海智)は、ひとりだけ海軍体操の動きが合わず、鍛錬の中村先生(ピエール瀧)に「日本男児か、貴様!」とどなられ竹刀でたたかれる。陽子が放課後、共に練習すると意外に上手だ。皆とだと遅れてはいけないという気持ちが先走って緊張するのだ。翌日、中村を前に明らかに緊張するミチオに竹刀が振りかざされた瞬間、ミチオをかばって抱きしめた陽子の頭に竹刀が直撃し、気を失う。
(40) 「教室の太陽」

(40) 「教室の太陽」

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陽子(井上真央)が目を覚ますと、子どもたちが心配そうに陽子の顔をのぞき込んでいた。「先生死んじゃったのかと思った」と、一斉に泣きだすので、自分の頭にできたコブを触らせると教室に笑顔が戻った。ミチオ(鏑木海智)を励ましながら、体操の練習を自ら始める生徒たちと陽子のきずなは深まっていく。家庭訪問でも、行く先々で歓迎される陽子だったが、苦手な蜂の子を出されて、つい「おいしい」と言ってしまい…。