最優秀作品賞を含むトニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞、ミュージカル界にセンセーションを巻き起こし映像化が待ち望まれていた傑作ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』(原題:In the Heights)の映画化が決定し、2020年夏に日本公開される。
本作は、ピューリッツアー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を受賞するなど今やミュージカル界のみならずエンターテイメント業界にその名を轟かす「ハミルトン」のリン=マニュエル・ミランダの同名ミュージカルが原作。作詞・作曲家、脚本家、俳優、ラッパーと多才ぶりを発揮するミランダの天才ぶりと人気を世界に認めさせたのは、NY、ロンドンをはじめ「世界中で最もチケットが取れないミュージカル」と異例の人気で社会現象を巻き起こしているブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」。トニー賞最優秀作品賞をはじめ11部門を受賞、そのあまりのクオリティの高さと楽曲の鮮烈さに世界中から観客が押し寄せている。そんな彼の処女作にして、トニー賞で作品賞と楽曲賞を含む4部門を受賞(13部門ノミネート)、国内外で高い評価を受け、彼の類まれな才能を決定づけた「イン・ザ・ハイツ」は、映像化がずっと望まれながらも実現することのなかった傑作ミュージカル。映画化権争奪の末、いよいよ待望の映画化となった。
ディズニーアニメーション『モアナと伝説の海』でラップを含む映画音楽の作詞・作曲を手掛けたリン=マニュエル・ミランダだが、自身の宝物ともいえる『イン・ザ・ハイツ』への力の入れようは別格。原案のみならず製作、作詞・作曲でも全力を注ぐ本作では、主要キャストにアジア系俳優のみを起用し全米3週連続No.1、さらには世界中で大ヒットという映画史に残る偉業を成し遂げた『クレイジー・リッチ!』(18)のジョン・M・チュウ監督とタッグを組む。まさに今一番注目されるヒットメーカーの2人が、ミュージカル史上最高にダイナミックで情熱的なミュージカルで世界に新しい旋風を巻き起こす。キャストには『アリー/スター誕生』(18)のアンソニー・ラモス、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)『ブラック・クランズマン』(18)のコーリー・ホーキンズ、シンガーソングライター/歌手のレスリー・グレースが集結し、新たな傑作ミュージカル映画を贈りだす。