「風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~」の「第16話」をフル動画で配信中!
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画質についてあらすじ
腰当てを琉璃に作ってもらうことを思いついた武才人。一方、捕まった琉璃は皇太子に身の危険を伝えなければと焦っていた。そんな折、やってきたトウ七娘に協力を頼むと、武才人からの腰当て製作を掖庭で仕上げることを提案。完成品に満足した武才人は、掖庭にいるはずの琉璃の作品だと聞き、刺繍で縫われた文字を発見。急いで琉璃のもとを訪ねると…。
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本編
唐の貞観(じょうがん)11年、宮中では楊妃(ようひ)が新皇后に封ぜられるという噂が流れていた。卓錦娘(たくきんじょう)は林尚服(りんしょうふく)に、皇后の冊封の儀で着用するキ衣(きい)を贈って楊妃に取り入れば過去の無礼も帳消しになると進言。早速、キ衣を作成する卓錦娘だったが、その出来に林尚服は満足できなかった。林尚服に命じられ、師匠である安(あん)氏のもとを訪れた卓錦娘は、彼女の娘の琉璃(るり)を脅しに使って…。
武(ぶ)府に衣装を届けに行った琉璃。仕上げをするため武府の屋敷にとどまりながら、7日後に安氏が迎えに行くという約束を信じて待つことに。一方、蘇定方(そていほう)の弟子になりたい裴行倹(はいこうけん)が寺に忍び込んでいると、安氏の無事を願う琉璃がやってくる。裴行倹は密かに彼女を助けるが、それを見ていた蘇定方は…。そんな中、安氏はキ衣の刺繍を直して卓錦娘に渡すが…。
裴行倹を逃すため、自ら捕まった琉璃。卓錦娘は気を失っている琉璃を安氏の牢屋に入れ、琉璃の命と引き換えに“天下第一針”の証である金針と奥義を渡すように要求する。一方、安氏はかつての知り合いである不禄(ふろく)院の孫徳成(そんとくせい)を呼び寄せる。そして琉璃に復讐を考えず幸せに生きるように告げて、孫徳成から受け取った薬を飲ませ、安氏は自ら首を吊り…。
琉璃は豆子(とうし)と名を変えて素性や性別を隠し、宮中の不禄院で孫徳成の弟子として暮らしていた。そんなある日、琉璃が狄(てき)才人に死に装束を贈ったと知った武媚娘(ぶびじょう)は、琉璃を呼び出し礼を告げるのだった。そんな中、琉璃が落とした安氏の形見の巾着を尚服局のトウ七娘(とうしちじょう)が拾う。その巾着を見た卓錦娘は、琉璃を呼びだし出どころを追及し始め…。
卓錦娘が琉璃を尚服局に引き抜こうとするが、その前に孫徳成は琉璃を皇宮から逃がそうとする。孫徳成と順子(じゅんし)からお金を貰った琉璃だが、逃げる途中で順子が内侍(ないじ)院に捕まってしまう。孫徳成のおかげでなんとか町まで逃げた琉璃だったが、貰ったお金がないことに気づく。裴行倹がお金を預かっていると知り、彼のもとへ向かう道中で父親の庫狄延忠(こてきえんちゅう)を訪ねるが…。
如意(にょい)衣装店を訪れ、叔父の安四郎(あんしろう)と再会した琉璃。母の遺言どおり西州に向かうことを望み、行くめどが立つまで玉児(ぎょくじ)と名を変えて、店を預かる阿霓(あげい)と暮らすことに。一方、裴行倹は九と名乗る男と出会い、科挙制度の改革について言及していた。そんな中、琉璃は安四郎とともに子どもの頃に来たことのある大慈恩(だいじおん)寺を訪れる。だがそこで、裴如琢(はいじょたく)一行に絡まれ…。
琉璃に荷物を返したのに逆に因縁をつけられた裴行倹は彼女を家に送り返し、裴如琢からの嫌がらせに気をつけるよう忠告する。一方、九として裴行倹と語った皇太子の李治(りち)は、彼の科挙制度の改革に感銘を受け、その案をまとめて体調の悪い李世民(りせいみん)に奏上しようとしていた。そんな中、絵師として働く琉璃は阿霓から、安氏がいなくなった後の店の状況を聞き…。
琉璃を捜しに不禄院にやってきた卓錦娘。魏林(ぎりん)から捕まっている順子なら真相を知っているはずだという話を聞く。一方、琉璃は如意衣装店の絵師として闘花(とうか)宴に出かけた。しかし、そこで顔を合わせた庫狄珊瑚(こてきさんご)が着ていたのは、琉璃が都尉(とい)府の女主人・崔(さい)氏に作ったものとうり二つの衣装だった。しかし、琉璃が衣装の仕上げをその場ですると…。
庫狄家が申し込まれた2つの縁談の相手が琉璃だと知った曹(そう)氏は、店に乗り込むと琉璃に散々悪態をつく。琉璃は曹氏の理不尽な言い分に怒りを覚えながらも、家族として問題の解決を約束する。裴行倹であれば裴炎(はいえん)と裴如琢のどちらとも親交があると考えた琉璃。夜中に裴行倹を訪ね、縁談を断ることが出来たら彼の注文を引き受けると取引を持ちかけるが…。
琉璃の居どころを調べるため潘内侍(はんないじ)を買収した卓錦娘は、順子の取調べの許可を得て拷問するのだった。一方、順子を救い出そうとする孫徳成だが、潘内侍に相手にもされず卓錦娘が関わっているのではと疑う。そんな中、宮廷では皇帝の体調が回復したものの、皇帝と李治の関係は冷え切ったままだった。曹王は好機とばかり、2人を離反させようとして…。
琉璃は裴行倹から金品を取り返すために四門学(しもんがく)に訴状を提出することを思いつく。一方、李治への誤解が解けた李世民は彼の奏上に目を通し、李治の聡明さを褒めて科挙改革を進めることを決める。そんな中、四門学が曹王の勢力圏内であることを知った裴行倹。四門学の倉庫に運び込まれた荷の護送を兵(へい)部がしていることに疑問を持ち、探りを入れるが…
琉璃からの訴状の撤回を求めるため胡商大会にやってきた裴行倹。琉璃に何も盗んでいないと説得するも、聞き入れてもらえなかった。一方、琉璃は大会の主催者を名乗る男に大会で出品する衣を渡すが、裴行倹にその男が偽物だと言われて動揺する。大会が始まる中、琉璃たちは訴状を撤回すれば衣を取り戻すと提案してきた裴行倹を待つが…。
裴行倹が莫坤(ばくこん)とともに運び込まれた荷の監視をしていると、現場に曹王が現れる。荷物の中身が甲冑であることを知り、このことをどうにかして李治に伝えようと考える。一方、琉璃が皇宮から抜け出していたことを知った卓錦娘。何か裏があると考え、魏林に孫徳成を監視させる。そんな中、琉璃が豆医官の姿で町を散策していると裴行倹に呼び止められ…。
裴行倹に“豆子”であることを知られた琉璃。自分の手配書が貼られていることに尋常ではない何かを感じ皇宮に戻ることを決意する。一方、琉璃の手配書が出回っていることを知った孫徳成は、街へ出る日に琉璃が無事に旅だったかを確認しようとしていた。魏林から孫徳成が琉璃と外で会うかもしれないと聞いた卓錦娘は、トウ七娘に彼を尾行させるが…。
自ら捕まりに戻って掖庭(えきてい)に入った琉璃は、卓錦娘が安氏を恨んでいるような口ぶりをしているのが気になり、もしかしたら敵なのではないかと考える。一方、琉璃のおかげで解放された順子だったが、孫徳成に裏切られたと感じて会話を拒否してしまう。そんな中、琉璃の様子を見に行った孫徳成は、11年前と同じ死を偽装するための薬を飲ませようとするが…。
腰当てを琉璃に作ってもらうことを思いついた武才人。一方、捕まった琉璃は皇太子に身の危険を伝えなければと焦っていた。そんな折、やってきたトウ七娘に協力を頼むと、武才人からの腰当て製作を掖庭で仕上げることを提案。完成品に満足した武才人は、掖庭にいるはずの琉璃の作品だと聞き、刺繍で縫われた文字を発見。急いで琉璃のもとを訪ねると…。
李治に曹王の謀りを伝えることができた裴行倹は、褒美の代わりに掖庭にいる琉璃を救い出してほしいと懇願する。一方、卓錦娘から命を受けた魏林は琉璃に毒入りの桂花コウ(けいかこう)を届けた。そこへ、琉璃を救いに来た李治がやってくると、桂花コウを盗み食いした獄卒が急死。李治に必ず下手人を見つけると約束してもらった琉璃は急いで不禄院に帰り…。
安氏の敵をとるために尚服局に移動してきた琉璃は早速、阿碧(あへき)と刺繍の腕前を勝負することになる。見事な刺繍を施した琉璃は実力を認められるものの、他の尚服局の人からは妬まれてしまう。皆と仲良くしたいと考える琉璃だが、卓錦娘に実力を見せつけるようにと忠告される。さらに安氏のことを酷く言われた琉璃は、改めて卓錦娘への復讐を誓い…。
李治は曹王府に甲冑が運び込まれる前に、四文学で曹王の陰謀を暴こうと計画。李治が李世民の前で曹王の企みを奏上すると知った裴行倹は協力をする。莫坤の監視のもと順調に計画が進んでいるかと思ったところ、逆に曹王にその計画を利用されて危険な状況に陥ってしまう。李治の奏上を止めるべくなんとかこの事態を伝えようと急ぐが…。
曹王は李治とともに鹿狩りへ向かい、そこで彼を殺そうと刺客を放っていた。罠に気づいた裴行倹は李治を守るため必死になる。手傷を負った李治を守りながら逃げるも、刺客に追い詰められ崖から飛び降りるが…。一方、李治が死んだと確信した曹王は、李世民に李治が事故死したと涙ながらに報告。激怒する李世民の前に傷を負った李治が現れて…。