『必殺仕事人』の動画一覧

本編

第61回 脅し技 闇医術千両潰し

第61回 脅し技 闇医術千両潰し

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 蘭学医志望の大町信吾(中条きよし)は、杉田玄白の優秀な門下生として将来を嘱望されていたが、酒と女に身を持ちくずし、今は賭場に出入りして、金に困ると闇で堕胎手術をしてかせいでいた。しかも信吾は、堕胎手術をした女の名前と住所を記録した書きつけを持っており、これをネタに女をゆすっていた。  ある日、大奥の御客会釈の松島(山口朱美)が主水(藤田まこと)のいる番屋へ倒れ込んできてそのまま息をひきとるという事件が発生するが、これも信吾の堕胎手術が失敗したためだった。  信吾の悪事はとどまることを知らず、次に過去の堕胎をネタに相模屋の若い嫁お雪(千野弘美)をゆすりにかける。
第62回 恨み技 悲愁稲妻刺し

第62回 恨み技 悲愁稲妻刺し

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 大工の棟梁辰三(根岸一正)の妹お絹(賀田裕子)は旗本御三家の一つ越川伊織(佐藤仁哉)の屋敷に奉公していた。  この伊織の屋敷には評判の悪い旗本角倉源八郎(椎谷建冶)が、金の無心に出入りしていた。角倉は伊織の亡くなった妻の実兄だった。お絹は角倉をきらっていたが、角倉は美しいお絹を好色な目で見ていた。  町で角倉とその悪仲間たちが左門(伊吹吾郎)をいためつけるのを見た辰三は、角倉とかかわりのある伊織の屋敷に妹がいるのをきらい、妹にひまをもらうように言う。だが、伊織を慕っているお絹は首をたてにふらない。  そのうちにとうとう、伊織の留守に金を盗みに来た角倉が、留守番のお絹を犯し、殺して井戸へ投げ込む。  妹の身に異変が起ったことを知った辰三は、木更津の元締に仕事料を託し、伊織の屋敷にのりこむが……。
第63回 誘い技 死霊からくり岩山落し

第63回 誘い技 死霊からくり岩山落し

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 投身自殺した大店、伊勢屋(北見唯一)の娘が「亡霊宿」にあらわれ、「番頭の利助(田中弘央)に店を譲れ」と告げた。そのお告げに疑いを持った伊勢屋は、元締に調査を依頼したあと、何者かに殺された。左門(伊吹吾郎)たちが探った結果、軽業師の重兵衛(小笠原良知)一味の悪計がわかり、主水(藤田まこと)らは立ち上る。
第64回 崩し技 真偽友禅染め落し

第64回 崩し技 真偽友禅染め落し

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 木更津の元締のもとへ“加賀友禅を守ってほしい”という謎めいた手紙に15両の金が送られてきた。  主水(藤田まこと)らは早速加賀へ向かい調査をはじめた。  その加賀では、偽の加賀友禅を作ってボロもうけしようとする加賀藩家老安藤伝蔵(田口計)と輪島屋(西山嘉孝)の陰謀、そしてそれを防ごうとする元家老西田甚内(水野辰弥)と娘のお梶(岩井友見)の対立があった。西田らの作る本物の加賀友禅が藩外へ流れることを嫌った安藤・輪島屋一味は、甚内・お梶と職人たちを皆殺しにしようと計った。そして、そのたくらみに主水らがはまってしまう。
第65回 散り技 花火炸裂乱れ斬り

第65回 散り技 花火炸裂乱れ斬り

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 将軍の面前で民間の玉屋、鍵屋と花火を競って面目を失った鉄砲方の役人たちは、ひそかに玉屋に火をつけ、出火の罪に落とし入れて玉屋を江戸所払いにした。  それから一年、亡くなった主人の位牌を抱いて玉屋の花火職人清吉(大木実)がひそかに江戸へ戻ってきた。  ところが、その清吉の目前で、鍵屋の職人伝八(伊波一夫)が鉄砲方によって殺される。役人たちは、今度の止めの花火で鍵屋に勝つため、伝八の新工夫を奪おうとしたのだ。  伝八殺しの詮議にあたった主水(藤田まこと)は、秀(三田村邦彦)の情報で清吉の存在を知り、清吉の口から鉄砲方の悪業をきかされた。  やがて清吉は、鍵屋から伝八の新工夫の完成を頼まれ精魂傾けるが、それを知った鉄砲方に殺されてしまう。
第66回 描き技 絵筆逆手?風突き

第66回 描き技 絵筆逆手?風突き

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 町の似顔絵師糸柳縫之助に似顔絵を書いてもらった加代(鮎川いずみ)や左門(伊吹吾郎)の妻涼(小林かおり)は、その絵を売れと男にしつこく迫られた。その男は画商蔦屋重兵衛(江幡高志)の配下。蔦屋は、全くの無名ながら天才と呼ぶにふさわしい縫之助の絵に、いま売れっ子の浮世絵師夢中恋路楼(菅貫太郎)の署名を入れて売り、大もうけをしていた。その縫之助が病に倒れた。蔦屋と恋路楼は、最後の大もうけと、医者を買収し縫之助を死に追いやり、買い集めた絵を、夭折の天才画家の遺作と高値で売り出した。彼らの汚いやり口を知った縫之助の似顔絵師仲間は木更津に訴えた。
第67回 詣り技 暗闇丑の刻重ね斬り

第67回 詣り技 暗闇丑の刻重ね斬り

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 夜番の老人たちが、丑の刻詣りの女に襲われて怪我をする事件が続発した。その事件の調査を命じられた主水(藤田まこと)は、神社に張り込み、杉の幹に打ちつけられたワラ人形を発見するが、突如、丑の刻詣りの女に襲われ、取り逃がす。  そのとき女は奇妙なお守りを落としていく。そのお守りを見た加代(鮎川いずみ)はふと思い当るふしがあった。  加代の態度に何かを感じた主水は加代を尾け、丑の刻詣りの女が材木問屋美濃屋の内儀お種(浅香光代)であることをつきとめる。  お種は、美濃屋に行儀取締りとして入っているおまき(北川めぐみ)を追い出すために丑の刻詣りをしていた。女の直感から、おまきが亭主の庄兵衛(西山辰夫)をたらし込んで美濃屋の身代を取ろうとしているのを勘づいたからだった。  お種の直感通り、おまきと兄(実は夫)の林弥一郎(綾川香)は浄源寺別当道源(大島宇三郎)とグルになって美濃屋の身代をねらっていた。  一味はお種の丑の刻詣りを逆に利用し、お種に夜番殺しのぬれぎぬを着せる。
第68回 願い技 奉納絵馬呪い割り

第68回 願い技 奉納絵馬呪い割り

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 貧しい小間物屋の女房お妙が首をくくって死んだ。お妙は、絵馬屋の主人清三郎(吉田豊明)への恨みを晴らしてくれるように、と木更津の元締にわずかの金を託していた。だが主水(藤田まこと)ら仕事人たちは、その金のあまりの少なさに二の足を踏んだ。  そうするうち、淡路屋の一人娘おりん(木村弓美)が清三郎の毒牙にかかった。おりんが奉納した絵馬をネタに、清三郎が淡路屋利兵衛(弘松三郎)をゆすったのだ。  おりんを商売たて直しの政略結婚に利用しようとしていた利兵衛は激怒し、おりんの恋人の手代の佐八(槇健吾)を店から追い出す。  そして、結局相手から縁談を断わられた利兵衛は、今度は清三郎のそそのかしに乗り、おりんの絵姿を江戸中の評判にして店をたて直そうとする。  それを知った佐八は、おりんと逃げようとするが、清三郎に殺される。
第69回 盗り技 乱調お神楽刺し

第69回 盗り技 乱調お神楽刺し

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 深川水天宮の秋の大祭は、毎年大勢の見物人でにぎわったが、それと同時にスリの被害も続出し、今年も主水(藤田まこと)ら同心に警備の命が下る。  だが、善六(長谷川弘)を頭とするスリ一味は、旗本宇垣玄馬(西園寺章雄)、小杉左源太(松岡直樹)と手を組み、少年たちを使って巧妙に見物人たちから財布をスリとった。  その少年たちの一人千吉(上田孝則)を見かけた松葉屋の後妻お峰(奈月ひろ子)は愕然とする。お峰は七年前、当時二歳のわが子千吉を母つる(吉川佳代子)に託し、子供のことは内緒で松葉屋壮助(外山高士)に嫁いだのだった。  お峰は必死で千吉を捜し、ようやく見つけて松葉屋に連れてくる。  壮助は千吉をわが子として可愛がった。だが、千吉が松葉屋の養子になったと知った善六一味は、千吉を誘拐し、千両の金を要求する。壮助は金を持って千吉を取り戻しに行くが、旗本二人に斬られる。
第70回 慕い技 神輿暴れ突き

第70回 慕い技 神輿暴れ突き

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 雲井望郷(森次晃嗣)は一万石の大名でありながら、侍を嫌い、町人たちと飲めや歌えの毎日を送っていた。左門(伊吹吾郎)も、ふと屋台に立寄った望郷に気に入られ、望郷の屋敷の前に屋合を出す。一方、主水(藤田まこと)は、奉行の命令で、毎日望郷の屋敷を見廻っていた。  その頃、加代(鮎川いずみ)は、木更津の元締から、浅香屋宗兵衛(加賀邦男)を調べるよう命じられていた。浅香屋は、幕閣に強い発言力を持つ金貸しだった。  その浅香屋を、雲井藩国家老の邦枝(山波宏)が訪れた。邦枝は、雲井藩主の座をねらう望郷の弟・望威(山本紀彦)の命を受けていた。  望威は、浅香屋の力で望郷を隠居させることに成功する。  だが、むしろそのことを喜んだ望郷は、毎日隠居所でばか騒ぎをくりひろげる。  そのことは幕閣にもきこえ、困った望威は、浅香屋の入れ知恵で、むほんのたくらみありとして望郷を暗殺する。
第71回 絞り技 一揆助命脳天突き

第71回 絞り技 一揆助命脳天突き

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 信州須坂藩は領民を徹底的に収奪していた。そのため、耐えかねた農民たちは、直訴すべく江戸へ発つ。  その頃、江戸で一膳めし屋を一人で切り盛りするお美代(山本百合子)のところへ毎日やって来る不思議な老人(田崎潤)がいた。お美代はその老人を実の祖父のように慕っていたが、主水(藤田まこと)が調べてみると、驚いたことに、元の須坂藩主で今は隠居の身の堀備前守直親だった。  そんなとき、信州を出た農民たちの生き残りがお美代の店に逃げ込んでくる。お美代は彼をかくまった。  直親の素姓を知ったお美代は、直親に訴えに須坂藩江戸屋敷に行くが、直親ともども監禁されてしまう。
第72回 念じ技 偽説法ざんげ斬り

第72回 念じ技 偽説法ざんげ斬り

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 心臓を一突きにする殺人事件が頻発していた。主水(藤田まこと)は、木更津から帰った加代(鮎川いずみ)から、下手人は手口からみて十年前活躍していた隼の権造(神田隆)だときかされる。  その頃、式守という神官のいる高峰神社が、ざんげ神社として町民の評判をよんでいた。いっさいをざんげすると心が晴れるというのだ。だが、この式守こそ権造だった。権造は町民のざんげをきいてはゆすりのたねにし、抵抗する者は殺していたのだ。  そうとは知らず、木材問屋甲州屋米吉(長門勇)がざんげしにやって来た。米吉は昔、目の上のこぶの先輩番頭を、酔った勢いである殺し屋に頼んで殺させたのだ。  その後、深く後悔した米吉は、殺した先輩の息子をひきとり、自分の娘とめあわせることにしたのだが、どうにも心が晴れず、高峰神社にざんげに来たのだった。  だが、式守こそは米吉が頼んだ殺し屋権造だった。米吉を見た権造は、早速米吉をゆすりにかかった……。
第73回 断絶技 激走!一直線刺し

第73回 断絶技 激走!一直線刺し

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 江戸の丁稚たちの間で、大八車で爆走する遊びがはやっていた。主水(藤田まこと)は丁椎たちを捕えて解散させるが、そのため少年たちの兄貴格の朝吉(川島佑介)は飾り職の親方から追い出される。  仕方なく、朝吉は仲間の音松(新郷隆)やその妹のみほ(山本ゆか里)らと大八車を改造し、人力車を作って俥屋を始める。ところが、これが大当り。江戸の新しい乗物として人気を集める。  だが、それに目をつけた筆頭与力の田村格之助(石橋雅史)と駕籠屋藤兵衛(中井啓輔)は、少年たちを殺し、俥屋業という新しい商売を横取りする。
第74回 引き技 強奪押し込み斬り

第74回 引き技 強奪押し込み斬り

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 女郎と御金奉行所同心の心中事件が起こった。主水(藤田まこと)が駆けつけたときは、同心・細野進平(水上保宏)はすでにこときれていた。一方、一命をとりとめた女郎の小春(久保にしき)は江戸払いになった。  その後、細野が御公儀地金を不正横流ししていたことが発覚し、細野家は取りつぶしになった。小春憎しの一念にこりかたまった進平の母たか(伊吹友木子)は、木更津に仕事料を託す。  だが、この心中事件は擬装だった。進平を利用したあげく邪魔になった御納戸方・大野太兵衛(高野真二)や金銀細工店甲屋小平次(阿木吾郎)らが、進平と小春の別れ話を利用して二人を殺そうとしたのだ。  やがて、たかの誤解をとくため、小春が江戸へ戻ってくる。甲屋はさっそく刺客を送るが、危ういところを秀(三田村邦彦)が救う。
第75回 訴え技 火だるま身替り消し

第75回 訴え技 火だるま身替り消し

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 主水(藤田まこと)が宿直をさぼって飲んでいるところへ奉行所の門番が駆け込んできて、奉行所の前で人が焼けているという。 驚いた主水が駆けつけると、たしかに人が火柱をあげて燃えていた。そして、その炎に照らされて女(大信田礼子)が立っていた。女は焼け死んだ男の妻で茜といった。茜は、夫の立木栄之進(矢吹二朗)が幕府の浪人政策に抗議して焼身自殺を遂げたという。  そんな頃、小間物屋の卯吉(石井洋充)の老母うめ(河東けい)から、絹問屋の境屋(高木二朗)を殺ってほしいと仕事料が届く。息子の卯吉の行方が知れないのは境屋に殺されたにちがいないからだという。  仕事人たちが調べるうち、奉行所前の焼死体がどうやら卯吉らしいことがわかってくる。
第76回 詰め技 王手飛車駒落し

第76回 詰め技 王手飛車駒落し

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 御公儀御将棋所の棋士が三人も誘拐されては殺されるという事件が起きた。  実は旗本の間で高額の賭将棋がはやっており、五百両の賭将棋に負けそうになった火盗改め駒木根監物(上野山功一)が、何とか勝ち筋を見つけようと天下の名棋士を誘拐し、見つけられない棋士を殺していたのだ。  そんなとき、主水(藤田まこと)は将棋にこっている左門(伊吹吾郎)に西千之助(頭師佳孝)というすご腕の棋士を紹介される。主水は、腕のいい棋士は今危いぞ、と左門に注意するが、その心配通り千之助が誘拐される。
第77回 盗み技 背面逆転倒し

第77回 盗み技 背面逆転倒し

  • 46分 
  • 2日間 220 pt 〜

 札差の筑後屋に賊が侵人したときいて主水(藤田まこと)はおっとり刀でかけつける。筑後屋のまわりはすでに捕方にかこまれていた。そして主水は、同心頭の命令で賊の説得にあたられる。  やがて南町奉行になったばかりの野心家・高見備前守(川合伸旺)が鉄砲隊をじきじきにひき連れてやってくる。賊を皆殺しにしようというのだ。  ふとしたはずみで筑後屋の店内に入った主水は、頭目の仙造(小坂一也)と話し合う。仙造は実は備前守に飼われていた男で、備前守の命令で、備前守がふところ刀にしたがっている井上壱岐守の借金の証文を焼き捨てるため押し込んだという。  結局、自分たちは使い捨てだったと気づいた仙造は、侍の汚さにいきどおり、主水に仕事料を託す。
第78回 疾風技 浮世節無情斬り

第78回 疾風技 浮世節無情斬り

  • 45分 
  • 2日間 220 pt 〜

 中津藩江戸詰家老鈴江嘉門(谷口完)は、両替商弘前屋(江並隆)と組んで、藩の上納米の一部を着服し、私腹を肥やしていた。  それを見とがめた同藩士島中八郎太(大竹修造)が鈴江に諫言したが、かえって命を狙われる破目になり、八郎太は恋仲の女中お芳(竹井みどり)と逃亡する。  逃げる途中、お芳は追手につかまり、八郎太は逃げおおせたものの、頬に傷を負う。  八郎太捜しにやっきとなった鈴江は、与力の長谷部監物(溝田繁)に手をまわし、町方に八郎太の人相書をまわす。  主水(藤田まこと)はその顔に見覚えがあった。追手に追われて暗闇に隠れているのを見のがしてやった侍だ。  その頃、野菜売りに身をかえた八郎太は木更津の元締に仕事料を託していた。
第79回 隠し技 潜入喉輪攻め

第79回 隠し技 潜入喉輪攻め

  • 45分 
  • 2日間 220 pt 〜

 南町奉行所同心小谷の妻・菊(水原麻記)の依頼で、秀(三田村邦彦)は勘定方役人・安部左馬之助(石倉英彦)を殺した。  左馬之助は三年前、火盗同心の八田(遠藤征慈)と組んで帳簿の金をごまかすのを小谷に見られたため、彼をひそかに殺していたのだ。  左馬之助の死体を見た兄の安部弥十郎(西沢利明)は、手口から見て噂の仕事人の仕業ではないかと恐れる。そして菊の身辺を見張らせ、仕事人の存在をつきとめようとする。その網におしま(三島ゆり子)がひっかかり、火盗屋敷に監禁されて激しく拷問される。
第80回 踊り技 り舞台振り落し

第80回 踊り技 り舞台振り落し

  • 45分 
  • 2日間 220 pt 〜

 旅回りの一座「若衆座」が湯島天神の境内で小屋を張った。だが、このあたりを繩張りとする興行師太兵衛(遠藤太津朗)が手下を連れて乗り込んでき、立役の市之助(市川左団次)が袋叩きにあう。  座頭の梅蔵(山村弘三)が十両の金を渡したので、どうにか小屋はつぶされずにすんだ。  そんな事件の直後、江戸に来て自分の芝居にすっかり自信を失くした市之助を、ふと通りがかった加代(鮎川いずみ)がはげましたことから、二人の仲が急速に進展する。  主水(藤田まこと)はそんな加代に危惧を抱くが、加代は熱を上げるばかり。  やがて「若衆座」は人気をよび、同じ演し物を張る「両国座」の座頭・時五郎(小田部通磨)をおびやかす。  しかし、立女形の国三(坂東慶三)が舞台に穴をあけたあげく、水死体で上がる。

『必殺!』シリーズ