『相棒』20周年
多くのファンに愛され続け、迎えた大きな節目の年
水谷豊×反町隆史――“6年目”となる特命係とともに
『相棒』ワールドはさらなる進化を遂げる!
配信開始日:2020年10月22日
『相棒 season19』の作品動画を一覧にまとめてご紹介!
初回拡大スペシャル 第1話 プレゼンス
330 pt
春。交通機動隊の白バイ警官・出雲麗音(篠原ゆき子)が何者かに銃撃された。警視庁は総力を挙げて犯人を捜すが、夏になっても手掛かりさえ掴めない。そんな中、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、回復した麗音に事情を尋ねるが、警戒され話を聞き出せなかった。秋を迎えたころ、麗音が捜査一課に異動してくる。異動の背景には、最近、庁内での女性の立場向上を目指す広報課長・美彌子(仲間由紀恵)の働き掛けがあったと噂されていた。どうやら、上層部に異動を承諾させる条件として、「特命係に事件を解決させる」と約束したらしい。右京は、そうした経緯に不満を持ったが、亘とともに改めて捜査に乗り出す。そんな中、男性が転落死する事件が発生。
拡大スペシャル 第2話 プレゼンス(後篇)
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白バイ警官・出雲麗音(篠原ゆき子)が銃撃された事件への関与を疑われていた男の所持品から拳銃が見つかり、被疑者死亡のまま送検されることになった。ただ、男の恋人だった静 (日南響子) の不自然な行動に疑問を持った右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は捜査を続行。彼女もまた、VRの世界に作られた仮想国家『ネオ・ジパング』の“国民”であったことを突き止める。その中にこそ、手掛かりがあると踏んだ2人は、再びVRの世界に入り込み、小さな疑問点を見つける。その発見を、『ネオ・ジパング』の生みの親であるIT長者・加西(石丸幹二)にぶつけるが、のらりくらりとかわされてしまう。しかし、加西がVR内で行っていた、数億円もの大金をプレゼントするという企画に話が及ぶと突然、風向きが変わって…!?
第3話 目利き
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詐欺などの経済事件を扱う捜査二課の係長・尾崎(及川いぞう)が、遺体で発見された。同僚の刑事いわく、尾崎が追っていた詐欺グループの仕業に違いないという。独自の捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、尾崎が死の直前にしていた不自然な買い物に着目。実演販売士の酒井(山本浩司)から話を聞く。しかし、酒井は口達者な食えない男で、これといった手掛かりは得られなかった。いっぽう、捜査本部では、尾崎の追っていた組織は、3年前も同様の手口で犯行を重ねていたグループだとあたりをつけていた。当時、その組織には、尾崎の情報屋を殺害した疑いが浮上したものの、証拠不十分で罪に問えなかったという。殺人事件は自分たちの管轄だと主張する一課と、一連の事件に因縁がある二課が激しく対立する中、右京と亘は酒井と尾崎の意外な繋がりに気付く。
第4話 藪の外
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右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、小手鞠(森口瑤子)から、後輩の芸者・叶笑(高梨臨)を『怨憎会苦(おんぞうえく)』から救ってほしいと頼まれる。怨憎会苦とは、仏教用語で怨み憎む相手にも会わなければならない苦しみのこと。事情を聞くと、叶笑は芸者見習いだった15年前、暴行未遂事件にあったというが、最近その犯人が出所。周囲をうろついているので、目的を探ってほしいという。ところが、その男が一昨日、かんざしで首を一突きされ、殺害されていたことが判明。また、男の勤め先が、叶笑の得意客・吉岡(窪塚俊介)が社長を務める会社だったことが分かる。そんな中、凶器のかんざしから叶笑の指紋が検出され、取り調べを受けることに。いっぽう、独自の捜査を続けていた右京と亘は、15年前の暴行未遂の現場付近で、別の窃盗事件が発生していたことを知る。
第5話 天上の棲家
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右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、収賄疑惑が持たれた衆議院議員の白河達也(湯江タケユキ)が、自宅にゴミをまかれた“嫌がらせ”の捜査を押しつけられる。白河家は、大臣を輩出した政治家一族で、長年実権を握っているのは、達也の義理の母・貴代(冨士眞奈美)だった。貴代には、24年前、夫が収賄疑惑のさなかに自ら命を絶った過去があり、当時二課だった右京が、捜査を担当していたという因縁が。そんな中、達也の息子が誘拐されかける事件が発生。“告発者X”を名乗る人物から、達也宛に『会見を開き、罪を告白しなければ、家族を殺す』という脅迫文がもたらされた。Xとは、収賄疑惑を報じた日刊誌の情報源で、取材したのは、特命係と繋がりのある元検事の黒崎(内田裕也)だった。
第6話 三文芝居
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マンションの敷地内で電子部品メーカーに勤める派遣社員の男性が死亡する事件が発生。通報者は、出張風俗店のドライバーで、たまたまマンションに店の女性を送り届けたという松野(橋本じゅん)と名乗る男性。松野によると、被害者と首筋にドクロのタトゥーがある金髪の男が揉めていて、「鈴木」と呼ばれた金髪の男が鞄を奪って逃げ去るのを目撃したという。捜査一課は、被害者の勤務先をかんがみて“機密情報”に絡んだ殺人事件とにらんで捜査を進める。いっぽう、独自の捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、松野の目撃証言に不審なものを感じ、関係者に事情を聞く。すると問題の夜、松野が仕事を休んでいたことが判明。亘が厳しく追及するが、元劇団員だという松野は、突然シェイクスピアの芝居を演じ始めるなどして煙に巻く。そんな中、一課はドクロのタトゥーがある半グレ上がりの鈴木という男を逮捕。男は、被害者から闇金の借金を回収していたことを認めるが…!?
第7話 同日同刻
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2年前に起きたアポ電強盗殺人の被疑者が、空き家の床下から白骨遺体で発見された。捜査一課は、当時、事件を解決できなかったことに忸怩たる思いもあり、共犯者との仲間割れの線で、全容解明に乗り出す。そんな中、2年前に妊婦が階段から転落死した事件について、別件で事情聴取を受けていた男が、自らの犯行を自供する。しかし、弁護士の連城(松尾諭)を通じて、“平成の毒婦”と呼ばれる未決囚の女・遠峰小夜子(西田尚美)から、拘置所に呼び出された右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、驚くべき証言を聞く。
第8話 一夜の夢
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右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、レストランの前で揉めている男女を見掛け、間に入る。しかし、2人は大丈夫だと言って足早に立ち去ってしまった。翌日、亘はネット記事で、昨晩の女性が与党幹事長の娘・小早川奈穂美(上野なつひ)と気付くが、その矢先、彼女の婚約者である資産家男性が他殺体で発見される。捜査に乗り出した右京と亘は、奈穂美に事情を聞き、揉めていた男の素性を尋ねる。すると、落とした携帯電話を届けてくれた礼に、食事をしただけだという。問題の男は、宇野(柏原収史)というキャバクラの客引きで、奈穂美に一方的に結婚を迫っているらしい。右京と亘は、宇野に疑惑の目を向けるが、確固たるアリバイがあることが判明。それでも、拾った携帯電話から奈穂美の弱みを握り、結婚しろと脅しているのではないかという疑いは消せず、捜査を続けるが…!?
第9話 匿名
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歩道橋で女性が転落死する事件が発生。目撃者の主婦・智子(藤吉久美子)の証言により、被害者の知人の男が重要参考人として浮上する。男は、かつてカリスマイケメンシェフとしてマスコミをにぎわせていたが、SNSでの発言が炎上し、最近は金に困っていたという。一課が、行方をくらませた男を追う中、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、“通報のお手本”とも言える詳細な証言をした智子に注目。智子の証言と、防犯カメラの映像から、一週間前、矢坂美月(野村佑香)という女性弁護士が、被害者の女性と接触していたことを突き止める。ところが、美月はその直後、階段から足を踏み外して“事故死”していたことが分かる。最近は、DVやストーカーなどに苦しむ女性の事案を担当していたというが…!?
第10話 超・新生
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贋作を売り歩いていた画商が自首してきたものの、買い手は自身の目利き力が傷つくのを嫌い、いずれも「騙されたわけではない」と主張。“被害者が存在しない”という不可解な状況が発生する。経済事件を担当する二課でも詐欺罪に問えず、自首してきた画商をそのまま帰すことに。ところがその直後、問題の画商が自殺してしまう。亘(反町隆史)は、動機を「良心の呵責」と主張するが、右京(水谷豊)は事の経緯から、画商が警察に逮捕されることで“緊急避難”しようとしたのではないかと推理し、独自の捜査を始める。すると、贋作の製造、販売を、広域指定暴力団『扶桑武蔵桜』が取り仕切っていると判明。それを知った刑事部長の内村(片桐竜次)は、昵懇の関係にある組長の桑田圓丈(大石吾朗)と密談を交わす。
元日スペシャル 第11話 オマエニツミハ
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ある日、都内の河川敷で、鎌田(永嶋柊吾)という区役所に勤める男の撲殺死体が発見される。さっそく捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、犯人とおぼしき人物が「右足をひきずっていた」ことを知る。
そんな中、右京は、自分をつけ回している中年男がいることに気付く。その男が『こてまり』にまで現れたため問い質すと、仁江浜(岸谷五朗)というフリージャーナリストだと名乗る。聞くと仁江浜は、右京が“数々の難事件を解決している伝説の刑事”という噂を聞き、取材させてもらうつもりだったという。すげなく断わった右京だったが、仁江浜はすんなり引き下がりそうになかった。
第12話 欺し合い
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角田(山西惇)が給付金詐欺に引っ掛かっていることを察した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、詐欺グループと連絡が取れる状況を利用して、主犯を捕まえようと動き出す。角田の息子と偽って、鈴木(マギー)と名乗る詐欺グループの一員と接触した亘は、アジトを突き止めるため、「雇ってほしい」と頼み込む。亘に言いくるめられた鈴木の口利きで、アジトへの潜入に成功した亘だったが、目隠しで連れ回されたため、アジトの正確な場所までは特定できない。ただ、そこでは未成年と思われる佐藤(山崎光)という少年ら、数人が軟禁状態で働かされていることが分かった。
第13話 死神はまだか
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噺家の椿家一門の師匠である椿家團路(笹野高史)が、公演中、高座で古典落語『死神』をやっているさなか、突然倒れ、そのまま息を引き取った。『死神』は、今にも消えそうなろうそくが、「お前の寿命だ」と死神に宣告された男が、死神から渡された新しいろうそくに火を移そうとするが、うまくいかず、そのまま命を落とすという演目。團路は、そのオチの部分で、高座に倒れ込む“仕草”をしたまま、動かなくなってしまったのだった。團路は高齢の上、がん闘病中で余命宣告を受けていたことから、病死と判断されたが、たまたま現場に居合わせ、一部始終を目撃した右京(水谷豊)は、事件性を疑う。亘(反町隆史)や捜査一課の面々は、右京の見立てに半信半疑だったが、それでも右京には確信があるようで、独自の捜査を始める。
第14話 忘れもの
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ある夜、中迫(宮川一朗太)という男性客が、雨宿りのために飛び込みで小手鞠(森口瑤子)が営む小料理屋『こてまり』にやってくる。中迫が店を出た後、ハンカチを忘れていることに気付いた小手鞠は、追いついたところで、彼が高校時代の同級生だったことに気付く。ところが、再会も束の間、中迫は切迫した様子で、小手鞠は半ば強引にタクシーに乗せられ、その場から連れ去られてしまう。事情を聞くと、中迫は税理士で、ある事情から暴力団とかかわり、命を狙われているのだという。
第15話 薔薇と髭の不運
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貿易会社の社長・速水(綱島郷太郎)がマンションの一室で殺害される強盗殺人事件が発生。聞き込みにあたっていた麗音(篠原ゆき子)は、たまたま現場付近に居合わせ、バッグを奪われそうになったゲイバーのママ・ヒロコ(深沢敦)を助ける。すると、速水はヒロコの店の常連で、事件当夜、電話を受け、慌てて店を出ていたことが分かる。捜査一課は、問題のマンションに呼び出された愛人・郁美(吉井怜)が犯人と見て捜査を進める。いっぽう、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、ヒロコと顔見知りのフード配達員・池澤(瀬川亮)のやり取りから、バッグを奪おうとした“ひったくり犯”の動機が、ヒロコのスマホにあった可能性を指摘。犯人は、ヒロコが偶然撮った写真に、自分が写り込んでいると思い込み、スマホを奪おうとしたのではないかという推理だった。
第16話 人生ゲーム
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顔に殴られたアザのある少年を見かけ、声を掛けた右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、思い掛けず「友だちを助けて下さい!」と頼まれる。そんな中、近年急激に成長している激安スーパーの創業者・小峰(鎌倉太郎)の小学生の息子が誘拐される事件が発生。ところが、小峰は警察に介入されたくない理由でもあるのか、一向に通報する様子がない。それでも、異変を察知した右京と亘は、伊丹(川原和久)や角田(山西惇)らの協力をあおぎ、手分けして捜査を始める。
作品のあらすじやキャスト・スタッフに関する情報をご紹介!
2000年に土曜ワイド劇場の作品として放送を開始して以来、多くの人々に愛され、国民的ドラマへと成長を遂げた『相棒』――。
そんな『相棒』が2020年、ドラマ誕生から20周年の年を迎えます!
土曜ワイド劇場でプレシーズン作品として誕生し、20年にわたってファンに愛され続ける『相棒』がついに迎える大きな節目の年――『season14』以来、6シーズン目に突入し、ますます安定感を増す水谷豊と反町隆史演じる杉下右京&冠城亘のコンビはもとより、シリーズには欠かすことの出来ないレギュラー陣&名キャラクターたち、そして充実のシナリオライター陣が、ますます『相棒』ワールドを揺るぎないものへと昇華させます!
エグゼクティブプロデューサー
桑田潔(テレビ朝日)
チーフプロデューサー
佐藤涼一(テレビ朝日)
プロデューサー
高野渉(テレビ朝日)、西平敦郎(東映)、土田真通(東映)
脚本
輿水泰弘
音楽
池頼広
監督
橋本一
制作
テレビ朝日、東映
製作年
製作国
日本
(C)テレビ朝日・東映